そんな疑問にお答えします。
先に結論を言うと、レザー製のバッグであるピコタンもピコタンロックも雨の日には使用しないでください。
レザー製の物全般に言えることですが、水濡れの際には以下のようなリスクがあります。
- シミの原因
- 型崩れに繋がる
- 水ぶくれ
- 色落ち
- カビの原因
どれ一つとして、大事なバッグに起きてほしくはないトラブルですね。
とはいえ、急な雨はいつでも起こりうること。
雨の日はピコタンを持ち出さないにしても、急に雨が降っては対応が困りますね。
この記事を読むことで、
- ピコタン使用時に急な雨が降った時の応急処置
- ピコタン使用時に急な雨が降った時の備え
以上を理解できる内容になっています。
大切なピコタンを水濡れから守るためにも、事前にしっかりと読むことをオススメします。
大事に使用することは、きれいな状態を保てるだけではなく、いつか売却する際にも有利になりますよ。
目次
ピコタンは濡れるとどうなるのか
ピコタンはこだわりあるレザーを素材に作られた高級バッグ。
冒頭でもお話しましたが、レザー製は水に弱いという特徴があります。
それはピコタンも同様です。
多くの革製品では水から守るため、防水スプレーなど革を保護する物が販売されています。
ですが、ピコタンは防水スプレーやクリームなど自己判断での使用は避けた方が良いと言われています。
シミなどの原因に繋がる場合があるので避ける方が良いでしょう。
水濡れのリスク
繰り返しになりますが、ピコタンの水濡れのリスクは以下になります。
- シミの原因
- 型崩れに繋がる
- 水ぶくれ
- 色落ち
- カビの原因
その他にも、バッグ内の物の浸水なども考えられるため雨は避けるに限ります。
雨の日、雨予報の日にはピコタンの使用は控えましょう。
それでも、急な雨が降ることもあります。
そんなときの応急処置はこの後解説していきます。
水濡れの際やってはいけないこと
応急処置の解説の前に、これだけはやってはいけないということを解説します。
革製品が水に弱いことは知っている方も多いでしょう。
それゆえに、雨などで急に濡れると大変焦ります。
焦るとついついやってしまうこともありますが、
- 布などで強く擦る
- ドライヤーで急いで乾かす
- ヒーターなどの前に置いて乾かす
慌てると誰もがやってしまいがちな事ではないでしょうか。
特に強く擦ることは、いつでもどこでも簡単にできてしまう為注意が必要です。
私もお気に入りの革財布を水たまりに落とした際に、ティッシュペーパーで強く擦った事があります。
しっかりと濡れた部分がシミになりました。
慌てると人間はやってはだめだと思ってもやってしまうことがあります。
それを防ぐためには正しい知識と、普段から意識することが大切です。
ピコタンを持ち歩くなら、強く擦ってはいけないとしっかり意識しておきましょう。
慌ててはいけないからと、平静を装って濡れたまま放置も絶対にしてはいけません。
色落ちどころか水ぶくれ、カビの原因など、取り返しの付かないことに繋がるかもしれませんよ。
水濡れ時の処置はどうするべきか
ピコタンの水濡れ時にやるべきことは2つあります。
- 乾いた布で叩いて水気をとる
- 陰干しをする
乾いた布で水気をとるときには、とんとんと叩くように水気をとるのが理想的です。
間違えてもこすりつけてはいけません。
色落ちを防ぐためにも、地道にとんとんと叩いて水気をとってあげましょう。
そしてその後は陰干しで乾かしましょう。
必ず陰干しすることが重要で、ドライヤーなどの熱で乾かすとレザーが痛む原因になります。
また、しっかりと乾燥させないとカビの原因になることも考えられます。
エルメスは良質な革を素材に使用しています。そして、革製品は通常の繊維よりもカビやすいという特徴があります。
革素材には油脂が含まれています。油脂はカビの栄養にもなるというのが、カビやすい理由の一つです。
もしもピコタンが濡れてしまったときには、すぐに布で叩いて水気をとる。
その後しっかりと陰干しすることで水濡れのリスクを最小限に抑えることができます。
また、正規店に持ち込むことで可能な限り修復してもらえる可能性があります。
自力でどうにかしようとするとかえって悪化を誘発することも考えられます。
不安があったり、トラブルが発生した際には正規店でメンテナンスを受けるのが無難と言えそうです。
また、革製品は水濡れ後油脂が均一でなくなり革が硬くなることがあります。
