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【後悔する前に!】高級時計の寿命、延ばすか縮めるかは〇〇次第!

高級時計を持つのが夢。

でも高額な時計だからこそ、半永久的に使える時計がほしい。

そんな悩みにお答えします。

こんなに高い時計なんだから、半永久的に使えるものではないの?

なんて思っているのは要注意なんです。

たとえ高級な時計であっても、「」である以上は寿命が存在します。

種類にもよりますが、電池で動くクォーツ時計、ソーラー時計の寿命は、10年程度と言われています。

余談ですが、お給料約3ヶ月分を出して頑張って買った時計の時間が狂いだした時は、かなりショックでした。

修理をお願いし、元通りになりましたが、時計のお手入れはもちろん、使い方管理場所などたくさんの要因が寿命に関係してくることを知りました。

時計の心臓部が故障してしまった場合は、基本的に修理できないこともしっかりと頭にいれておきましょう。

この記事でわかること

時計の寿命について

時計の寿命を延ばすためポイント注意点

時計の寿命をまず知ることで、これから時計を購入を考えている方、愛用中の時計を長く使いたい方のヒントになります。

 

寿命について知る

高級時計の寿命について、まずは知っておきましょう。

高級時計を購入する際、やっぱりネックとなるのが「価格」。安い買い物ではありませんよね。

一生もの」の腕時計は、「時計の寿命」を考えてしっかりと選びたいですね。

基本的に高級時計は高い技術で精巧に作られているので、かなり長持ちするというのが本当のところ。

状況にもよりますが、高級時計は少なくとも10年は使えると考えて間違いはありません。

ちょっと調子が悪くなってきてもメンテナンスに出すことで新品のように元通りになり、数年は何の問題もなく使えます。

製品によっては30年から50年以上使えるといったものすらあります。

しっかりと手入れをしていれば、高級時計はそれくらい長く使えるものだということは知っておきましょう。

では、腕時計の寿命の目安と、少しでも寿命を長くするためのコツ、注意点を紹介していきます。

 

時計の種類によって違う寿命

クォーツ式機械式ソーラー式など、種類、仕組み別の寿命をご紹介していきます。

クォーツ時計の寿命

クォーツ時計は電池で動いています。

電池の交換をしていればずっと使い続けられるというわけではなく、残念ながら寿命があります。

クォーツ時計の寿命は、きちんとメンテナンスをするかどうかにより、変わります。

定期的なメンテンナンスをしていないと、寿命はおよそ10年と言われています。

クォーツ時計も普段からきちんとお手入れをしていれば、寿命を延ばすことは可能です。

まだ歴史の浅いムーブメントであるため、未知なことも多いですが、30年ほど持つケースもあると言われています。

友人がクォーツ式の高級時計を使っていますが、しっかりとメンテナンスにも出してお手入れをしているので今年で16年目だそうです。

でもなぜ電池で動くクォーツ時計にも寿命があるの?

クォーツ時計の寿命

クォーツ時計に使われている電子回路の寿命は、平均20~30年と言われています。

もし、この電子回路が壊れてしまった場合、修理に出して電子回路を新しく交換することは、技術的には可能です。

でもここで注意しないといけないのが

  • 交換には数万円の費用がかかる
  • 交換部品が手に入らないケースが多い

ということ。

メモ

そもそもメーカーが交換部品を用意していなかったり、部品の保有期間が定められていて、その期間を過ぎると部品は処分されてしまいます。

20~30年も経つと交換部品がすでに廃番となっていたりすることもよくあります。

そのため、長期のアフターサービスが保証されている高級ブランドの腕時計は大丈夫なことがほとんどですが、安価な腕時計の多くは、修理自体が不可能となってしまいます。

機械式時計の寿命

 

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機械式腕時計の寿命は、メンテナンスをしっかりと行っていれば20、30年〜長くて50年くらいは寿命を延ばすことができると言われています。

しかし、メンテナンスを怠っているともって10年程です。

機械式時計の仕組み

機械式時計は、定期的にしっかりとメンテナンスを行うことで寿命は延びると言われています。

なぜなら、クォーツ時計よりも歴史が長い機械式時計は、巻き上げられたゼンマイを使って動力を確保する仕組みを採用しているからです。

とはいえ「半永久的に使える」というわけではありません。

製造から30年〜50年も経過すれば、経年劣化による部品交換が必要なパーツが非常に多くなってきてしまうのが現実です。

交換が難しい基幹パーツの摩耗が進むと、寿命を迎えてしまうことになります。

わたしの父は機械式の高級時計を25年使っています。

ソーラー腕時計の寿命

 

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では、最後にソーラー腕時計の寿命について説明します。

ソーラーだから長く持つんじゃないの?

