そのような疑問にお答えします。
日本を代表する高級車レクサス。
購入時の金額も高額になるため、税金などの維持費がどのくらいになるか気になる方も多いのではないでしょうか。
自動車は持っているだけでもお金がかかってしまうため、維持費のイメージを持つことは大切ですね。
そう考える方もいるかもしれません。
しかし、税金は当然ルールに従って課税されます。
ルールさえ知ってしまえば、維持費のイメージはぐっと鮮明になることでしょう。
この記事では2つのことがしっかり分かる内容になっています。
- 車にかかる税金の種類
- 税金がいくらかかるか調べる方法
新車購入後の家計管理にお役立てくださいね。
目次
自動車にかかる税金は4つ
自動車にかかる税金は以下の4つです。
- 自動車税/軽自動車税
- 重量税
- 環境性能割
- 消費税
この中でも、維持費にかかわるのは自動車税(軽自動車税)と、重量税となっています。
環境性能割、消費税は購入時にかかるものとなっています。
ちなみに、環境性能割という言葉には馴染みのない方が多いかと思います。
なぜなら2019年の税改革から誕生したものだからです。
もともとの自動車取得税が廃止になり、環境性能割が加わりました。
とはいえ、維持費とは関係のない話なので、車の購入時に課されている税金があると理解しておくといいでしょう。
燃費性能や環境性などに配慮して減税されるので、気になる方は車の購入時に確認してみることをおすすめします。
レクサスの自動車税はいくらかかる?
自動車税の税額は、排気量によって異なります。
以下に自動車税の税額を表にしています。
2019年に税改正があったため、車の購入時期により税額が変化します。
これから新車でレクサスの購入を考えている方は『2019年10月〜』の欄を参考にしてください。
中古車での購入を検討している方は、新車登録時の年月日により変動します。
『〜2019年9月』と『2019年10月〜』では税額が違うので注意してくださいね。
また、13年落ちからは15%の増税になることにも注意です。
排気量 | ~2019年9月 | 2019年10月~ |
1000㏄ | 29,500円 | 25,000円 |
1000cc~1500cc | 34,500円 | 30,500円 |
1500㏄~2000cc | 39,500円 | 36,000円 |
2000㏄~2500cc | 45,000円 | 43,500円 |
2500cc~3000cc | 51,000円 | 50,000円 |
3500cc~4000cc | 66,500円 | 65,500円 |
4000cc~4500cc | 76,500円 | 75,500円 |
4500cc~6000㏄ | 88,000円 | 87,000円 |
6000cc~ | 111,000円 | 110,000円 |
このように税額が定められています。
また、グリーン化特例で電気自動車やプラグインハイブリッドの場合は、購入翌年度の自動車税が減税されます。
誰がいつ支払うのか?
自動車税は4月1日時点での所有者が、1年分を先払いすることになっています。
そのため、車検証に記載されている住所に毎年5月の上旬ごろ納税通知書が郵送されます。
ローン購入をしている場合は、所有者がローン会社であることがありますが、その際は使用者に請求が来ます。
当然ですが、税金が免除になるわけではありませんのでお気を付けください。
また、年の途中での自動車購入の場合は3月までの分を月割で納める必要があります。
レクサスの排気量の確認方法
自動車は様々なモデルがあり、それぞれ排気量も様々です。
すでにお車をお持ちの場合は車検証に排気量が記載されています。
しかし、これから購入を考えている場合は確認方法に困ってしまいますね。
そのような時、レクサスのお店で確認するのも一つの方法ですが、ご自分で今すぐ確認する方法もあります。
たった4つのステップで排気量が確認できるので、排気量ごとの税額表と照らし合わせて税額の確認が可能です。
- レクサスのHPにアクセスする(レクサス公式)
- HPの検索窓に『SPECIFICATIONS』を入力
- 気になる車種のPDFファイルを開く
- 総排気量の欄を確認する
一体何を調べているのかというと、自動車には主要諸元表というものがあります。
自動車としての許可や認定を受けるには、国土交通省に届出を行う必要があります。
その中の一つに自動車の詳細を記した、諸元表が必要になるのです。
あまり馴染みのない”諸元表”ですが、公式サイトから簡単に確認可能です。
先ほどの自動車税の表と合わせて確認するだけで、自動車税がいくらかかるのか分かりますよ。
レクサスの重量税はいくらかかる?
