watch ダイヤ パテックフィリップノーチラス 価格

輝かしいダイヤをまとう「パテックフィリップノーチラス」の価格は?

パテックフィリップノーチラスにダイヤを装飾しているモデルの価格は、いくらですか?

そんな疑問にお答えします。

 「パテックフィリップノーチラスにダイヤなんかいらない。」と、思っていた時期が私にはありました。

思っていた理由は、単純明快。

「パテックフィリップノーチラスは、八角形でシンプルなデザインがかっこいいのであって、ダイヤがついている事が余分だ」と、思っていたからです。

ある日、仕事の関係で人工ダイヤについて調べる機会がありました。

人工ダイヤについて調べるついでに、「なぜ、パテックフィリップノーチラスにダイヤを装飾したのか。」を、こっそり調べてみることに。

調べてみると、ダイヤを装飾している理由は、ダイヤをカットする技術が向上したことが大きく関わっていました。

この記事では、パテックフィリップノーチラスのダイヤがついているモデルや、ダイヤの評価方法などを紹介しています。

最後まで読んでいけば、なぜパテックフィリップノーチラスにダイヤを装飾したのか。

また、パテックフィリップノーチラスにダイヤを付けたコレクションの価格を知ることが出来ます。

少しボリュームが多くなってしまいました。

メモを取りながら読み進めて下さい。

 

ダイヤの価格を決める4つC

まずは、ダイヤについて勉強していきましょう。

ダイヤの価格は、4Cという項目に沿って評価しています。

4Cとは、Carat(重さ)、Color(色)、Clarity(透明度)、Cut(研磨)の事です。

なぜ、この4Cが価格を左右するのでしょう。

ダイヤの評価の基本、4Cについて掘り下げていきましょう。

Carat(重さ)

カラット(Carat)とは「ダイヤの重さ」を表しています。

私はカラットとは、ダイヤの大きさのことだと思っていました。

ダイヤのカラットはctと略され、1ctは0.200g、大きさは約6.5㎜となります。

下の表は、カラットの大きさと重さの関係性を示した表です。

細かく分けられていますね。

 出典:WILLMARI

突然ですが、クイズです。

同じ1ctでも、0.1ctのダイヤ10個の価格と、1ctのダイヤ1個の価格、どちらが高額になるでしょうか?

答えは、1ctのダイヤ1個の価格です。

それだけカラット(重さ)があるダイヤは、希少価値があるのです。

カラットの豆知識

金の純度を表す単位もカラットと言います。

しかし、金の場合は「Karat」でKとなります。

同じカラットでもダイヤはct、金はKと覚えておきましょう。

Color(色)

「ダイヤって無色透明ではないの?」と、思っている方は多いのではないでしょうか。

わたしも、そう思っていました。

ダイヤには色がついているのです。

ついている色によって価格が変わってきます。

GIA(米国宝石学会)の定めた世界的な基準があり、色はD~Zの23段階で評価されます。

ダイヤの色の規格表です。

これも細かく分けられています。

出典:SUEHIRO 

Dを無色透明の最高ランクとし、評価が下がるにつれて徐々に黄色味がかかってきます。

Z以降も評価があり、Z以降のダイヤはファンシーカラーと呼ばれています。

ファンシーカラーは、ブルー、レッド、ピンク、パープル、バイオレット、グリーン、オレンジ、イエロー、ブラウン、ブラック、グレー、ホワイトなどの12色の種類があります。

ダイヤの色の評価は、なぜAからではなくDからなんですか?

それは、規格を統一したからです。

現在はGIA(米国宝石学会)の規格で評価していますが、GIAが評価する前は、色いろな規格がありました。

ある規格はAを最高ランクに、またある規格はⅠを最高ランクにしたりと、評価基準がバラバラでした。

そこで、GIAが現在の規格で評価する際に、どの規格も使用していないDを最高ランクにして、今までの規格から一線を引いたからです。

Clarity(透明度)

透明度と言っても、透き通っているかどうかを評価するわけではありません。

「インクルージョン(含有物)」「ブレミッシュ(きず)」が、どのくらい無いかを評価しています。

透明度は6つのクラスにわけられ、11の等級で評価されています。

Clarity(透明度)の評価表です。

ダイヤにこんな評価方法があるとは知りませんでした。

出典:ビープライス

含有物やキズがあるダイヤって、不良品ではないの?