その際、油脂を補うためにクリームを使用することがありますが、ピコタンは自己判断でクリームを使うのは避けましょう。
ピコタンの購入の際に店員さんに「水濡れなどの際には持ってきてください」などと言われることもあるようです。
正規店でしっかりメンテナンスしてもらうことが、ピコタンを長持ちさせるポイントになりますよ。
しっかりした準備がピコタンを水濡れから守る
水濡れ時にしてはいけないこと、するべきことが分かったかと思います。
それでも、一番大事なことはぬらさないこと。そこに限ります。
急な雨は予測ができないため、簡単な準備でピコタンを水濡れから守りましょう。
レインカバーは付いてこない
エルメスのピコタンを購入しても、レインカバーは付いてきません。
バーキンやケリーなど一部モデルには付属するようですが、ピコタンにはありません。
雨だけどバーキン持ちたい日だから、レインカバー☔️
エルメスのレインカバー、最初に2枚付いてきます
が、すぐに裂けてボロくなる 既に1枚パー
これボロくなったらどうすれば良いの?#エルメス #バーキン #ピンク pic.twitter.com/EkyxGo0HJ8
— 海外避難生活みさちゃす (@misachasu0209) July 8, 2016
ピコタンにもあると便利だなとは思います。
ですが、高級感が少しそがれてしまう感じが残念に感じます。
とはいえ、大切なバッグを水濡れから守ることが何よりも大事ですね。
ピコタンロックを水濡れから防ぐには、自分で代わりの対策をする必要があります。
ピコタンのレインカバーの代用
大事なピコタンを水濡れから防ぐ。
見た目よりも、そのことが重要ではありますが、だからと言ってスーパーの袋などに入れて持ち歩くのもちょっと残念ですよね。
人によってはバッグを抱えて雨があたらない場所まで走ったなんてことも聞いたことがあります。
短距離ならまだしも、そこそこの距離があると楽ではないですね。
そこで代替案ですが、お気に入りのエコバッグをピコタンの中に忍ばせておいてはいかがでしょうか?
雨が降ってきたらエコバッグの中に、まるっとしまい込めば雨よけになります。
さすがに高級感は消えてしまいますが、スーパーの袋から透けて見えるピコタンよりは見栄えも良いかと思います。
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最近ではおしゃれなエコバッグも多いです。
ファッションの妨げにもなりにくいものがあるので、もしもの時の為にピコタンに入れておいてはいかがでしょうか?
とはいえ、車などがあればしまっておいた方が無難です。
あくまでも本当に困った時のお守りとして準備しておくと安心ですね。
雨の日用のバッグを持っておくのも有効
バーキンなどのエルメスバッグに比べて手が出しやすいピコタンロック。
ですが、簡単に買い替えられる様な物ではありません。
それに手に入りにくいモデルでもあります。大事に使うのが一番でしょう。
実際高級バッグを使用している方の多くは、雨の日や天気が優れない時のために、別の鞄を持っているようです。
繊細な革製品は時には休ませることで、長く大切に使用することができますよ。
どうしてもエルメスのバッグにこだわりたいという方は、フィヨルドという素材のバッグを選ぶといいです。
というのも、エルメスの中でも特に耐水性、耐久性に優れた雌の仔牛の革を使用した素材なんです。
ガーデンパーティーやケリーなどで使用されている事が多いですよ。
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これがガーデンパーティーですが、おしゃれで高級感がありますね。
それでいて、普段使いしやすい耐久性もあるのでいつでもエルメスを身につけたい方は持っておくと良いでしょう。
【エルメス】ピコタンの雨の日対策!!みんなはどうしてる!?:まとめ
エルメスバッグにはモデルによって、レインカバーが付属しているものもあります。
ですが、ピコタンロックには付属のレインカバーはありません。
ピコタンユーザーの多くが、
- 雨の日には持ち歩かない
- 別の鞄を使用する
という方法を選択しているようです。
プラスして、おしゃれなエコバッグを準備して置くと予想外の雨にも対応できますよ。
入手困難なピコタンロック。しっかり雨から防いで大事に使用していきましょう。