そんなお悩みにお答えします。
世界的に大人気の「ゲレンデヴァーゲン」。
ゲレンデはその人気と希少性の高さから、新車ではなかなか手に入らないことで有名です。
新車が買えないのなら、中古から選ぶという選択肢があります。
「ゲレンデは新車で買うのか、中古で買うのかどっちが良いの!?」
そこで今回は「新車?中古?ゲレンデの購入方法2択」について詳しく解説します。
また、ゲレンデ新車が買えない理由や購入時の注意点まで詳しくお伝えしますよ。
今回の記事でわかること
- ゲレンデを購入するなら新車か中古どちらが良いのか
- ゲレンデ新車が買えない理由
- ゲレンデ購入時の注意点
目次
【ゲレンデ】納期が長くても新車で買うのがおすすめ!
先に結論から言ってしまうと、納期が長くてもゲレンデは新車で買うのがおすすめなんです!
なぜなら、ゲレンデはリセールバリュー(※)が高く、例え数年間使ったとしても高値で売りやすいから。
リセールバリューとは?
"リセール"とは再販の意味。
"リセール価値"や"リセールバリュー"という言葉で、車が持つ再販時の価値を示します。
その車の価値のことを“残価率”とも表現されます。
<残価率の計算式>残価率=買取価格/新車価格(%)
ゲレンデ人気の高まりに加え、新車がなかなか手に入らないことから、ゲレンデの中古市場が高騰中。
なかには中古価格を新車価格が超えてしまうモデルがあるので驚きです。
その例として、中古市場で根強い人気の先代モデル「G350d」の中古相場を見てみましょう。
(例)G350dの中古相場
新車価格:約1,300万円
中古価格:約1,000万円~2,000万円
憧れのゲレンデを堪能し、お得に手放すのであれば中古ではなく、新車を選ぶ方が賢い選択。
将来的なことを考えれば、新車で購入するのが断然おすすめですよ。
ゲレンデ新車が買えない3つの理由
新車ゲレンデは予約したとしても、納期にすごく時間がかかりますよね。
なんと、新車ゲレンデを購入した人のなかには、「ウエイティングリストの800番目だった」という人の声も。
いくら人気だとしても、どうしてそんなに新車ゲレンデを手に入れるには時間はかかるのでしょうか。
それには以下の3つの理由があるんです。
納期がかかる理由
- 人気と供給不足の関係性
- 本格SUV全般が世界的に品薄
- 原材料費の高騰と人手不足
それぞれ詳しくみていきましょう。
理由1.人気と供給不足の関係性
この投稿をInstagramで見る
1つ目の理由は「人気と供給不足の関係性」。
ゲレンデ人気が加熱し続けているのに対し、供給が追いついておらず、納期に時間がかかってしまうんです。
Youtubeで芸能人がゲレンデを紹介したり、リセールバリューが高まるなどの影響で、現在もどんどん白熱しています。
その人気ぶりがうかがえるエピソードとして、2021年には高級車ながら約4万500台を販売し、歴代Gクラスのなかで最多販売台数を記録しています。
中古価格が上がり続けていることから、まだまだゲレンデ熱は衰える気配がありません。
理由2.本格SUV全般が世界的に品薄
この投稿をInstagramで見る
2つ目の理由は「世界的な半導体不足」。
世界的半導体不足が続き、その影響で納期が不透明になっているんです。
少しずつ半導体供給も回復しているという見方もありますが、車載用はまだまだ不足とされているのが現状です。
2022年1月中旬には、半導体不足を受けて、現行Gクラスのオーダーを一時的にストップする動きがありました。
その時は、納車時期を2024年第四半期まで伸ばしたと発表されました。
世界的な半導体不足や一部の部品不足が、納車待ちが長引く一因となっていることは間違いないといえますね。
理由3.原材料費の高騰と人手不足
この投稿をInstagramで見る
3つ目の理由は「原材料費の高騰と人手不足」によるもの。
コロナウイルスの影響やウクライナ問題に関係して、世界中でエネルギー不足や金利上昇が起こっています。
この記録的なインフレにより、原材料費高騰や人出不足となり、サプライチェーンの滞りが出ています。
工場から車をディーラーに届ける運送がスムーズにいかず、新車の入手が難しい状況が続いています。
今すぐ欲しいなら「中古」で選ぶのもアリ?
