50周年 watch オーデマ ピゲ

「生誕50周年」オーデマピゲロイヤルオークから学ぶ時計用語!

オーデマピゲロイヤルオークが50周年を迎えてよくHP(ホームページ)をみるけど、分からない単語があるよ。

そんな疑問にお答えします。

2022年4月にオーデマピゲロイヤルオークが生誕50周年を迎えました。

全48種類の新作を発表し、私も夜な夜なオーデマピゲロイヤルオークのHPをチェックしています。

「このモデルはカッコいい」「このモデルは女性向きだな」など楽しみながらみていると分からない単語が。

このままスルーして、「知ったかぶり」をすることもできます。

しかし、「知ったかぶり」をした時は、必ず恥ずかしい思いをするもの。

恥ずかしい思いはしたくないので、この記事を利用して分からない単語の解説を書くことにしました。

ビギナーの人でも分かりやすく解説していますので、分からない単語が有ったときにはきっと役に立つはずです。

 

オーデマピゲロイヤルオークに使用している機構用語

オーデマピゲロイヤルオークに限らず高級時計の解説には、難しい専門用語が沢山出てきます。

私は、専門用語や、ヨコモジが出てきた時点で、頭から白い煙が。

そうなる前に1つ1つ、専門用語を理解していきましょう。

専門用語を理解すると、書いている内容がおもしろいほど理解できます。

ステンレススチール

日本語ではステンレス鋼(こう)と言います。

ステンレススチールは英語名で、 stainless steelと書きます。

ステンレス鋼と言うよりかは、ステンレススチールと言った方がカッコいいので、ステンレススチールと呼ばれています。

単純にステンレスとも呼ばれることも。

私たちの身近にある台所のシンクもステンレススチールで作られています。

ベゼル

英語表記は、「bezel」と明記し元来は「枠」や「額縁」を意味しています。

最近はスマートフォンなどでもよく耳にする用になりましたが、スマートフォンと時計とでは意味が違います。

スマートフォンは、液晶のディスプレイの外枠部分を指します。

時計はフェイス部分にあたる文字盤外周部位、表面的には風防の外側を囲んでいるパーツの事をさします。

私にとってベゼルは、車種名をイメージしてしまいます。

ベゼルの役割を解説した動画です。

私も知らない機能が紹介されていました。

引用:YouTube

パワーリザーブ

正式名は、パワーリザーブインジケーター(power reserve indicator)といいます。

蓄えられたゼンマイの残量を目で見える形、つまり、見える化してくれるものです。

巻きあげた時のゼンマイ切れを回避できるメリットがある反面、構造が複雑になり高価になってしまうデメリットも持ち合わしています。

パワーリザーブは、扇形のタイプが一般的です。

視認しやすいように文字盤側に配置されるものがほとんどですが、裏側に配置されているモデルもあります。

この動画を見てさらにパワーリザーブの事を理解しましょう。

パワーリザーブのデザインも豊富に有ることが分かります。

引用:YouTube

ケースサイズ

腕時計の横幅直径の事で、リューズは含まれません。

一般的なケースサイズは38㎜〜45㎜で、38㎜は小さめ、40㎜〜41㎜が中間、42㎜〜45㎜は大きめのサイズ感となります。

適切なサイズの目安は手首幅×0.7㎜です。

早速、適切なケースサイズを計算してみましょう。

注意ポイント

縦幅をケースサイズと言っているメーカーもあります。

私のケースサイズは、計算した結果38㎜でした。

この動画を見てケースサイズについて復習しましょう。

ケースサイズによって、時計の印象が変わるのも確認が出来ます。

引用:YouTube

キャリアバー

キャリアバーはムーブメントの型番の事を指します。

ムーブメントとは、時計の内部に搭載されている動力機構の事を言い、ゼンマイがほどける力で駆動する機械式と電池で駆動するクォーツ式の2種類あります。

テンプ

テンプレートの略語ではありません。

テンプは、時計の心臓部とも言われ、機械式時計の精度を保つ機構の事です。

車輪のような形をしていて、沢山のパーツから構成されています。

テンプの豆知識

テンプは、1675年に振り子時計を発明したホイヘンスが、航海用時計を作り出す過程で発明しました。

振動に強く、持ち運びができるのことが最大の発明です。

絵から分かるテンプの説明動画です。

私はこの動画からテンプについて理解しました。

引用:YouTube

まだまだ難しい言葉がありますが、取り急ぎこれぐらい知っていれば、高級時計を理解するのに十分です。

同じ内容の文章でも、言葉の意味を理解して読み進めていくと、新たな発見が見つかりますよ。

 

