そんな疑問にお答えします。
社会人15年目。
仕事を通して、会社のトップ、成功者の方々に出会う機会が増えました。
共通して言えるのが、振る舞いも身だしなみもきっちりとしているということ。
袖からチラッと見える良質な時計にも、毎回刺激をもらいます。
昔から高級時計には憧れていて、持つタイミングを探していた時に、成功者の方々が自分達の時計の話で盛り上がっているのを聞きました。
そんな方たちの仲間入りがしたく、私も高級時計を身につけたいと強く思うようになりました。
スマホが主流の今、腕時計すらもたない人が増えているのも現実です。
それでも、なぜ高級時計にこだわる人が多いのか、
- 高級時計の魅力
- 高級時計を持つメリット
について説明していきます。
高級時計を持つ意味はあるのか
最近では、腕時計なんて必要無い!「腕時計不要論」をネット上、若い世代の方からもよく聞きます。
現在はスマートフォンを持ち歩く人がほとんどで、時間の確認においては腕時計が「不要」という意見が多くなっています。
要る派vs要らない派の論争が頻繁に繰り広げられているんです。
わたし自身も、スマホで時間は確認できるので時計は仕事の時以外はつけていないことが多いです。
ただ、やはり仕事ではどうしてもスマホを見られなかったりする場面もあり、時計は必要だと思っています。
腕時計が必要不要かを考える前に、
- 腕時計に対して世間ではどんな見方をされているのか
- それが高級時計である必要があるのか
を見ていきましょう。
高級時計はビジネスの身だしなみとして必須
ビジネスの世界では、会社のトップであろうが一般会社員でも、身だしなみは最低限のマナーです。
腕時計を付けずに、仕事中(例えば大事な会議中など)に時間を見るためにスマホや携帯を出していたら、上司から間違いなく叱責を受けるでしょう。
これは、社歴の若い人も同じだと言えます。
学生でも就職活動では、腕時計は必須と大手就活サイトに書かれており、意識の高い人たちほど腕時計はマストになってきます。
そして、腕時計が身だしなみのアイテムのひとつとして社会では広く認知されています。
その時計が良質な物である方が、社会的地位、身だしなみの観点から見ても好ましく思われるようになってきています。
そのために、良い腕時計=高級腕時計という考えも浸透してきました。
「昔のように高級腕時計は必要なのか?」という高級腕時計論争もありますが、やはり高級時計のメリットは大きく、持つことに意味はあります。
では、高級時計のメリットを1つずつ見ていきましょう。
高級時計のメリット
高級時計を持つ6つのメリットを説明していきます。
①高級腕時計は成功・憧れのシンボル
高級腕時計を着けている=成功者の図式は必ずしも成り立つわけではありませんが、成功者や、人気有名人は、ほぼ、みんなステキな高級腕時計を着けています。
だからといって、「高級腕時計を買えば・つければ成功する」とは言いませんが、憧れの存在=高級腕時計という図式は成り立ちやすいということになります。
②社会的地位、人間性でポジティブな印象を与える
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高級時計をつけていると、身に着けている人のステータスを表していると考えられます。
腕時計は身に着けている人がどういった人物なのかある程度測ることができます。
高価な腕時計を着けたその結果、周囲からの接し方が変わることもあります。
同じくステイタスを示せるツールとして、スーツや靴も評価対象にはなりますが、一目でブランドを認識することはできず、わかりづらい面があります。
その点腕時計は有名ブランドなら、一目で認識してもらえるというわけです。
わたし自身、たくさんのお客様と出会う場で接客業をしていましたが、お客様の腕にキラリと光る良質の時計を見つけると、このお客様は信頼できると、不思議と安心感に繋がりました。
“スーツには革靴、革ベルト、ネクタイ、高級腕時計”と言うのは、もう古い考えと思われがちです。
ただ、正統派スタイルは初対面の人には信頼され、安心感を与え易い傾向にあるというのは、わたしの経験からも言えることです。
また、ハロー効果とも言いますが、手に入れた時計にふさわしい自分になるよう自分を鼓舞することもできます。