と思う方も多いですよね。

メンテナンスを定期的に行っていると、10年以上使うこと十分可能です。

ソーラー時計の仕組み

ソーラー時計は太陽光や蛍光灯などの光エネルギーを動力とする太陽電池で動く腕時計です。

ソーラー腕時計は光エネルギーを貯めておく二次電池が搭載されています。

蓄積した光エネルギーを消費することで、夜間や光のない暗い場所でも使用できる仕組みになっています。

常時動かすことができているので、ソーラー腕時計は電池交換がいらないと思われがちですが、この二次電池の充電を繰り返すことで消耗しています。

スマートフォンやパソコンのように、長期使用環境状況によって経年劣化していきます。

二次電池の寿命は7年ほどといわれているため、電池交換をしなければ寿命は7年と短くなります。

この二次電池の寿命が来てしまうと、ソーラー腕時計といえども使えなくなってしまいます。

なので、寿命を延ばして長く使いたいという方は、他の時計同様、メンテナンスをしっかりとしなければなりません。

 

腕時計の寿命を伸ばすための秘訣

少しでも腕時計の寿命を延ばしたいと思う気持ちは皆同じではないでしょうか。

腕時計ごとに、それぞれの寿命を説明してきましたが、いずれも日々のお手入れと最善のメンテナンス不可欠です。

使用環境が悪く、メンテナンスされていない状態であればいくら高級時計でもすぐにダメになってしまう可能性も十分にあります。

でも、管理方法を気をつけるだけで、腕時計の寿命は確実に伸ばせます。

ここからは、腕時計の寿命を少しでも長く延ばすための5つのポイントを紹介していきます。

5つの大切なポイント

  • 電化製品、家電製品の近くに置かない
  • 電池が切れたらなるべく早く交換する
  • 毎日のお手入れを忘れずに
  • 保管場所は高温多湿を避ける
  • 衝撃を与えない

電化製品、家電製品の近くに置かない

腕時計を電子レンジテレビスマートフォンパソコンなど、その製品自体が磁気を発するものの近くに置かないようにしましょう。

電化製品の近くに置いてしまうと、電化製品が発する電磁波が腕時計に移ってしまいます。

電池式の腕時計の内部構成は非常に複雑な構成となっているので、強力な磁気などによって時計が磁化してしまいます。

時計が磁気帯びしてしまうと、専用の機械で磁気を抜く必要があるので注意が必要です。

身近なパソコンやスマホも磁気を発しているので、一緒に保管する場合は10〜20cmほど離すことをで磁気移りはほとんどないと言われています。

わたしは、デスクワークをする時は、腕時計を外してパソコンからなるべく遠ざけた場所に時計を置くようにしています。

電池が切れたら、なるべく早く交換する

電池が切れてしまったら、なるべく早めに交換するようにしましょう。

そうすることで腕時計の寿命を延ばすことができます。

電池が切れた状態のまま放置してしまうと、電池に残った微小な電流が腕時計へ流れ続けてしまい、液漏れが発生します。

この液漏れが原因で、ムーブメントや文字盤が錆びてしまうと使えなくなり、分解修理が必要となってしまいます。

もしも、腕時計を長時間使用しないのであれば、電池を抜いて保管することをおすすめします。

機械式時計の場合

機械式時計は電池がないため、より細かな管理が必要となっています。

劣化による故障を防ぐためにも少なくとも3ヵ月に1度はゼンマイをフルに巻いて動かすようにしましょう。

ゼンマイを巻くことで、時刻や日付の表示に関わる部品を稼働できるため潤滑油も循環していきます。

理想は毎日ゼンマイを回すのがベストではありますが、どれだけ放置をしていたとしても最低3ヵ月ごとにゼンマイをフルで巻くことをおすすめします。

なぜゼンマイを巻き上げるの?

