そのような疑問にお答えします。
アルファードはご存じの通り高級ミニバンではあります。
しかし、ファミリー層にも人気であり、男性のみならず女性が運転していることも珍しくなくなりましたね。
車体が大きいと「自分にも運転できるのか不安」という方もいることでしょう。
結論を先に述べますが、大きな車ではあるものの運転はしやすいものとなっています。
その理由を、
- アルファードの特徴
- サイズ感
- 駐車のしやすさ
- 安全性
- 口コミ
以上の視点から解説していきます。
アルファードについて知識を求めている方はもちろん、これからアルファードを購入しようか考えている人までピッタリな内容です。
目次
アルファードの性能
アルファードは、トヨタ自動車で販売されている高級ミニバンです。
洗練されたデザインや高い性能が評価され、多くのファンが存在します。
運転席や乗客席の快適性や利便性にもこだわりがあり、長時間移動やファミリーカーとしての使用に適しています。
ここでは、アルファードの性能を詳しく見ていきましょう。
アルファードの概要紹介
アルファードは2002年に初代が発売され、現行モデルは3代目となっています。
多くの改良を重ね、現在においても大変人気の車種となっており、現在現行モデルは中古車販売のみとなっています。
車体の大きさや豪華な装備、高い安全性などが特徴です。
ガソリン車とハイブリッド車の2種類があり、7人乗り、8人乗りが選べます。
豊富な内装色やグレードが用意されており、現行モデルにおいてはSCパッケージが人気です。
こちらの記事でも紹介しているので、気になる方は読んでみてくださいね。
アルファードの特徴
アルファードには下記の特徴があります。
- 充実した装備
- 高い安全性
- 高い走行性能
- 豊富なバリエーション
高級感のある内装やシート、さまざまな機能が搭載されています。
また、衝突被害軽減ブレーキや自動ブレーキなどの先進安全技術が搭載されてるので、安全性にも大変優れています。
走行面にも定評があり、トヨタの高い技術力が生み出すスムーズな走りと快適な乗り心地も特徴的です。
グレードによる差もありますが、シートの座り心地が良いところも特徴です。
例えば寒い日でも苦にならないように、座席から温風がでるシートヒーターが付いているなど快適さにおいても優れています。
グレードは豊富に準備されており、最高級モデルのエグゼクティブラウンジにおいては、セカンドシートの乗り心地を絶賛する声も聞かれています。
理由としてはパワーオットマンやリクライニング、シートヒーターや読書灯など様々な装備があるといった超快適空間となっているからです。
「運転手をつけたい」などという声も聞かれるほどに、豪華な仕様となっています。
アルファードのサイズ感
アルファードがどのくらい大きな車なのか見ていきましょう。
アルファードはミニバントップクラスのサイズとなっています。
とはいえ、実際どのくらいのサイズがあるのかは分からないという方も多いのではないでしょうか。
アルファードと同じくトヨタの人気車種ヴォクシーのサイズ感と比較してみましょう。
アルファードがどれだけ大きい車なのかが分かるはずです。
アルファードとヴォクシーのサイズ
今回アルファードは人気の高い”SCパッケージ”とヴォクシーの一番人気”S-Z”のサイズを比べてみましょう。
どちらも2WDのサイズとなっています。
全長、全幅、全高のサイズをそれぞれ表にまとめています。
ポイント
- 全長:車全体の長さ
- 全幅:ドアミラーを除いた車の幅
- 全高:車両の高さ
以下が実際にアルファードとヴォクシーのサイズを比較した表です。
アルファード | 全長 | 4,950㎜ |
全幅 | 1,850㎜ | |
全高 | 1,935㎜ | |
ヴォクシー | 全長 | 4,695㎜ |
全幅 | 1,730㎜ | |
全高 | 1,895㎜ |
上の表からも分かるように、ヴォクシーと比べるとアルファードの全長は25.5cm大きいです。
また、全幅はヴォクシーより12cm大きくなっています。
全高においては大きな差はなく、アルファードが4cmのみ大きい事が分かります。
ミニバンなどの視点が高い車は視界がよく、運転しやすいという特徴があります。
私自身、もともとは車高の低いステーションワゴンに乗っていましたが、現在はヴォクシーに乗っています。
車を変えたばかりの頃は、突然の背の高い車の運転に恐怖心がありました。
しかし、実際運転してみるとミニバンの方が視界がよく、特に右折待ちなどで運転のしやすさを実感できます。
全高においてはほぼ変わらないため、走行の面においてはアルファードも走りやすいと言えるでしょう。
アルファードは駐車しやすい?
アルファードは大変大きな車ですが、はたして駐車はしやすいのでしょうか?