③コミュニケーションツールとして有効
「腕時計の話題で新規営業先との雑談が盛り上がって契約をとれた。」
同僚が得意げに話してきたことがあります。
また、わたし自身も冒頭で話しましたが、会議中、時計の話で盛り上がり、会議も和やかに進んだことも経験しています。
高級腕時計をしていると話が弾み、短時間で打ち解けやすくなるなど、ビジネスシーンにおいて相手とのコミュニケーションに役立つことがあります。
もちろん高級腕時計だけで決め手になることは無いですが、難しい商談や会議などで、時計がキッカケとなり、会話が弾めば良い関係性を築くことができます。
そうすると、良い仕事に繋がり、商談成立となる場合も大いにあり得るというわけです。
特に高級腕時計は社会的地位が高い人の中には好きな人も多く、色々勉強して、調べて買うのでそれぞれに必ずこだわりがあります。
自分も高級腕時計に興味を持ち、同じように色々調べてから買った経験があると時計を通じて話が弾むというわけです。
時計への関心の高さから他人の腕時計も気になるということですね。
④資産としての価値があり、投資になる
「必要性」とは異なりますが、実は高級腕時計の最大にして最高のメリットは「資産」と言えます。
値段の安いの時計は使い捨てのような使い方がほとんどですが、高級腕時計であれば「腕時計投資」とも言われ、長く価値ある資産として使用することができます。
わたしの友人が言っていましたが、普段から身につけて利用できる上に、中古品の需要も多いので価値は下がりにくい。
優秀な投資物資として注目していると言っていました。
でも、いくら資産になるからといっても、日常で身につけているとついてしまう小さな傷。
実は、20万円以上のクラスの価格帯の高級腕時計なら、金属の傷は表面を磨けば新品状態まで復活します。
バッグなどを売りに出すときなどは汚れや傷の有無で価値がどんと落ちてしまうこともあります。
ただ、腕時計は他の中古市場の商品とは違い、傷の有無では価値は左右されにくいという特徴があります。
確かに「価値」という部分では、わたしも革のベルトの時計を使っていますが、毎年、夏を越すと、ベルトを取り替えています。
そうすると、また新しい時計のように蘇ります。
時計の価値が下がっていないということに繋がりますよね。
このように中古でも値がさがりにくい高級腕時計は、プレミアが付くケースもあり、ファッションアイテムとしてだけではなく「投資アイテム」として考えることもできます。
⑤高級時計でしか味わえない高品質と高機能
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良質な時計は、ただ時間が確認できればいいという安物とは違います。
ムーブメントや文字盤に手作業で装飾を施したり、外装の仕上げに何日もかけたり、複雑機構(コンプリケーション)を開発したりなど、もはや伝統工芸品と言っても過言ではありません。
高級時計は、ブランドの職人達の歴史ある伝統を味わうことができるというのもひとつの醍醐味です。
こうした熟練の時計職人によって生み出される高級腕時計の深みを味わいながら、日々身につけ、愛でることをすると、必ずし虜になりますよ。
⑥「一生もの」の腕時計になる
高級腕時計メーカーの多くは、手厚い長期間の保証があります。
長期保証は技術の自信の表れでもあります。
こうした手厚い長期保証があることで末永く愛用していける「一生ものになる」という安心感があります。
ブランドにどれくらいの保証期間があるか例をあげてみました。
5年保証
・ロレックス
・オメガ
10年保証
・シチズンの上位ブランド「ザ・シチズン」
「世界三大時計」と呼ばれるうちの一つ、パテックフィリップは、永久保証という驚くべきサービスを提供しています。
ここからわかるのは、高級時計を購入にするために、高い費用はかかりますが、単に高いブランドの腕時計というだけではないということ。
オーバーホール
高級腕時計は、機能性や、デザイン性だけでなく、耐久性にも優れています。
特に機械式の時計であれば定期的にオーバーホール(点検修理)をすれば、外装磨きも行われ、新品同様で返ってきて、数十年使用することができます。
わたし自身、若い時に買ったいわゆる安い時計は、お気に入りで3年使いましたが、動かなくなり修理に出しすと、もう寿命です。