知っておきたいオーデマピゲロイヤルオークのデザイン用語

色彩、形、質感などデザインは、アイテムが持っている特徴を直感的に理解できる情報です。

直感的に理解できる反面、人に言葉で説明するには少し難しい場合があります。

デザインに無頓着(むとんちゃく)な私が説明するとなると、なおさら難しいです。

ここで私と一緒に少しデザイン用語を勉強してみましょう。

私たちの身の回りには、意外にもデザイン用語が使われてたりしてますよ。

ナイトブル-クラウド50

オーデマピゲが独自に開発したカラーの1つ。

少しブラックが入った、落ち着いた雰囲気のブルーに仕上がっています。

企業努力のおかげで、どの角度からみても均一な色彩です。

少し強引ですが、日本語で例えるとしたら「青」より「藍」という感じですね。

24Kゴールド

金の含有率を示しています。

金の純度の単位はカラット(Karat)で表していて、単位の頭文字を取っています。

金の純度は5段階です。

金の純度

24K(純度99.99%~100%)

22K(純度91.7%)

18K(純度75%)

14K(純度58.5%)

10K(純度42%)

カラットの豆知識

カラットは、もともとは宝石などの質量の単位です。

1カラットは0.2gの相単です。

ピンクゴールド

金の色の一つ。

18Kの金を使用して、金の中に銀や銅の鉱物を混ぜて色を出しています。

ピンクゴールドは肌に自然になじみ、美しく見せてくれるので人気の色です。

また、ピンクゴールドは耐久性がありますので、キズに強いです。

家事などによる変形やキズを心配せず使用できます。

ピンクゴールドのほかに、

イエローゴールド

グリーンゴールド

レッドゴールド

ホワイトゴールド

があります。

グリーンゴールドやレッドゴールドがあるなんて知りませんでした。

アプライド

文字盤と別に作られたインデックスのことです。

文字盤に直接プリントする印刷タイプに比べ、立体的に見せることができます。

インデックスはアプラメイド、メーカーロゴ等はプリントという仕様が多く見られますが、

オーデマピゲロイヤルオークは全てアプライドです。

1つ1つ丁寧に取り付けています。

アプライドが有るのと無いのとでは、印象が全く違います。

インデックス

腕時計の文字盤に配置されるメモリや数字、ドットや棒などことです。

また、時字、アワーマーカーとも呼ばれることがあります。

インデックスの種類

棒状のバーインデックス

アラビア数字を使用したアラビアインデックス

ローマ数字を使用したローマインデックス

ダイヤを使用したダイヤインデックス

の4種類です。

インデックスの解説動画です。

インデックスにより、デザインがずいぶん変わることが分かります。

引用:YouYube

サファイアクリスタル

サファイアと言えば、深い青色で指輪などに使用する宝石を思い浮かべます。

宝石で使用しているのは天然の鉱物ですが、サファイアクリスタルは人工物です。

サファイアガラスとも言います。

宝石のサファイアの組織構造に似せて作られている為、非常に硬いです。

なんとダイヤモンドに次ぐ硬さです。

透明度が優れていて、文字盤を綺麗に映してくれます。

キズに強い半面、衝撃に弱く、何かに当たっただけで欠けてしまう事も。

サファイアクリスタルの硬さがこの動画を見れば確認できます。

引用:YouTube

サファイアクリスタルは、アップルウォッチでも使用されていますよ。

 

「生誕50周年」オーデマピゲロイヤルオークから学ぶ時計用語!:まとめ

まとめとして

  • オーデマピゲロイヤルオークに使用している機構用語
  • 知っておきたいオーデマピゲロイヤルオークのデザイン用語

をお伝えしました。

オーデマピゲロイヤルオークを含む高級時計には、専門用語が沢山あります。

専門用語を理解するには大変ですが、一度覚えれば一生ものの知識となります。

一回で理解するのは難しいですが、毎日少しづつ理解していけば、時計マスターになれます。

時計マスターになれる日をめざして、頑張っていきましょう。

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