そんな疑問にお答えします。
SUVの中でも特別な存在感を放つ1台と言えば、メルセデス・ベンツ「Gクラス(通称ゲレンデ)」。
一度見たら忘れられない、特徴的なデザインが格好いいですよね。
ただ、今回紹介するのはその中でも「AMGライン」という特別仕様車なんです。
特に車好きの方なら、まず間違いなく心を掴まれる一台です。
この記事では、「G350d AMGラインっていくらくらいするの?」という疑問から、車の特徴や選ぶポイントまで分かりやすく解説していきます。
これからG350d AMGラインの購入を検討している方には必見の内容ばかり。
ぜひ最後まで確認してくださいね。
目次
G350d AMGラインの魅力
ではさっそくG350d AMGラインの魅力に迫っていきましょう。
AMGラインって何が違うの?
まず、「G350d AMGライン」と普通のGクラスの違いについてみていきましょう。
AMGラインの特徴は「スポーティで洗練されたデザインと、少し特別な装備」がプラスされる仕様だということ。
▼AMGラインの特徴
エクステリア(外装) | 【AMGラインの標準装備】
見た目がシャープでカッコよさがグッと増しています。 ブラックアクセントが効いていて、普通のGクラスとはひと味違う迫力。 街中でも目立つこと間違いなし。 |
インテリア(内装) | 【AMGラインの標準装備】
これらのインテリアが「特別感」を演出してくれます。 最新のMBUXインフォテインメントシステムもついていて、操作性もバッチリ |
AMGラインの歴史と背景
AMGラインは、メルセデス・ベンツのパフォーマンス部門であるAMG社が由来。
AMG社は1967年に設立され、レースエンジンを手掛けるエンジニアリング会社としてスタートした歴史があります。
2014年からは「メルセデスAMG」としてメルセデス・ベンツのサブブランドとなっています。
出典引用:AUTO MESSE WEB
メルセデスAMGはハイパフォーマンスを発揮する最上級グレードとして位置付けられています。
その証拠に、高級感を前面に打ち出す「メルセデス・マイバッハ」と対極をなすのが「メルセデスAMG」といわれているんです。
AMGモデルの良さについて語ればキリがないのですが、1番の特徴は「サーキット仕様」であること。
サスペンションやエンジンを調整していて、サーキット走行でも高いパフォーマンスを発揮できるようになっているのが魅力です。
究極のハイパフォーマンスを追求したメルセデスAMGは、まさに車好き垂涎のブランドなんですね。
ディーゼルエンジンのパワフルさ
また、「G350d」の「d」は実は「ディーゼル」の意味なんです。
ディーゼルエンジンと言えば「うるさい」「遅い」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、今のメルセデスはそのイメージを裏切ります。
3.0L直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載していて、最大トルク600Nmのパワー。
出典引用:Motor-Fan.jp
坂道や悪路でもストレスなく走れる頼もしさがあります。
さらに、燃費が良いのも魅力。
Gクラスのような大型SUVにしては長距離ドライブでも財布に優しいんです。
G350d AMGラインの価格はどれくらい?
ここからは、気になるお値段についてみていきます。
新車と中古車で大きく異なるので、それぞれ解説していきます。
新車価格
2024年現在、「G350d AMGライン」の新車価格は1,300万円~1,500万円程度です。
ただ、これにはしっかりした理由があります。
例えば、
- 標準装備がとにかく充実。ナビ、最新の安全装備、特別な内外装。
- 手を抜かない仕上がりの「Gクラス」というブランド力。
これらのことを考えると、手に入れてみてこの価格は納得と言えます。
中古車価格
「1,300万円なんて、新車はちょっと手が出ないな」
「もっと手頃な価格で狙いたい」
そんな方には中古車を狙いましょう。
具体的に最近の中古相場を確認すると、
▼中古相場(例)
低走行の美車(1万km以下) | 約1,000万円~1,200万円 |
走行距離が多め | 800万円台から狙えることもあり |
このように、中古市場を狙えば半分以下の価格でGクラスを手に入れることもできます。
また、新車購入だと手に入れるまでに「約2年」かかるのは当たり前の世界。
「新車Gクラスはなかなか手に入らない」と嘆く納車待ちオーナーも多いんです。
今すぐ手に入れたいと思っても、夢のカーライフ実現が2年後となるとため息をついてしまいそうですよね。
そのような意味でも中古車市場を狙うのはおすすめ。
ですが、Gクラスは非常に人気が高い車種なので、条件の良い中古車はすぐ売れてしまう傾向があります。
購入を考えている方は、こまめに市場をチェックするのがコツですよ!
Gクラスを中古で購入するなら「ディーラー購入」がおすすめ
Gクラスを中古で購入するときは、どこで、購入すればいいのでしょうか?