大抵のモノは含有物やキズが有れば不良品ですが、ダイヤは違います。

ダイヤは地球の奥深く、高温高圧の過酷な条件で生成されています。

このような条件で生成されていますので、キズや不純物があっても不思議な事ではありません。

完全に不純物がないダイヤは、無いくらいです。

しかし、限りなくキズや不純物がないダイヤも存在します。

それが、最高品質のFLにあたり、希少価値が高いので価格も高くなります。

 Cut(カット)

ダイヤのカットは思っていたより、沢山のカットの種類があります。

ハートの形にカットする、ハートシェープカット。

長方形にカットするエメラルドカットなど。

沢山あるカットの中で唯一評価基準があるカットが、皆さんもご存じの「ラウンド・ブリリアント・カット」です。

コマーシャルなどによく出てくる、ピラミッド型の底面を合わせ、上面と底面をカットしたような形です。

ラウンド・ブリリアント・カットとは

ラウンド(丸)型で、58個の面を持ち光を最も効率よく反射させダイヤの美しさを最大限に引き出すことを考えて作られたカット方法です。

ダイヤの中で最もオーソドックスなカットになります。

カット評価には輝き、ファイアー、シンチレーション、重量比率、耐久性、ポリッシュ(磨き)、シンメトリーという7つの要素があります。

その7つの要素をExcellent(エクセレント)、VeryGood(ベリーグット)、Good(グット)、Fiar(フェア)、Poor(プア)の5段階で評価しています。

CaratやColorなどは評価が細かったのに、Cutだけ5段階の評価なのでしょうか。

それは人の技術の精巧さを評価している為、一番複雑で一番難しい評価だからです。

例えば、輝きはExcellent、耐久性はGood、ポリッシュはPoorの場合は、Cutの評価は一番評価の低いPoorになります。

 

「天然ダイヤにそっくり」人工ダイヤの種類

マグロには天然マグロと、養殖マグロがあるように、ダイヤにも天然ダイヤと人工ダイヤがあります。

人工ダイヤの種類は主に3つ。

工業用に使われるダイヤから、天然ダイヤ以上のSPECのダイヤまで。

ダイヤをリーズナブルな価格にしたいという思いが、人工ダイヤを作りました。

ジルコニア

ジルコニアは、輝きや硬さをダイヤに似せた人工宝石です。

耐熱性に優れているセラミックに使われている二酸化ジルコニウムに、数種類の鉱物を配合して結晶化させたものです。

見た目はダイヤにうり二つ。

しかし、化学成分、内部構造、物理的特性は天然ダイヤと全く違います。

例えば硬さ。

硬さはモース硬度という基準で表しますが、天然ダイヤは10に対し、ジルコニアは8~8.5程度です。

カットも機械でカットし、天然ダイヤと比べきめ細やかさや輝きは大きな差が生じています。

人工で作成しているジルコニアは、色、大きさ、透明度のコントロールが容易にでき、手軽な価格が特徴です。

モアサナイト

モアサナイトは、天然ダイヤと見た目がそっくりです。

しかし、天然ダイヤとは全く違う別の鉱物で、人の手で生み出された鉱物なのです。

モアサナイトの始まりは、1893年宇宙から来た隕石から始まります。

アメリカのアリゾナ州北部に激突した隕石から、ダイヤに似た特徴を持つ鉱物が発見されました。

宇宙から来た鉱物の為、大変貴重です。

そこで研究に研究を重ね、1998年についに人工的に作ることに成功します。

モアサナイトは、輝き(光の屈折)ときらめき(光の分散)が天然ダイヤより上回っています。

輝きは、天然ダイヤは2.42に対し、モアサナイトは、2.65〜2.69。

きらめきは、天然ダイヤは0.044に対し、モアサナイトは、0.104です。

硬さは天然ダイヤを超えられませんでしたが、天然ダイヤに次ぐ硬さを持っています。

さらにモアサナイトは、熱に強く、天然ダイヤより油脂を吸収しにくい性質を持っている為、普段使いのアクセサリーに適しています。

天然ダイヤより価格がリーズナブルであることが、とてもうれしいポイントです。

合成ダイヤ

人工ダイヤと言えば、合成ダイヤの事をさします。

ダイヤは物質中最高の硬さと熱伝導性を有し、科学的安定性、透光性などの特徴に優れています。

この性質から、ダイヤは工業用途に用いられています。

切削する工具の超精密加工用バイトや、研磨に使用している石砥石をキレイにするドレッサーなど。

医療では、レーザーナイフやメスなどにも使用されています。

高品質なダイヤは、工業や科学技術の発展に寄与する重要な素材であり、今後も需要はさらに増すでしょう。

しかし、天然ダイヤは大型で良質な結晶は極めて稀(まれ)で、個体による品質の差が大きいため工業用途では不向きです。

そのため合成ダイヤ、つまり人工ダイヤが作られたというわけです。

人工ダイヤは、合成される環境、成長条件を制御できる為、安定的に品質の良いダイヤを量産できます。

 