重量税はその名前の通り、自動車ごとの重量に対して課税されます。
また、新車登録されてからの年数によっても変化します。
年数 | 税額 |
新車~12年 | 4,100円 |
13年~17年 | 5,700円 |
18年~ | 6,300円 |
上にあげた税額が、自動車の重量の0.5トンにつきかかってきます。
13年未満の重量2トンの車であれば2トン÷0.5トン×4,100円で16,400円となります。
これは1年間での税金なので、支払い時には数年分まとめて支払うことになります。
支払いのタイミングは2つ
重量税の支払いタイミングは、新車購入時と車検の際です。
先ほど例に挙げた、13年未満の重量2トンの車で実際の支払額を見てみましょう。
新車購入時は16,400円×3年で49,200円かかります。
車検時には16,400円×2年で32,800円の税金がかかります。
通常、新車時には3年分、車検時には2年分の重量税がかかるということです。
重量税にはエコカー減税がある
エコカー減税とは、燃費や排ガス性能など環境面に優れた自動車に対して、性能に応じて減税や免税となる制度です。
基本的に対象になるのは初回車検時となっています。
電気自動車などの特に環境に配慮した車の場合、2回目車検時にも免税となるものがあります。
レクサスではエコカー減税の対応車種は様々あります。
公式サイトから簡単にどの車種が対応になっているのか確認できます。
どれだけ減税されるのかも簡単に確認ができますが、
そういった方のために、もっと簡単に知る方法を教えます。
それは、名前に”h”が付いているかどうかで判断可能です。
例えば、レクサスIS300hのように、数字の後の”h”はハイブリッドを表す文字となっています。
なので、”h”を見たら減税対象と考えて大丈夫です。
残念ながら名前だけでは、減税率が何%なのかわかりません。
減税率まで意識したい方は、公式サイトを確認するのが正確でしょう。
国土交通省のHPからも重量税の確認は可能
自分で計算して重量税を割り出すことも可能ですが、
そう思う方もいることでしょう。
国土交通省のHPでは簡単に次回の重量税を確認することができます。
こちら(国土交通省)から確認できますが、時間が決まっているのが少々不便なところです。
1時〜23時までとなっているので、サービス時間内にアクセスした上でご確認ください。
購入前にある程度把握したい
そんな方は排気量の調べ方同様に、主要諸元表の車両重量から確認できます。
しかしオプションにより重量が変わる場合もあるので、参考程度として活用してくださいね。
13年落ちになる前に乗り換えがお得
13年落ちからは、重量税、自動車税ともに増税となります。
車は古くなるとメンテナンスの機会も増えてくるため、実際の維持費は増税分だけでは済みません。
「愛車を永く乗りたい」その気持ちも分かります。
しかし、高額な税金とメンテナンス代を支払って売却のチャンスも棒にふるうのは大変もったいないです。
10年落ちのレクサスにおいても、新車購入価格の20~30%で売却することが可能です。
実際の金額として算出すると200万円近い金額で売れる可能性があるということです。
7年落ちまでのSUVにおいては、新車購入価格の50%で買取される可能性もあります。
永く乗り続けるということは決して悪いことではありません。
しかし、定期的に乗り換える方がリセール面を考えるとお得になるケースもあります。
税金といった維持費に目を向けることも大切ですが、売却時の価格も考えて車を購入するとより一層かしこい買い物になります。
車のリセール時の価格や、リセールの優れている車について気になる方は下の記事が参考になります。
レクサスの税金はいくらかかる⁈購入前から維持費を知る方法!!:まとめ
自動車を購入すると維持費がかかりますが、維持費の中でも税金はなかなか高額です。
「買ったはいいけど維持費が高すぎる」といったこともすくなくありません。
維持費にかかわる税金は
- 自動車税
- 重量税
以上二つです。
購入前からある程度税金の目安を確認することも可能なので、紹介した方法をもとに狙っている車には”どの程度の税金がかかるか”を確認してみてはいかがでしょうか。
新車を購入予定なら、リセールも意識すると賢い買い物につながります。
税金面とリセール面の2つの視野で車選びをすると、後悔しない新車購入ができますよ。