ディーラー購入のおすすめポイント
Gクラスを中古で購入する場合は、
- Gクラスを専門に取り扱うディーラー
- 一般の中古車販売店
の2つの選択肢があります。
購入に関して信頼性を優先するのであれば、ディーラー購入がおすすめですよ。
ディーラー購入のメリット
- 品質が良い
- ベンツに特化しているため知識や経験が豊富
- 保証が手厚い
Gクラスを専門に取り扱うディーラーは、一般の中古車販売店と異なり、ベンツに対する深い知識と経験を持っているのが強み。
- ベンツゲレンデの構造や特性について深く理解している
- ゲレンデの人気モデルや年式に応じた市場動向を常に把握している
このため、購入者の疑問や不安に対して的確にアドバイスしてくれますよ。
ちなみに、メルセデス・ベンツには「ベンツ認定中古車(※)」が存在します。
メルセデス・ベンツ認定中古車
メルセデス独自の厳しいチェックを通過したクルマのみ「メルセデス・ベンツ認定中古車」と呼ばれます。
認定中古車には、最大100項目にも及ぶ点検・整備項目が設定されています。
ダイムラー社のサービス基準に適合した整備をもつ認定工場で、メルセデス・ベンツに精通したサービススタッフが入念に実施します。
(出典引用:Mercedes-Benz Mito/Hitachi)
私もベンツを購入するときは、いつもベンツ認定中古車店を利用しています。保証も手厚いし、スタッフも知識が豊富だし、安心できます。やはり高い買い物なので、安心感は大切ですよね
中古車を選ぶときのチェックポイント
市場をチェックしていて「いざ買おう」と思ったとしても、注意が必要な心構えは、安いからといって飛びつかないこと。
安く買うと言っても高い買い物なので、慌てず騒がず、慎重に選ぶことが大切です。
中古Gクラス購入時のチェックポイント
中古車で少しでもコスパ良く買いたい場合は、以下のポイントを確認しておきましょう。
中古Gクラス購入時のチェックポイント
- メンテナンス履歴
- サビの確認
- エンジンとトランスミッションの状態
- 保証付きの車を選ぶこと
1.メンテナンス履歴
中古ゲレンデを買ううえで、最重要ポイントとも言えるのが「メンテナンス履歴」。
メンテナンスをしっかりしてきたかどうかで、車の寿命を決めるとも言い切れます!
正規ディーラーでの整備履歴がしっかり残っているか確認しましょう。
特に定期的なオイル交換や重要な部品の交換履歴があると安心ですよ。
2.ボディの状態
前オーナーがどのように使用していたかによって「ボディの劣化具合」が異なります。
ゲレンデヴァーゲンはオフロード走行が得意なため、アクティブに使い込んでいるオーナーもいます。
特に、シャーシや足回りにサビがないかなど、細かくチェックしておきましょう。
3.エンジンとトランスミッションの状態
走行距離が多い車でも、エンジンやトランスミッションが健全であれば長く乗り続けることができます。
アイドリング時の異音や変速のスムーズさを確認しましょう。
4.保証付きの車を選ぶこと
中古車を購入するときには、どんな保証がついているのか確認しましょう。
いくら値段がお手頃でも、保証がついていないともしもの時に困ってしまいます。
せっかくゲレンデに乗るのであれば、サービス面もこだわりたいですよね。
販売店によって保証内容が異なるので、きちんと比較しましょう。
メンテナンスと維持費について
ゲレンデヴァーゲンは高級SUVであるため、メンテナンス費用や燃料費は決して安くありません。
特に以下の点に注意が必要です。
▼メンテナンスと維持費のチェックポイント
燃料消費 | 大排気量エンジンが搭載されているため、燃費は平均して5~8km/L程度。
長距離運転が多い場合、ディーゼルモデルを検討するのがよいでしょう。 |
タイヤとブレーキの交換 | オフロード性能が高いため、消耗品の交換も定期的に必要です。
特にタイヤやブレーキは大型車ならではのコストがかかります。 |
オイル交換と定期点検 | 定期的なメンテナンスが求められるため、少なくとも半年に一度の点検は行いましょう。 |
【G350d AMGラインの価格】本物SUVの魅力を徹底解説:まとめ
もし「普通のSUVじゃ物足りない」「一生ものの車が欲しい」と思うなら、G350d AMGラインは最高の選択肢ではないでしょうか。
確かに、お求めやすい価格帯の車ではありません。
ただ、高級感や走行性能、さらには燃費性能までバランスよく備えたこのモデルは、価格に見合った価値があります。
もちろん簡単に手の届く車ではないですが、その分、所有する喜びは計り知れません。
新車で購入するも良し、中古車で掘り出し物を探すも良し。
ぜひ自分に合った方法で「本物のSUV」を手に入れてくださいね。
もしも迷ったときは、ぜひこの記事を思い出してください。