「超高温・超高圧」人工ダイヤの生成方法

人工ダイヤを生成する方法は2種類あります。

天然ダイヤが作られている環境を真似て、作成されていました。

地球の過酷な環境を再現できる現代の化学は、すごいです。

高圧高温法(HPHT法)

高圧高温法(High Pressure and High Temperature)は、文字通り高い圧力と、高い温度をかけてダイヤを作る方法です。

一体どれくらいの気圧と温度をかけているのでしょう。

それは、5Gpaほどの圧力と1,400℃以上の温度をかけて生成しています。

我々の生活になじみのない数字ですのでピンと来ませんね。

1Paは、1㎡に約0.1㎏かかることになります。

5GPaは5,000,000,000paなので、1㎡に500,000,000kgかかることになります。

1,400℃は地中深くにあるマグマとほぼ同じ温度です。

ここでは、私たちが想像できないくらいの気圧と温度をかけて人工ダイヤを生成していると覚えておきましょう。

近年では四方+上下の6方向に圧力をかけるキュービックプレスを用いて作成されたダイヤが多く占めています。

化学気相蒸着法(CVC法)

化学気相蒸着法(Chemical Vapor Deposition)は、天然のダイヤが生成する過程とは全く異なった方法で合成します。

現在は、主に熱フィラメントCVD法とマイクロはプラズマCVD法が主流です。

熱フィラメントCVD法はメタンガスなどの炭素を主成分とするガスを2000~2500℃に加熱したフィラメントで励起(れいき)し、種結晶となるダイヤの結晶板に蒸着させる合成方法。

プラズマCVD法は、マイクロ波や直流放電などにより、メタンガスなどの炭素を主成分とするガス中にプラズマ領域を生成し、基盤に炭素原子を堆積させる方法です。

励起とは

外部からエネルギーを与えることによって、原子、分子などをより高いエネルギー状態に移すことです。

人工ダイヤを作れることより、高気圧、高温に耐えられる装置を作れる方に私は驚いています。

人工ダイヤを作成している動画です。

ものすごい頑丈な装置でダイヤは作成されていました。

出典:YouTube

 

人工ダイヤと天然ダイヤの価格の差&見分け方

気になるのが、天然のダイヤと人工ダイヤの価格です。

一体どれくらい価格に差があるのでしょうか。

また、天然ダイヤと人工のダイヤの見分け方を学び、目利きに挑戦してみましょう。

人工ダイヤの価格

人工ダイヤは1ct=800ドル(約11万6000円)

天然ダイヤは1ct=4,314ドル(約62万5530円)