機械式の内部にはとても精密な部品が使用されており、その機械をスムーズに動かすために機械油潤滑油が塗られています。

メンテナンスをせずに放置していると、油が凝固してしまい、部品とも劣化が進んでいってしまいます。

劣化することで時刻の遅れや、止まってしまう原因になります。

また、劣化により部品がすり減り故障の原因が連鎖していってしまうので注意です。

毎日のお手入れを忘れずに

日々の使用によって汚れは蓄積していくものです。

特に肌に触れるバンド部分は、放置してしまうことで皮脂により雑菌が繁殖し、汚れだけでなく、臭いの原因にもなります。

わたしは肌が弱いので、お手入れをさぼっていると金属ベルトで赤くかぶれてしまったことがあります。

お手入れに使用するものは、セーム革マイクロファイバーなどの乾いたクロスがおすすめです。

表面のきめ細やかなクロスは、汚れもしっかりと落としてくれます。

一日の終わりには柔らかい布でふき取ることを習慣にしましょう。

わたしは夜、歯磨きをするときに一緒に腕時計のお手入れをするルーティンにしています。

メモ

コマとコマの間にある汚れはどうしても取れないので、隙間の汚れを取る時は柔らかめの歯ブラシなどでブラッシングをし、ゴミをかき出しましょう。

夏の暑い季節など、汗をかいたり水に濡れてしまったときは、すぐに時計を外して水気をふき取ることが大切です。

保管場所には細心の注意を

防水性に優れた腕時計であっても、高温多湿の場所で腕時計を保管するのはNGです。

寒暖差によって腕時計内に結露が発生することがあり、そうなると部品の腐食などさまざまな故障をまねくことになります。

その結果、時計の寿命を縮めてしまう原因になるので注意しましょう。

気温の寒暖差以外に、気をつけないといけないのが湿気です。

湿気が多い場所で使用したり保管をすることは、金属部分の腐食や錆びを引き起こしてしまう要因になります。

お風呂やサウナ、シャワーなどの湿気が多い場所で使用したり、保管するのは避けましょう。

腕時計は大変デリケートなものなので、気温はなるべく5度~35度の範囲内で、直射日光の当たらない風通しの良い場所を選びましょう。

また、腕時計専用ケース腕時計スタンドアクリルケースに入れて保管するのがオススメです。

これを意識するだけでも腕時計そのものの寿命はもちろん、腕時計の電池も長持ちさせることができます。

衝撃を与えない

腕時計はとても細かい部品がいくつも組み合わさり、繊細な作りになっています。

時計によっては数万のパーツが組み合わさって出来ているものもあり、当たり所が悪いと残念ながら簡単に壊れてしまうこともあります。

例えば、机にぶつけたくらいの衝撃でも壊れてしまう可能性もあるのです。

ですので、気を付けて扱わないと意外と早く寿命を迎えてしまうということもあるのが現実です。

わたしはゴルフをする時や、腕時計に衝撃がかかる可能性のあるようなスポーツをする際は、必ず時計を外しています。

保管場所も、落下しない安定した場所に時計を置き、故障のリスクを避けることを忘れてはいけません。

 

オーバーホールは必須

全ての種類の時計に言えることですが、定期的にしっかりとメンテナンスすることは、寿命を伸ばす上でとても大切になります。

オーバーホールは、3~5年に1度は行なうのがベストです。

特に機械式時計は繊細な歯車が絡み合って動くため、定期的なオーバーホールが必要不可欠です。

オーバーホールのメリット

オーバーホールでは、たまった汚れを取り除いたり、それぞれのパーツをうまく動かすための潤滑油を新しくしたり、消耗したパーツを取り換えてもらえます。

ムーブメントの負担を減らすことができ、腕時計の寿命延長につなげることができます。

オーバーホールを適切に行なうことで寿命を20年、30年、長ければ50年ほどにのばすこともできます。

10年未満で高級な機械式腕時計を買い替えることを考えると、定期的なオーバーホールはコストの面でもおすすめです。

そしてなにより、お気に入りの腕時計を数十年も愛用できるというのは嬉しいメリットですね。

クォーツ時計、ソーラー時計も不調があればメーカーに修理をお願いしましょう。

 

【後悔する前に!】高級時計の寿命、延ばすか縮めるかは〇〇次第! : まとめ

「一生もの」として、それくらいの覚悟で購入する高級時計。

時計にもある「寿命」が、自分の使い方によって伸ばせるとわかるとさらに愛着がわいてきます。

また、これから高級時計の購入を考えている方とっても事前にある程度の寿命を知っておくと安心ですね。

 

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