car マクラーレン 維持費

マクラーレンを堪能するために!知っておかないと後悔する維持費!

マクラーレンや高級スポーツカーの維持費ってどれくらいなの?

そんな疑問にお答えします。

マクラーレンに乗りたい!という夢を持っている方も多いのではないでしょうか。

わたし自身もマクラーレンをいつか購入したいと思っているひとり。

今まで色々なモデルを見てきましたが、値段を見るたびに「家が買えるよね」とびっくりするものばかり。

このような超高級スーパーカーを「買うこと」自体まず大変なのですが、購入後の維持費についてもしっかりと知っておかないと、後で後悔することにもなりかねません。

わたし自身も、購入費と維持費を考えるとなかなか今すぐは手が出せないなと思ってしまいました。

今回は、「マクラーレンの維持費が一体どれくらいなのか」ということを、車にかかる維持費の基本から、他の高級ブランド車の例もあげながら説明していきます。

維持費について知識があるのとないのとでは全然違います。

マクラーレンを購入するためにも知っておかないといけない情報をお伝えします。

 

車の維持費とは? 維持費に含まれる項目

車を買ったはいいものの、その車を維持するためにかかってくる維持費。

維持費は主に以下の4つです。

  • 「税金(自動車税・自動車重量税)」
  • 「保険料」
  • 「メンテナンス費」
  • 「走行に必要な費用」

では、それぞれの維持費の内訳を詳しく見ていきましょう。

税金

「自動車税」

毎年4月1日時点で車を所有していると発生する税金で、車種や排気量、使用用途、所有年数、購入時期になど様々な条件に応じて納税額は異なります。

普通自動車・小型自動車の場合、納付先は都道府県となり、軽自動車の場合は「軽自動車税(種別割)」という名称で市区町村へ納付します。

「自動車重量税」

自動車の重さにかかる税金のこと。

自家用車の新規登録時と車検のタイミングで有効期間分をまとめて支払います。

自動車重量税の年間の税額は、自家用乗用車の場合、車の重量0.5トンごとに増加し、軽自動車は車両にかかわらず定額です。

新車登録から13年以上、18年以上の経過のタイミングで環境負担が大きくなるため、税額が上がります。

保険料

自動車を購入したら、必ず自動車保険への加入が必要となります。

自動車保険は自動車による事故や損害が発生した場合に、保険会社が保険金等によって損害を補償する保険のことを言います。

また、自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」があり、「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」は法律により車の所有者すべてに加入が義務付けられています。

メンテナンス費用

自動車の維持費にはメンテナンスにかかる費用も含まれます。
メンテナンス費の内訳は主に「車検費用」「修理代・消耗品の交換にかかる費用」の2つ。

車検

中でも「車検」は自動車の維持費の中でも大きな出費の1つです。

費用は車種や車の状態、車検を行う場所によっても変わります。

わたし自身も2年に1度車検の時期になると少し憂鬱になってしまいます。

修理代・消耗品の交換費用

車が故障したときの修理代や、タイヤ、オイル、部品など消耗品の交換時にも毎回お金がかかります。

修理や交換が続くと出費もかさむので注意しましょう。

車検と修理代がかかった年は結構大きな出品になり大変だったことがあります。

走行に必要な費用

実は車を使用するにあたり、日常的な出費(ガソリン代、高速道路など各種有料道路の通費、月々の駐車場代など)が自動車の維持費の中でも大きな出費となっています。

ガソリン代は車種や乗る頻度、走行距離だけでなく世界情勢によるガソリンの相場で変動します。

最近はガソリンの値段が上がっていたり、ガソリンが入れられない国があったり、世界の情勢が謙虚に現れていますよね。

ここまで、車を所持するとかかる維持費を説明してきました。

スーパーカーも、基本的に維持費は他の一般車と同じですが、一体何が高いのでしょうか?

 

スーパーカーにかかる維持費

一般の車と比べて、維持費が高そうなことは自然と想像がつくきますよね。

基本的にかかる維持費は同じですが、何が高いのか説明していきます。

税金

スーパーカーの特徴でもあり魅力にもなる排気量の大きさ

この特徴と魅力が自動車税が高額になる理由です。

6リッターを越えるスーパーカーのような車にはなんと、111,000円もの税金が毎年かかってくるのです。

少し例を挙げてみましょう。

ランボルギーニ・ウラカンは、5.2リッターエンジンで、毎年かかる自動車税は88,000円です。

日産GT-Rは、3.8リッターエンジン。自動車税は66,500円と比較的安めです。

自動車税は車を全く走らせなくても掛かる税金なので、いくら維持費が高いからといって乗らずに置いていても毎年必ず支払いが必要になります。

保険関連

任意保険ですが、スーパーカーは任意保険に入ることすら大変です。

その理由は、車両自体が高額で性能が高いために、事故を起こした時のリスクが非常に高いということで、保険会社に保険の加入を断られることも少なくともありません。

このような理由から、ディーラーで紹介される保険会社に加入することになりますが、保険に加入できたとしても、保険の料率クラスは一番高い設定のものになります。

わたしの友人は18等級に達していましたが、愛用中のフェラーリに、1年で約20万円近い保険料を払っていると言っていました。

車検費用、点検整備、消耗品交換の値段

車検や点検整備、消耗品の交換が必要な部品に掛かる費用に関してもスーパーカーはスーパー級の値段です。

まず、基本的に点検整備などは指定の工場でしか行うことができません。

例えば、友人のフェラーリF355 ベルリネッタの車検と点検整備費用には25万円以上かかっています。

基本的な点検の工賃だけでなんと約10万円もかかるのだそうです。

消耗品であるパーツの値段もスーパー高い!