注意

1ドル=145円で計算しています。

天然ダイヤは最高ランクでの価格を算出しています。

実に約5.4倍の差があります。

ダイヤは国内で発掘出来ないため、全て輸入品です。

人工ダイヤも日本で精製してはいますが、輸入品に頼っている状態です。

世界の状況により価格は上がったり下がったり変動してしまいます。

天然ダイヤも人工ダイヤも生産国はロシアがトップな為、今後価格が上昇することが予想されます。

天然ダイヤと人工ダイヤの見分け方

天然ダイヤと人工ダイヤの見分ける方法は5つあります。

その5つの方法は私たち素人でも、天然ダイヤか人工ダイヤか判断できます。

天然ダイヤか人工ダイヤか見分ける5つの方法は以下の通り。

  1. ブラックライト
  2. 息を吹きかける
  3. 水をたらしてみる
  4. 線を書いた紙の上においてみる
  5. 強力な磁石に近づけてみる

1つ1つ詳しく見ていきましょう。

ブラックライト

ブラックライトがお手持ちにあれば、ダイヤに照らしてみて下さい。

天然ダイヤは青く光ります。

しかし、天然ダイヤは自然界でできたため、個体差があります。

中には天然ダイヤでもブラックライトを照らしても青く光らないものもあります。

正確性に欠ける見分け方です。

息を吹きかける

これは「熱伝導率」の違いを利用して見分ける方法です。

簡単に言うと、熱の伝わり方が天然ダイヤと人工ダイヤでは違うのです。

天然ダイヤに息を吹きかけると、一瞬しか曇りません。

しかし、人工ダイヤは長く曇ります。

冬の寒い日などに行うと違いがはっきり分かります。

水をたらしてみる

スポイトなどで水を1滴垂らしてみましょう。

天然ダイヤは丸い水滴が出来るのに対し、人工ダイヤは水滴が平らに広がります。

この方法は、見分け方が簡単で誰でも見分けられますね。

線を書いた紙の上においてみる

まずは、白い紙と太いマジックを用意してください。

紙の上に1本線を引き、書いた線の上にダイヤをのせる。

ダイヤを通して線をのぞく。

この3ステップで天然ダイヤか人工ダイヤを判別できます。

天然ダイヤは紙に書いた線を見る事が出来ませんが、人工ダイヤなら線を見ることが出来ます。

天然ダイヤは屈折率が高い宝石、つまり光を曲げてしまうためダイヤの向こうにある景色、模様がそのまま透けて見えないのです。

屈折率が高いから、天然ダイヤはキラキラ光るのですね。

注意ポイント

モアサナイトに関しては、ダイヤより光の屈折率が高いため、この方法で見分けることはできません。

強力な磁石に近づけてみる

最後は名探偵コナンのコナン君が教えてくれた天然ダイヤと人工ダイヤの見分け方です。

強力な磁石が有れば、ダイヤに近づけてみて下さい。

天然ダイヤは磁石にくっつきませんが、人工ダイヤは微細な成分が含まれている為、磁石にくっつきます。

精製の方法によって磁石にくっつきにくい人工ダイヤもあります。

 

「探索!」ダイヤウォッチの歴史

ダイヤを装飾している時計をダイヤウォッチと言います。

いつから時計にダイヤを装飾し始めたのでしょうか。

また、どうして時計にダイヤを装飾したのでしょう。

その疑問を解決するには、ダイヤウォッチの歴史を紐解く必要があります。

身を守るダイヤから時計に使用するダイヤへ

ダイヤが初めて登場した文献とされるのが、古代ローマ学者のプリニウスによる「博物誌」です。

博物誌によると、ダイヤの語源はギリシャ語の「強きもの」のadamas(アダマス)からきていると言われています。

そんなことからダイヤは、身を守るお守り的な扱いを受けてきましたが、14世紀後半以降カッテング技術の進化により、輝きをたたえた装身具としての宝飾品の様相を強めていきます。

