そんな疑問にお答えします。
なかなか新車が手に入りにくいことで有名なベンツ。
中古車で選ぶ人も多いのではないでしょうか。
そんな時に悩んでしまうのが、どこで購入するかということ。
ズバリ、ベンツの中古車を購入するなら「認定中古車」がおすすめです。
今回は「ベンツ認定中古車」について詳しくお伝えしていきます。
また、認定中古車正規代理店である「ヤナセ」「シュテルン」それぞれの特徴についても解説しますよ。
この記事でわかること
- ベンツ認定中古車とは?
- ベンツ認定中古車を購入するメリット
- ベンツ認定中古車正規代理店2社の特徴
ベンツ中古車の購入を検討している人は必見のものばかり。
事前に予備知識をゲットしておけば、後悔しない選択ができますよ。
目次
【ベンツ買うなら】認定中古車が断然おすすめ!
中古車で購入するとき、中古車ディーラーやネットオークションなど幅広い選択肢がありますよね。
ついつい価格が安いからと言って、一般的な中古車販売店を選んでしまいがち。
だけど結論から言えば、ベンツを中古で購入するなら絶対に「認定中古車(※)」がおすすめです!
ベンツ認定中古車とは
メルセデス独自の厳しい基準をクリアした高品質な中古車のこと。
なぜなら、認定中古車の方が長い目で見た時にメリットが多いから。
一般的な中古車販売店で購入した場合、品質チェックやアフターサービスは、その販売店独自のものがほとんど。
そのため販売店によって質やサービスにばらつきがあり、どこで買うかによって異なります。
ある意味で、どこで買うかの「運次第」とも言えますよね。
その点、認定中古車であれば、自動車メーカー公認の品質チェックやサービスが受けられます。
品質チェックは非常に高い基準が設定されていて、アフターサービスも新車と同じ保証を受けられることが多いんです。
品質もよく、アフターサービスも手厚い。
価格的には一般中古車販売店の方が安いですが、長い目で見れば認定中古車の方が安心して乗り続けられますよ。
【ベンツ】認定中古車を購入する2つのメリット
ここからは認定中古車を購入するメリットを詳しく解説していきます。
主なメリットは以下の2つです。
認定中古車を購入するメリット
- 品質が良い
- 保証が充実している
それぞれ順にお伝えしていきます。
1.品質が良い
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認定中古車を選ぶうえで、一番のメリットとも言えるのが「品質の良さ」。
普通の中古車の場合は、中古車販売店のスタッフが査定を行うのが一般的。
その結果、どうしても販売店によって品質や安全性にバラつきがでてしまうんです。
それに比べて、認定中古車の場合は第三者機関のプロ査定士が厳しい審査を行います。
例えば、メルセデス・ベンツの認定中古車は、最大100項目にも及ぶ厳しいチェックが設けられているんです。
メルセデス独自の厳しいチェックを通過したクルマのみ「メルセデス・ベンツ認定中古車」と呼ばれます。
認定中古車には、最大100項目にも及ぶ点検・整備項目が設定されています。
ダイムラー社のサービス基準に適合した整備をもつ認定工場で、メルセデス・ベンツに精通したサービススタッフが入念に実施します。
(出典引用:Mercedes-Benz Mito/Hitachi)
「中古車を買ったけど修理ばかり」
「なんだか乗り心地が悪い」
そんなことになったら最悪です。
せっかく愛車を選ぶなら、長く乗れる一台を購入したいもの。
認定中古車であればメーカーがしっかりと品質保証してくれているので安心ですね。
2.保証が充実している
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基本的に中古車を購入すると、中古車販売店独自の保証がついてきますよね。
認定中古車の場合は、メーカー独自の保証を受けられるため、新車を購入したときとほとんど変わらないんです!
ちなみにベンツの認定中古車には「認定中古車プログラム」というアフターサービスがついてきます。
出典引用:メルセデス・ベンツ
【一般保証】
- メーカー専門のスタッフによる整備や点検
- 純正部品の不具合に対して無料で修理
【24時間ツーリングサポート】
- 応急処置や指定サービス向上への牽引といったトラブルに対するサポート
- 24時間365日体制
ここまでの保証は、なかなか一般の中古車販売店には無いですよね。
せっかくベンツに乗るのであれば、サービスまで手厚さを求めたいもの。
安心面・アフターサービスの面を考えれば、認定中古車に決まりではないでしょうか。
【ヤナセorシュテルン】もう迷わない!ベンツ認定中古車2社の特徴を解説
「ベンツ認定中古車のディーラーってどこが良いの?」
ベンツ認定中古車の正規代理店には「ヤナセ」・「シュテルン」の2種類があります。
ヤナセは「伊藤忠商事の傘下」で、シュルテンは「ダイムラー社の傘下」です。
ベンツ認定中古車を購入しようとするときに必ず迷うのが、どちらのディーラーが良いのか?ということ。
実はそれぞれに特徴があるんです。
自分に合った車探しを実現させるポイントは、この特徴をしっかり把握しておくこと。
ここからは認定中古車2社の特徴を詳しく解説していきますね。
ヤナセ
技術的に信頼が高く、できるだけ幅広く車を選びたい人は「ヤナセ」がおすすめ
ヤナセは1952年からメルセデス・ベンツの輸入販売を開始し、日本で初めて同ブランドの正規代理店となった会社です。