といわれ、修理すらできず返ってきた悲しい思い出があります。
高級時計を知る
わたしは高級腕時計と言って思いつくのは「ロレックス」でしたが、それ以外にも、もっと高級なブランドがいくつもあることを知り驚きました。
では、紹介していきます。
【世界三大】高級時計
パテックフィリップ
ヴァシュロン・コンスタンタン
オーディマ・ピゲ
これらの三大ブランドは、他の高級時計ブランドとは一線を画すことから、雲の上の存在という意味を込めて「雲上ブランド」ともいわれています。
1つずつ紹介していきます。
パティックフィリップ
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1839年に創業したパテックフィリップは、約180年続く老舗ブランドです。
三大高級時計の中でも名実共に、最上位に君臨し、一線を画す世界最高の時計ブランドです。
時計業界でも数少ない、製造の工程をすべて自社でまかなう「マニファクチュールブランド」です。
大きな特徴として、ほかのマニファクチュールブランドが実現できない複雑機構(コンプリケーション)の製造を可能としているところです。
製造が困難とされる複雑機構(コンプリケーション)を、長年にわたり受け継いでいます。
長い歴史のなかで培われた確かな技術力から生まれる数々の名作は、どれも、世界基準の高品質で、世界中の愛好家を虜にし続けています。
嵐の櫻井翔さんは、クルドパリ仕様のカラトラバを着用しています。
この腕時計を、いつか息子ができたら引き継ぎたいと言われていました。
トヨタ自動車社長の豊田章夫氏もパティックフィリップの時計を使用しています
ヴァシュロン・コンスタンタン
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ヴァシュロン・コンスタンタンは、1755年の創業から260年以上もの間、創業一族が歴史を紡いできている歴史が深いブランド。
世界三大時計ブランドの中で最も古い歴史があります。
1960年代に起きたクォーツクライシスによって、自社の歴史に空白期間が生まれてしまった高級ブランドは少なくありません。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、一度も歴史を途切れさせずに発展してきた稀有なメゾンです。
イチロー選手はオーヴァーシーズ クロノグラフ ENGINE限定モデルを愛用しているのは印象的です。
また、芸能人ではタモリさんが(1912 37001/000G-863)を愛用しています。
オーデマ・ピゲ
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オーデマ ピゲは創業から一貫して創業者一族が経営を続けているメゾンです。
145年以上に渡ってあらゆる複雑機構(コンプリケーション)のノウハウを蓄積しています。
革新的で、芸術的なスイス製、複雑機構(コンプリケーション)の旗手として名高いブランドです。
マニュファクチュールから生み出される少量生産の高級腕時計であるため、高い希少価値を備え、最高峰のステータスを誇っています。
オーデマピゲの愛用者にはスポーツ選手が多く、特にプロサッカー選手に人気です。
オーデマ・ピゲのアンバサダーであった世界最高の選手、リオネル・メッシをはじめ、長友佑都選手も愛用しています。
大衆向け高級時計
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紹介した雲上ブランド3社以外にも高級時計メーカーはいくつもあります。
ロレックス、ウブロ、パネライ、ブレゲ、ランゲ&ゾーネなどです。
世界三大高級時計に比べると、大衆向けというだけで、どのブランドもそれぞれに深い歴史があり、品質、機能とも最上級のブランドです。
これぞロマン!人生の一瞬一瞬を高級時計と刻む、最大のメリット! : まとめ
いかがでしたか?
高級時計にしかないメリットを感じていただけたと思います。
腕時計不要論がある中でも、高級腕時計の愛好者は腕時計にロマンを感じ、愛用しています。
一生ものとして、自分にしかない人生の大切な時間を高級時計と一緒に刻むことで、きっとワンランク上の良質な生活ができるようになりますよ。