かつてはほぼ無研磨に近い輝きのない正八面体のフォルムの宝石が、カッティング技術の進化とともに「ジュエリー」としての表現方法を高めていきました。

宝石技術が成熟の域に達した現在、男性のプライドを象徴する道具であり、また数少ない装飾品の一つ腕時計に新たな表現を求めたのは実に自然の流れと言えるでしょう。

女性用の本格的な腕時計の台頭(たいとう)と男性用の宝飾時計の多様化が、ジュエラーによる時計業界の進出を加速させたのでした。

ダイヤは掛け算的な相乗効果

ダイヤをウォッチメーカーのムーブメントに搭載することは、以前から行われていました。

ジュエリーウォッチとしてだけでなく、時計としても魅力的なクリエイション(創造)が実現されたのがつい最近の事です。

中でも記憶に新しいのが、2013年に話題になった「キング・オブ・ダイヤ」と言われているハリー・ウィンストンがスウィッチグループへの参入です。

ハリー・ウィンストンとは

アメリカのジュエリーブランドです。

世界5大ジュエラーのひとつに数えられ、ダイヤの品質に定評があります。

時計メーカーの1つ、ブラパンとの共同開発をしたムーブメントを搭載することで、一流のウォッチメーカーと肩を並べます。

高品質なVVS+クラスのダイヤを使用したり、金属製のヒゲゼンマイからシリコン製ヒゲゼンマイを採用したムーブメントを搭載しました。

ハリー・ウィンストンは、従来が歩んできたジュエラーの道から一歩踏み込み、さらなる進化への意気込みを感じさせられます。

ハリー・ウィンストンCEO兼スウォッチグループ会長のナイラ・ハイエック氏がこう語っています。

「ダイヤジュエラーとしてのハリー・ウィンストンの歴史を決して壊すことのないウォッチメイキングを目指す」と。

つまり、ジュエラーの感性とウォッチメーカーの技術力が単なる足し算ではなく、掛け算的な相乗効果を目指すのです。

新しい試みが目を引く一方、老舗ウォッチメーカーがダイヤのセッティングを強化している傾向があるのも見逃せません。

宝石と違い、時計はムーブメントを守りつつ、いかに限られた空間でダイヤを輝かせるか。

この課題に、毎回頭を悩ませていました。

この課題を突破するために、専門のセッターを置き技術力を高めようとしています。

その姿は、ダイヤの表現方法を見直しされ、今後進むべき大きなテーマとして考えている証拠であります。

ジュエラーとウォッチメーカーとの垣根を越えた技術を求められている今、ダイヤウォッチは新時代の幕開けを迎えているのかもしれない。

 

パテックフィリップノーチラスのダイヤウォッチ

最後に、パテックフィリップノーチラスのダイヤウォッチを見ていきましょう。

「これは時計なの?」と、言わんばかりダイヤを散りばめたものや、アクセントに飾ったものまで。

早速、見ていきましょう。

トラベルタイムクロノグラフ5990/1400G-001

 

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2タイム表示とフライバッククロノグラフ機能を搭載した複雑モデルです。

ケースの右側のプッシュボタンでクロノグラフの操作を行う。

ケースの左側のプッシュボタンでデュアルタイム表示を操作します。

ベゼルの側面、ブレスレットの側面にまでダイヤがセッティングされ、パテックフィリップの技術の高さが表現されています。

ダイヤのカットはバケットカットで、何度眺めても見飽きることはありません。

SPEC

キャリバー:CH 28-520 C FUS

ケース径:40.5mm × 厚さ:12.99mm

文字盤カラー:ブラック・グレー

機能:2タイム表示・デイト表示・デイ&ナイト表示・フライバッククロノグラフ

販売価格:18,000,000円

パテックフィリップノーチラス 5724R-001

 

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ノーチラスのプチコンプリケーションモデルにバゲッドダイヤをセッティングしたモデルです。

ムーブメントはキャリバー240系が搭載され、その特徴であるマイクロローターにより、脅威的な薄さを実現しています。

ダイヤはバケットダイヤをケースに44個、バックル部分に6個飾っています。

ダイヤが美しく輝く、優雅かつ華やかで特別な一本です。

SPEC

キャリバー:240 PS IRM C LU

ケース径:40.0mm × 厚さ:8.52mm

文字盤カラー:ブラウン, ブラック

機能:ムーンフェイズ, 日付表示

販売価格:19,000,000円

ハイジュエリー 7118/1450R-001

出典:WebChoronos

2021年に発表された婦人用のモデル。

文字盤に286個(約0.92カラット)、ケースは518個(約2.52カラット)リューズは20個(約0.03カラット)ブレスレットには1,729個(約9.22カラット)。

すべて合わせて2,553個(約12.69カラット)のダイヤを散りばめた機械式自動巻きムーブメントの時計です。

ケースやベルトの素材はローズゴールドを使用し、ここまでくれば、時計ではなく宝石そのものです。

SPEC

キャリバー:cal.324S

ケース径:35.2mm × 厚さ:3.30mm

文字盤カラー:ゴールド

機能:自動巻き

販売価格:42,110,000円

ハイジュエリー7118/1450R-001を紹介した動画です。

本当に時計なのか宝石なのか分かりません。

出典:YouTube

 

輝かしいダイヤをまとう「パテックフィリップノーチラス」の価格は?:まとめ

まとめとしまして

  • ダイヤの価格を決める4つC
  • 「天然ダイヤにそっくり」人工ダイヤの種類
  • 「超高温・超高圧」人工ダイヤの生成方法
  • 人工ダイヤと天然ダイヤの価格の差&見分け方
  • 「探索!」ダイヤウォッチの歴史
  • パテックフィリップノーチラスのダイヤウォッチ

をご紹介してきました。

ダイヤウォッチを身に着ければ、腕元はもちろん外見を美しく演出してくれますが、価格には驚かされてしまいます。

私たち一般人には、気軽に買える価格ではありません。

しかし、パテックフィリップノーチラスにダイヤを装飾しているコレクションをゲットできることを夢見て、日々精進していきたいものです。

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