そんな疑問にお答えします。
超高級腕時計ブランドとして、絶大な人気を誇るロレックス。
腕時計に興味がない人でも1度は耳にしたことがあるほど、知名度が高いブランドです。
そんなロレックスですが、人気のあまり、ここ数年は常に品薄状態となっています。
そのため、ロレックスの人気モデルを手に入れるための「ロレックスマラソン」を行う人が増えています。
しかしロレックスマラソンをしていても、なかなか手に入れることができないと悩んでいる人は多いのではないしょうか?
そこでこの記事では、ロレックスマラソンを完走させるためのコツや、NG行動などをご紹介します。
目次
ロレックスマラソンとは?基本をおさらい
まずは、ロレックスマラソンについての基本情報をおさらいしておきましょう。
ロレックスマラソンとは、「デイトナ」、「サブマリーナ」、「エクスプローラー」などの人気モデルを手に入れるため、複数の正規店を巡る行動のことを言います。
これらの人気モデルは「スポーツモデル」と呼ばれており、どれも防水性や耐久性に優れた作りとなっています。
なかでも特に人気が高い「デイトナ」を求めて正規店を巡ることを、「デイトナマラソン」と呼ぶこともあります。
「マラソン」と言われる理由としては、複数の正規店を回る姿がマラソンに似ているから、というもの。
1店舗だけでは手に入れることが難しいため、何店舗も回る必要があるというわけですね。
ではこのロレックスマラソン、だいたいどれくらいの期間で完走させることができるのでしょうか?
もちろん個人差はありますが、早い人で2ヶ月程度、遅い人なら1年以上というケースもあります。
「ロレックスマラソンをする予定だったけど、初めて行ったお店で買えた」という声もありますが、これはとてもレアなケース。
基本的には、完走するまで数ヶ月以上はかかると覚悟しておきましょう。
なぜロレックスマラソンをしなければ買えないの?
そもそも、どうしてロレックスマラソンをしなければ人気モデルを買うことができないのでしょうか?
これには3つの理由があります。
需要と供給のバランスが取れていないから
ロレックスが品薄状態になっている1番の原因は、需要と供給のバランスが取れていないということ。
つまり、ロレックスの生産数よりも、欲しい人の数のほうが上回っているということです。
ロレックスは精密度の高い機械式時計なので、職人さんが手作りで生産しています。
そのため、1度に大量生産することはできません。
こういった状況から、1つの正規店に入荷する本数は、人気モデルであれば月に1〜4本程度のみ。
これだけ少ないとなると、なかなか買うことができないのも納得ですよね。
購入制限が設けられたから
ロレックスでは、2019年の11月から「購入制限」というシステムを設けています。
これは、対象のモデルを購入した場合、その後5年間は同一モデルを購入できないというもの。
さらに、購入したモデルと違うモデルであっても、1年間は購入できなくなってしまいます。
こういった制限が設けられたことで、より人気モデルを手に入れづらい状況となっています。
ちなみに、購入制限が設けられている対象モデルは以下のものです。
デイトナ・サブマリーナ・エクスプローラー・エクスプローラー2・シードゥエラー・GMTマスター2・ディープシー
やはり、特に人気度が高いスポーツモデルも購入制限の対象に入ってしまっていますね。
▼購入制限についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
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ロレックスに購入制限?2個以上購入できちゃうお得な抜け道とは?
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人気モデルを店頭に置かなくなったから
ロレックスの正規店では、もともとデイトナやサブマリーナなどのスポーツモデルも、店頭に並べられていました。
しかし、転売目的でロレックスを購入する人が増えたため、対策として、店頭に人気モデルを置かなくなってしまったのです。
そのため、お店に在庫があるかどうかは店員さんにしかわからず、ロレックスマラソンの必要性が高くなりました。
【ランナー必見】ロレックスマラソンのコツはこの5つ!