「でもやっぱり、今すぐゲレンデが欲しいよ!」
そんな人は「中古」からゲレンデを選びましょう。
ただし、これまでもご紹介したように、中古価格の方が新車価格よりも高いことが多いです。
時間をかけて新車で買うか、お金を出して今すぐ中古で買うかの2択といったところですね。
では、実際にゲレンデの中古相場はどのくらいなのか詳しくみていきましょう。
ゲレンデの中古相場
ゲレンデの中古相場は絶賛高騰中!
ゲレンデは2018年にフルモデルチェンジを行なっています。
フルモデルチェンジの影響は大きく、例えば、G350dはモデルチェンジ前後で約600万円もの価格差が!
3年落ちはフルモデルチェンジ後のモデルになるので、特に高くなってます。
グレード | 経過年数 | 新車価格 | 買取価格平均走行距離 | 残価率 |
G350d(2代目) | 3年落ち | 1,192万円 | 1,500万円2.2万km | 126% |
G350d(1代目) | 5年落ち | 1,070万円 | 900万円4.2万Km | 84% |
ゲレンデを中古で買うなら「認定中古車」がオススメ
中古車で購入するとき、中古車ディーラーやネットオークションなど幅広い選択肢がありますよね。
ですが、ゲレンデを中古で購入するなら絶対に「認定中古車(※)」がおすすめです!
ベンツ認定中古車とは
メルセデス独自の厳しい基準をクリアした高品質な中古車のこと
一般的な中古販売店とは違い、認定中古車であれば、自動車メーカー公認の品質チェックやサービスが受けられます。
品質チェックは非常に高い基準が設定されていて、アフターサービスも新車と同じ保証を受けられることが多いんです。
品質もよく、アフターサービスも手厚い。
価格的には一般中古車販売店の方が安いですが、長い目で見れば認定中古車の方が安心して乗り続けられますよ。
メルセデス・ベンツ認定中古車の特徴
- 100項目のベンツ独自の厳しいチェックをクリア
- 走行距離無制限保証
- 専用オペレーターの24時間ツーリングサポート
- ベンツ正規サービスネットワークのサービス
- 認定中古車独自の購入プラン
別の記事で認定中古販売店について詳しくご紹介して居ますので、ぜひ参考にしてください。
【ゲレンデ】後悔しない!購入時の注意点3つ
ここからは、新車・中古車問わずにベンツgクラスを購入する前の注意点についてお伝えします。
ゲレンデに憧れるあまり、勢いにのって即決で購入してしまうと後悔してしまうことも。
購入前に以下の3つの点を確認しておきましょう。
購入前の注意点
- 用途にあっているか
- モデル選び
- 維持費
車の用途といっても、日常使い・アウトドア・長距離移動などさまざま。
自分の使用目的と、購入する車の特徴がマッチしているかを確認することが大切です。
また、ひとくちにGクラスと言っても、多様なモデルがあり、それぞれ搭載されている機能などが違います。
どのモデルがどのような特徴がるのか、しっかり調べておくようにしましょう。
さらに、憧れの車との生活を楽しむためにも、先の見通しを立てて資金計画を練っておきましょう。
別の記事でベンツgクラスの維持費について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ゲレンデ新車で買えないってホント?購入方法2択を分かりやすく解説:まとめ
- ゲレンデを購入するなら、新車で購入する方がオススメ
- ゲレンデはリセールバリューが高く、高値で売りやすい
- 時間をかけて新車で買うか、お金を出して今すぐ中古で買うかの2択
- 新車ゲレンデが買えないのは「人気と供給不足の関係性」「本格SUV全般が世界的に品薄」「原材料費の高騰と人手不足」
- ゲレンデを中古で買うなら「認定中古車」がオススメ
- ゲレンデ購入時の注意点は「用途にあっているか」「モデル選び」「維持費」
ゲレンデの購入方法2択について詳しくお伝えしました。
新車ゲレンデを手に入れるのに数年かかってしまうことから、つい新車で買うことを諦めてしまいがち。
ですが、長い目で考えれば新車で買った方がお得に手放すことができます。
ゲレンデのリセールバリューは手堅いので、価値も落ちにくく、安心です。
ただ、やっぱりすぐゲレンデが欲しいという人は、新車よりも高くなる場合がありますが、中古から選ぶのもアリです。
これからゲレンデ購入を検討している人は、ぜひ今回の内容を参考に、ご自身にあった購入方法を選択してくださいね。