1988年メルセデスベンツ日本法人が設立されるまで、メルセデスベンツの国内販売を独占していました。
ヤナセの主な特徴は以下の3つです。
特徴
- ヤナセ独自のネットワークがある
- アフターサービスが充実
- ベンツ認定中古車の取扱い数が多い
特徴1.ヤナセ独自のネットワーク
ヤナセの1番の特徴といえば「独自のネットワークの広さ」。
ヤナセは全国に約200店舗のメルセデス・ベンツ正規ディーラーを展開しています。
そのため、どこに住んでいても、どこに旅行へ出かけても、近くに店舗がある可能性が高いです。
さらに、顧客情報や車両情報がデータベース化されて共有されているので、どの店舗を利用しても大丈夫。
将来的に引っ越しをしても、旅行先でトラブルが起きたときでも、どの店舗でもサポートが受けられるんです。
場所や店舗を選ばず、すぐサポートが受けられるのは嬉しいですよね
特徴2.技術力が高い
2つ目の特徴は「技術力が高い」こと。
ヤナセのサービススタッフは技術力が高いことでも有名です。
その実力といえば、「国家一級小型自動車整備士」の資格取得者も多数在籍し、メーカー主催のサービス技術コンテストで世界大会に出場するなど輝かしいものばかり。
そんな信頼と安心の証として、ヤナセが販売した車には自社ステッカーを貼っています。
ヤナセでは販売するクルマのリアウインドウなどに、ブルー&イエローの「YANASE」のロゴステッカーを貼っています。
出典引用:みんカラ
これは、お客さまのクルマがトラブルに遭った万一のときに、それに気付いたヤナセのスタッフが「お手伝いできませんか」とお声掛けできるようにするためのものです。
(出典引用:メルセデス・ベンツ港北ニュータウン)
一部では、このヤナセステッカーを貼っていることがステータスとも言われるほど。
ヤナセの技術力に対する信頼の高さがよくわかるエピソードですよね。
特徴3.ベンツ認定中古車の取扱い数が多い
3つ目の特徴は「取り扱い数が多い」こと。
ヤナセは先述した独自ネットワークのおかげで、在庫数は他の販売店よりも圧倒的に多いんです。
他の販売店と比較すると、その差は歴然。
メルセデス・ベンツ・ジャパン認定中古車「Certified Cars」は3929台(2020年5月時点)。
そのうちヤナセが2325台、シュテルンが1604台を取り扱っています。
また、ヤナセは独自ネットワークがあるので、全国の店舗から認定中古車を取り寄せることが可能。
※他店から取り寄せる場合は、若干の遠隔地料金が加算ことがあります。
それに対して、シュテルンは経営会社によって系列が異なるため、他店舗から取り寄せが不可能な場合があるんです。
在庫数が多く、取り寄せができるとなると、選択肢がぐんと広がりますよね。
シュテルン
スタッフが親身で、できるだけ購入価格を抑えたい人は「シュテルン」がおすすめ
シュテルンは、メルセデス・ベンツのメーカーであるダイムラー社直系の販売会社です。
販路の拡大からメルセデスベンツ日本法人を立ち上げ、フランチャイズ形式で正規販売店を運営し始めたのが「シュテルン」の始まりです。
シュテルンの主な特徴は以下の2つ。
特徴
- 値引き交渉ができる
- 地域密着度が高い
特徴1.値引き交渉ができる
シュテルンの1番の特徴は「値引き交渉ができる」こと。
- シュテルンはダイムラー社の傘下であること
- フランチャイズ方式で会社の規模が小さい分、ヤナセに対抗するために価格で勝負
このような理由から、ヤナセに比べて値引き交渉がしやすいと言われています。
シュテルンはベンツ販売店としては後発。
そんな経緯から、値引きとサービスで差別化しているのではと言われています。
一方ヤナセは、昔から富裕層をターゲットにした高級志向。
富裕層をメインターゲットにしているプライドから、なかなか値引きしてもらえないのが実態なようです。
私の知り合いは、ヤナセでは50万しか値引きしてくれなかった車種を、シュテルンで見積もりしたら70万も値引きしてくれたと言っていました。
値段を聞いて、その場で現金一括購入したそうです。
とにかく安く認定中古車を買いたいということであれば、シュテルンを検討してみるのをおすすめします。
特徴2.地域密着度が高い
2つ目は「地域密着度が高い」こと。
全国展開しているヤナセと違い、シュテルンは会社の規模が小さい分、地域密着で小回りが効いています。
実際にシュテルンは「地域密着度の高い営業スタイル」を掲げており、顧客と顔の見える関係を大切にしているようです。
これは私の体験ですが、シュテルンの方がスタッフの接客がフレンドリーに感じました。
【ベンツ買うなら】認定中古車が断然おすすめ!販売店の特徴も解説:まとめ
- ベンツを中古で買うなら断然「認定中古車」がおすすめ
- 認定中古車は品質が良く保証が厚い
- ベンツ認定中古車の正規代理店は「ヤナセ」と「シュテルン」
- 技術力の高さ、選択の幅広さは「ヤナセ」
- スタッフが親身で値引きしやすいのは「シュテルン」
今回は認定中古車のメリットと、正規代理店のそれぞれの特徴をご紹介しました。
認定中古車は高い品質とサポートが確保されているため、長期間安心して利用できます。
価格は一般的な中古車販売店よりも高めに設定されていますが、その安心感を考えると、投資する価値ありですよね。
今回ご紹介した販売店の特徴を踏まえて、ぜひお気に入りの1台を選んでください。