結論をお伝えすると、車体感覚はつかみやすいです。
とはいえ、サイズからも分かるように駐車スペースにゆとりがないことが多いため、ある度程駐車技術が必要でもあります。
そのワケを、
- 車幅
- 全長
- 視界
以上3つの点から説明します。
駐車スペースにゆとりがない
アルファードクラスのサイズの車では、駐車スペースには縦横ともにピッタリ止める必要があります。
駐車スペースの幅はアルファードの全幅だと、全くと言って良いほどにゆとりがありません。
また全長もかなり長いため、駐車スペースのぎりぎりまで車を寄せなければ駐車スペースから飛び出してしまうことがほとんどです。
斜めに駐車してしまうと、自分の駐車スペースで収まらないという場合もあります。
他の小型の車種では多少斜めに駐車しても、自信の駐車スペースで間に合います。
それに比べてアルファードは、斜めに駐車していたり、ぎりぎりまで詰めて駐車できていない場合、駐車スペースをはみ出す要因になりかねません。
そのため、アルファードの駐車はほかの車種よりもシビアなものと言えるでしょう。
車体感覚はつかみやすい形
アルファードはご存じの通りスクエア型の車です。
ボンネットとサイドミラーを除くと、余計なでっぱりがない作りとなっています。
極端にボンネット側が飛び出している車種や、セダンのようにトランク側に奥行きがあるものは車体感覚をつかむうえで邪魔になることも多いです。
しかし、スクエア型の場合奥行きを気にする必要がないため、見た通りの感覚で駐車がしやすい作りになっています。
バックで駐車する場合には、サイドミラーのでっぱりのみ注意すればいいので難しくはありません。
先ほどの説明では「アルファードの駐車はシビア」とまとめているので、アルファードの駐車は難しいと理解された方もいるかもしれません。
確かにきっちり止めなければならないアルファードの駐車はシビアです。
しかし駐車時の注意点はセダンなどの車種と比べると格段に少ないです。
つまり、ある程度駐車技術があれば比較的簡単に駐車ができる車と言えます
駐車時の視界は使用環境の影響を受けやすい
バックでの駐車を行う際には、使用環境によって視界が悪くなります。
- 後部座席に人や物を乗せている
- 3列目シートを跳ね上げている
このような場合には、ルームミラーや目視での視界が狭まります。
運転の経験がある方なら、後部座席への乗車の有無で視界が変わることは経験済みではないでしょうか。
アルファードにおいても、ルームミラーや目視での視界が狭まる原因になります。
また、3列目シートを跳ね上げると実は目視での視界が半減します。
すでに3列目を跳ね上げることのできる車種にお乗りの方からすると常識でしょう。
経験のない人のために説明すると、シートを跳ね上げることで、3列目側の窓からの視界がシートで隠れてしまいます。
それとは別に、前方から駐車する場合においてはどんなに身を乗り出しても、ボンネットの先端は見えません。
つまり、ぎりぎりまで詰めて駐車しなければならない大型ミニバンのアルファードにおいては、レーダーやカメラでの感知か自身の車体感覚に頼るほかないのです。
2つのオプションがあると駐車がしやすい
大型ミニバンのアルファードにおいては、以下2つの装備があると誰でも駐車がしやすくなります。
- バックモニター
- デジタルインナーミラー
バックモニターにおいては、アルファードに限らず使用している方が多いのではないでしょうか。
私自身もともとバックモニターがついていない車に乗っていたのですが、いざバックモニターを使用すると駐車がとても簡単になりました。
というのも、後方視野をモニター越しに確保できるため、駐車スペースぎりぎりまで寄せることができます。
また、車体の傾きやトランクルームを開閉できる奥行きを確認できるなど、駐車に少しでも不安のあるドライバーには必須のオプションです。
デジタルインナーミラーに関してはあまり聞き馴染みがないかもしれません。
ルームミラーからの視界が大幅に広がる装備品です。
簡単に説明すると、カメラで撮影した映像を高解像度なモニターに表示するシステムです。
従来のルームミラーでは、車内の荷物や乗員の頭部などで視界が遮られることがあります。
しかし、デジタルインナーミラーなら、それらの障害物を排除しクリアな映像を提供してくれるのです。
アルファードの安全性について
アルファードには、以下のような先進安全技術が搭載されています。
これらの安全性に対する配慮が、アルファードの高い信頼性と運転のしやすさに影響しています。
- プリクラッシュセーフティー
- レーダークルーズコントロール
- レーントレーシングアシスト
- 後方誤発進抑制機能
- ロードサインアシスト
アルファードはこれらの技術によって、万が一の事故に備え、ドライバーと乗員の安全を確保しています。
また事故を未然に防ぐだけではなく、ドライバーの運転をサポートする技術も採用されています。
上に紹介した技術以外にも、オートでハイビームの切り替えを行う機能など様々な先進技術が組み込まれています。
プリクラッシュセーフティー
「プリクラッシュセーフティー」は、前方に設置されたカメラとレーダーが、前方の車両や障害物を感知して、ドライバーに事前に警告してくれます。
また、必要に応じて即座にブレーキをかけてくれる機能です。
追突事故や衝突事故を予防するために非常に有効な機能となっています。
私の愛車ヴォクシーにも搭載されていますが、早い段階から警告をしてくれるため注意する習慣が身に付きます。
問題点としては、時々誤作動があり、通常走行中でも反応する場合があることです。