 

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スーパーカーのパワーを受け止めるタイヤとブレーキは、きちんと手入れしてあげなければ命に危険を及ぼしかねない部分です。

なので、車の足回りを支える消耗部品の価格は相当な物です。

タイヤ交換

車検の時期に交換が理想とされていますが、例えばランボルギーニ・ウラカンの全タイヤ交換費用は45万円ほどかかるといわれています。

また日産GT-Rの例を挙げてみると、タイヤは1専用タイヤで1本およそ10万円。

走行距離にもよりますが、タイヤは1万5千キロから2万キロ走行毎に交換しなければならず、交換は4本同時でなければなりません。

年間1万キロ走ったとして、1年半から2年に最低1回はタイヤ4本交換で40万円かかるとなると、かなりの出費になりますよね。

ブレーキ交換

ブレーキパッドやブレーキローターに関しても、安全のために高性能を維持するためにはそれなりのコストがかかります。

ブレーキパッドは1台分で軽く15万から20万程度の出費を覚悟しなければなりません。

ブレーキローターも、鉄製であれば1台分で40万程度。

カーボンコンポジット製のブレーキローターだと軽く100万円はこえると言われています。

タイヤと、ブレーキ部分を例に挙げてきましたが、もちろん他のパーツに不具合があれば交換費用がかかります。

スーパーカーにかかる維持費はかなり覚悟しておかないといけないことがわかりますね。

ただ、スーパーカーは車の特性上、安全の為にも常に良いコンディションを維持することが何よりも大切です。

その為にかかるコストは安くないことは理解しないといけないですね。

ではスーパーカー、マクラーレンの維持費はどれくらいなのか見ていきましょう。

 

マクラーレンにかかる維持費

わたしにとって憧れであるマクラーレン650Sを例にとって一般的にかかる費用をシュミレーションしてみました。

1年でどれくらいの維持費がかかるのか見てみましょう。

マクラーレン 650S Coupe スペック

価格    3200万円

エンジン  M838T

排気量   3,799cc

燃料タンク 72L

最高速度  329KPHトランスミッション 7速デュアルクラッチ式シームレス ギアボックス(SSG)

タイヤサイズ  235/35R19・305/30R20

ブレーキ  ディスク式カーボン セラミックブレーキ

サスペンション  プロアクティブ シャシー コントロール独立式懸架ダブルウィッシュボーン

寸法  全長4,509mm×全幅1,908mm×全高1,199mm

■自動車税

66,500円(排気量3799cc)

約3.8リットルなので、自動車税は安めですね。

■重量税(2年に1度の車検時に支払い)

36,900円(年18,450円)

650Sの車両重量は1330kgなので重量税は36,900円です。

重量税は車両の重量によって変わりますがスポーツカーは普通の車に比べて軽いので少し安めです。

■自賠責保険(車検時に支払い)

27,840円(年13,920円)

車検時は、これらの他に基本車検整備料金・印紙代などの支払いもあります。

■ガソリン代

650Sの燃費が、だいたい8.0km/l。

年間1万キロを走ったとして約1250リットル必要。

175,000円のガソリン代(1ℓあたり140円)

■任意保険

30歳くらいで購入すると考えて、最大の20等級の割引が適用されても年間で20~30万円程度かかると考えたほうがベター。

■車検費用

一般の整備工場で車検を受けた場合の値段になりますが車検のみの費用で約17万円〜20万円程度

専用のパーツ代がとても高額になるので、おそらくもっと費用がかかることが予測されます。

一方で、ディーラーで車検を受けると2倍以上の値段がかかります。

パーツ代などはかからないとしても、年間50万円程度。車検は2年に1度として1年あたり25万円。

1年にかかる維持費合計

 

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自動車税:66,500円

重量税:18,450円

自賠責保険:13,920円

ガソリン代:175,000円

任意保険:300,000円

車検費用:250,000円

年間維持費823,870円

故障や修理、交換などにかかる費用を考えると年間に100万円ほどかかることが予想されますね。

ちなみに、オイル交換とタイヤ交換にかかる目安の費用をだしてみました。

オイル交換

60,000円(5000km交換)

タイヤ交換

マクラーレン承認タイヤだと、4本装着で約55万円。

一般的にかかる費用にプラスして余裕をもって2倍ほどの金額を用意しておく方がよさそうですね。

 

マクラーレンを堪能するために!知っておかないと後悔する維持費! : まとめ

超高額の車本体を購入することも目標ですが、
マクラーレンのようなスーパーカーにかかる維持費は一般の車とは比べものになりません。

ただ、マクラーレンの醍醐味を安全に堪能するためにはこれだけの維持費がかかるのも理解できますね。

誰もが憧れるマクラーレンやスポーツカーですが、維持費もしっかりと頭に入れた上で購入し最上級の走りを満喫したいですね!

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