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人気モデルを購入するためのロレックスマラソンは、いつ完走できるかわからない、とてもハードなものです。
だからこそ、少しでも近道するために、ロレックスマラソンのコツを知っておきましょう。
ロレックスマラソンは休日明けに行うべし
ロレックスマラソンは休日ではなく、休日が明けた平日に行くのがおすすめ。
なぜかというと、休日は仕事が休みの人が多く、ロレックスマラソンを行う人が多くなります。
すると、競争率が上がってしまい、購入できる可能性が低くなってしまいます。
また休日は店舗内も混雑するため、誰かに在庫を出してしまうと、それを見たほかのお客さんからクレームがくる場合も。
お店からするとトラブルは避けたいので、もし在庫があったとしても、案内してもらえない可能性があります。
単純に店員さんが忙しく、対応してもらえないということも考えられますよね。
こういった理由から、ロレックスマラソンは休日明けの平日に行うのがベストであると考えられます。
正規店が多い地域で行うべし
先ほどもご紹介した通り、1つの店舗に入荷する本数は、1〜4本程度と言われています。
そのため、1度に回る店舗の数が多ければ多いほど、人気モデルを手に入れる可能性が高くなります。
これを考えると、地方などの正規店が少ない地域では、効率よく回ることができません。
ただし、「同じ店舗に定期的に通っていたら買えた」という声もあるので、地方に住んでいる場合などは、できるだけコンスタントに近隣店舗へ足を運ぶのがおすすめです。
家族で来店するべし
もしパートナーやお子さんがいるのであれば、ご家族で正規店へ行くのがおすすめです。
これは、転売目的ではないということをアピールするためのもの。
「家族で行くと在庫を出してくれた」という声もあるため、都合がつくのであれば、ぜひご家族と一緒に来店してみてくださいね。
ロレックスを着けて来店するべし
こちらも、先ほどの「家族で来店するべし」と同じで、転売目的ではないことをアピールするためのコツです。
実際にロレックスを身につけていたら、店員さんにも「この人はロレックスが本当に好きな人なんだな」とわかってもらうことができます。
また、身につけているロレックスをきっかけに、店員さんとの会話が弾むこともあります。
雑談のなかで自分の好みなどを伝えることもできるので、ロレックスを持っているのであれば、ぜひ試してみてくださいね。
印象のいい服装で来店するべし
ロレックスマラソンをするときは、できるだけ好印象な服装を心がけましょう。
「ロレックスマラソンに服装なんて関係あるの?」と思う人もいるかもしれませんが、服装はその人の印象を大きく左右するもの。
ロレックスマラソンに限らず、いい印象を持ってもらうことは大切なことですよね。
ましてやロレックスは高級腕時計ブランドですので、なおさらです。
肩肘張る必要はありませんが、ジャケットやチノパン、革靴など、清潔感のある服装で来店するのがおすすめです。
ロレックスマラソンの完走が遠のく!NG行動とは?
先ほどは、ロレックスマラソンを少しでも早く完走させるためのコツをご紹介しました。
ここからは、逆にロレックスマラソンの完走を遅くしてしまう、NG行動についてお伝えします。
【NG行動その1】お店に入ったらすぐに在庫確認をする
来店してすぐ、人気モデルの在庫確認をするのはやめましょう。
これは、店員さんに転売目的と思われてしまう可能性があります。
あくまでも、店員さんとの雑談のなかで在庫を聞くという流れを意識しましょう。
ただし、すでにその店舗でロレックスの購入実績があったり、店員さんとの信頼関係があったりする場合は、すぐに在庫確認しても警戒されない場合があります。
【NG行動その2】電話で在庫確認をする
こちらも先ほどと同じで、転売目的だと思われてしまうことがあります。
ロレックスの店員さんからすれば、電話ではなく、実際にお店へ足を運んでほしいもの。
常連客であれば、電話でも在庫を教えてくれる可能性がありますが、基本的には「わかりません」と言われるだけです。
万が一在庫があったとしても、電話での取り置きや予約などはできないことが多いので、まずはお店にいきましょう。
【NG行動その3】ラフな服装で来店する
こちらは、先ほどご紹介した「印象のいい服装で来店するべし」の逆パターン。
よく、「服装は関係ないから」と、ジャージやTシャツ、デニムなどのラフなファッションで来店する人がいます。
しかし、店員さんから「この人は人気モデルを買えるだけの財源があるのか?」と疑われてしまう可能性もありますよね。
なかにはラフな服装でも人気モデルを購入している人もいますが、これはだいたいが常連客です。
一見客で軽装であれば、在庫があっても教えてもらえない可能性がありますので注意しましょう。
:まとめ
まとめ
- ロレックスマラソンは、人気モデルを購入すべく複数の店舗を回ること
- 生産数や購入制限などの理由から、人気モデルを買うにはロレックスマラソンが必須
- ロレックスマラソンを早く完走させるには、コツを押さえるべき
- NG行動をしてしまうと、ロレックスマラソンの完走が遠のいてしまう
ロレックスの人気モデルは常に品薄状態となっており、手に入れるにはロレックスマラソンが必須となっています。
ロレックスマラソンは、いつ完走できるかわかりませんが、少しでも早く完走するためには、この記事でご紹介したコツを押さえておきましょう。
NG行動は避けて、正規店の店員さんと信頼関係が作れるように意識してみてくださいね。
先が見えず、つらくなることもあると思いますが、その分手に入ったときの嬉しさは計り知れません。
完走を目指して、頑張りましょう。
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