どうしても気になる場合には、スイッチ一つでオンオフ切り替えられることもできます。
とはいえ、安全第一なのでなるべくはオンの状態で走行することをオススメします。
レーダークルーズコントロール
「レーダークルーズコントロール」とは、車両前方に設置されたレーダーを利用して、前方車両との車間距離を一定に保ちます。
車両前方に障害物がある場合には自動的にブレーキをかけて速度を調整し、前方車両との距離を確保することができます。
高速道路での走行や渋滞時のストレスを軽減できる優れた機能です。
めったに高速を使用することはないため、私自身あまり活用したことはありませんが、「運転が楽になった」という話はよく聞きます。
高速道路での走行時のみ作動するという車が多いですが、アルファードにおいては高速のみならず、渋滞時などの低速走行にも対応しています。
レーントレーシングアシスト
「レーントレーシングアシスト」とは、車両前方に設置されたカメラで、車両がレーンから外れそうになると運転席に警告を発する機能です。
必要に応じて車両のステアリングを自動的に制御する機能も付いています。
運転手が疲れている場合や、走行中何かに気を取られてうっかりレーンを超えそうになった時に事故にならないようサポートしてくれます。
後方誤発進抑制機能
「後方誤発進抑制機能」とは、後進時に車両後方に設置されたセンサーが、車両や歩行者の接近を感知してくれます。
車両や歩行者などの感知時には車両のブレーキを自動的に作動し未然に事故を防ぎます。
一度だけ、暗がりで障害物がよく見えなかったときに助けられてことがあります。
その際、警告音がなり急にブレーキが作動し本当に車が停車しました。
おかげで、車を傷つけることがなく済んだのでまさに先進技術さまさまです。
その他にも、後方に進行中に急アクセルなどヒヤリとする場面をカバーすることで、駐車時や発進時の事故を防いでくれるなど事故防止に大きく役立っています。
しかし安全装置に頼り切った運転は危険なので注意しましょう。
ロードサインアシスト
「ロードサインアシスト」とは、車両前方にある道路座標をカメラで感知して、運転手に表示する機能です。
カメラが感知した道路の情報は、運転席に表示されます。
表示される情報には、速度制限や交差点の案内などがあり、運転手に必要な情報を提供することができます。
これにより、運転手が道路を見落とすことを防ぎ交通ルールを守りながら運転することができます。
時々、「ここは制限速度何キロだろう?」となることはあるかと思います。
しかしアルファードではそのような心配とは無縁なのです。
より一層運転に集中できそうですね。
アルファードの評判や口コミについて
アルファードは、日本国内だけでなく世界的に人気が高く、多くのユーザーから高い評価を得ています。
紹介したように安全性もとても高い車で、高級感や使用感においても優れています。
そのようなアルファードの口コミの一部を紹介します。
ぜひアルファード購入の参考にしてみてはいかがでしょうか。
アルファードの良い口コミの内容
アルファードの評判や口コミでは、以下のようなことがよく言われています。
- 車内が広く、乗り心地が良い
- 高速道路でも快適
- 装備が豊富で長距離ドライブも快適
- 大型の荷物も積めるため、家族旅行やアウトドアに最適
Twitterでもこのように運転しやすさについてツイートしている人がいましたよ。
今日お友達のアルファード運転させてもらったけどめちゃくちゃ快適すぎる
ハンドルの握り心地
シートのフカフカ感
滑らかに走る
メーター周りの充実素晴らしい車ですね👍
— K O U K I (@2cDgfoKTV8b4x44) March 19, 2023
アルファード運転楽しくて定期的にレンタカー借りたくなってる
— ☁オカピ🐇🎀 (@okaokapiiya) March 19, 2023
アルファードの悪い口コミの内容
人気のあるアルファードですが、何もかも完璧で一切欠点がないわけではありません。
以下がアルファードの悪い口コミです。
- 値段が高い
- 燃費が悪い
- 狭い道は大変
高級ミニバンという立ち位置上、価格が高いのは当然ですね。
また、大型のミニバンのため燃費効率が悪くなることや、狭い道での運転のしにくさはある程度仕方がないところもあります。
そこを考慮すると、メリットの方が上回ると感じるのは私だけではないでしょう。
アルファードの運転しやすさを徹底解説!!口コミも紹介します:まとめ
アルファードは、トヨタ自動車が製造する高級ミニバンです。
快適なドライビングを提供するために、様々な先進安全技術が採用されています。
そのため、安全かつ快適なドライブが可能になっています。
また、アルファードは高級感のあるデザインや、広々とした室内空間も特徴です。
セカンドシートはオットマンも付いてまさにVIP仕様の車です。
アルファードを手に入れたのなら、一度はセカンドシートでくつろぐのも良いでしょう。
運転席もシートヒーターなど快適な機能があるので、長時間の運転もストレスを感じにくい車といえるでしょう。
今記事では触れられませんでしたが、2023年中には現行の30系アルファードから、40系アルファードにフルモデルチェンジがあるといわれています。
現在では30系の新車は手に入らないため、中古車からの購入がメインとなります。
価格も新車販売価格よりも高く取引されることが多いです。
今すぐ車が必要ではないのなら、40系の発表を待ってみるのも選択肢の一つかと思います。
きっと、30系アルファードをさらにパワーアップして発表されることでしょう。