そのような疑問にお答えします。
SUV好きであれば一度は憧れるのがメルセデスベンツのGクラスではないでしょうか。
ただ、購入にあたっては大きな障壁があります。
「高すぎる!」きっと誰もが一度は思ったことでしょう。
新車価格が最低でも1200万円以上となると、普通車が数台買えてしまいますからね(笑)
恐ろしいことに、ベンツでは1000万円越えの車なんて特別珍しいものでもありません。
そんなVIP御用達の自動車メーカーのため、「ベンツには購入制限があるのではないか」と思っている方もいるかもしれませんね。
ですが、安心してください。
ベンツは年収による購入制限が設けられているなどといった事はありません。
つまり、支払いが問題なくできれば誰でも購入可能ということです。
この記事では、
- ベンツGクラスの基本情報と魅力
- サラリーマンがGクラスを手に入れる方法や選択肢
- Gクラス所有のサラリーマンの口コミ
- Gクラス購入に向けた具体的なアドバイスや注意点
以上が分かる内容になっています。
あこがれのG クラスを手に入れるための参考にしてください。
目次
Gクラスってこんな車
ベンツGクラスは、メルセデス・ベンツが生み出した高級オフロード車です。
SUV好きが必ずと言っていいほど憧れるGクラス。サラリーマンを含む多くの人々に人気があります。
では、Gクラスのいったい何が多くの人々を魅了するのでしょうか。
その正体に近づいてみましょう。
Gクラスの特徴と魅力
Gクラスには以下の特徴や魅力があります。
- 強力なオフロード車
- 豪華な内装
- 高い安全性
- 頑丈なボディ
Gクラスの一番の特徴は、他のSUVを圧倒する悪路走行性です。
伝統のフルタイム4WDシステムを採用することで、どんな道でも安心して走ることのできる走行性を手にしています。
走行性だけではありません。内装の豪華さにも目を見張るものがあります。
クラシック感を残した見た目からは想像できないくらいに、シートやメーターなど様々な場所に高級感が漂っているのです。
さらに、自動運転技術などの先進安全技術により、高い安全性が確保されています。
本格SUVのため、悪路に耐えうるだけの頑丈なボディを持ち合わせているのも特徴です。
そして特徴的なスクエア型のボディー構造は頑丈さの要因の一つです。
過去にはNATOで軍用車両として採用されていたこともある程に、強固で走行性に長けた自動車なのです。
乗りたいと思っても金銭的になかなか買えないというのが現状ですが、SUVのパワフルな走行性に魅了された人なら、軍御用達のパワフルなGクラスに乗りたくなるのも納得です。
Gクラスの歴史と進化
「そもそもGクラスっていつからあるの?」と疑問に思われた方もいるのではないでしょうか。
実はGクラスには40年以上もの歴史があります。
1979年に初代モデルが登場し、日本国内で生産が始まったのは1983年です。
初代モデル以降、徐々にデザインや性能が進化し、悪路走行のみならず舗装路での走行性も格段に向上してきています。
もともとは悪路走行(オフロード)に長けているが、舗装路(オンロード)では走りにくいと言われていました。
それが、近年では「長距離でもさほど疲れない」などといった声も聞かれるほどに、オンロードでの走行性も向上してきているのです。
特に近年は、環境に配慮したエンジンや先進の運転支援システムが搭載されるようになり、より使いやすく快適な車となっています。
また、高い技術力が生み出すディーゼルエンジンは、燃費性能にも力を入れています。
しかし、Gクラスで一番すごいところは走行性や先進技術といったことではありません。
40年以上にも及ぶロングセラーにもかかわらず、伝統をしっかりと残しつづけ、それでも進化を止めないことです。
進化が進むと伝統がないがしろになるというのは、自動車業界においてはありがちだと思います。
というのも、人気車がフルモデルチェンジを経て急激に人気が落ちるなど、珍しい話ではないですよね。
そのようなことが40年以上起こらなかったというのも、Gクラスの驚異的な特徴ではないでしょうか。
普通のサラリーマンがベンツGクラスを手に入れるには?
ベンツGクラスの魅力を知ったところで、「サラリーマンでも本当に手に入れることができるの?」と疑問に思うかもしれませんね。
実は、いくつかの方法でGクラスを手に入れることができます。
ただ、現状は世界中で半導体不足。
新車の生産台数は大変少なくなっています。
Gクラスも例外ではなく、予約してから2年で買えるかどうかという状況です。
とはいえ、新車にこだわらなければ手に入らないわけではないのでご安心ください。
購入オプションの検討
まず、購入時のオプションを上手に活用することで、Gクラスを手に入れることができる場合があります。
具体的には以下のような方法が考えられます。
- 頭金を増やす
- ローン期間を長くする
- 低金利ローンを利用する
頭金を増やすことで、ローンの支払い額を減らすことができます。
また、ローン期間を長くすることで、月々の支払い額を抑えることができます。
注意点として、利息を払う期間が延びるので総支払額が割高になることには注意が必要です。
できる限り低金利のローンを利用すれば、支払う利息を節約できます。
とはいえ、1000万円を超える金額でローンを組めば、利息も馬鹿にならない金額になります。
そのため、ローンでの購入を考えているのなら、頭金の捻出は必須でしょう。
頭金で総支払額を落とすことで、高額な支払いに追われる生活を送る心配がなくなります。
現状として新車の場合は予約をしてもすぐには買えないので、予約だけして頭金を貯めるというのが堅実な方法です。
中古車での購入を検討する
新車だと高額なGクラスですが、中古車を検討することで手に入れやすくなります。
平成初期くらいの年式の車であれば、500万円台くらいから購入ができます。
現行の豪華なモデルとは違う、クラシックな魅力が素敵です。
もちろん現行モデルのGクラスなど新しいものも中古車市場で選ぶことが可能です。
しかし、新車以上の価格で販売されているものもたくさんあるので注意しましょう。
中古車なら、以下のメリットがあります。
- 価格が新車よりも安い
- 年式や走行距離によって価格がさらに下がる
- 状態が良い中古車も見つけられる
価格が新車よりも安い場合があるため、予算に合わせて選ぶことができます。
また、年式や走行距離によって価格がさらに下がることもあります。
状態が良い中古車を見つければ、長く愛用することも可能です。
ちなみに、中古車を選ぶポイントは大きく分けて2つあります。
ポイント
- 信頼できる場所から買う
- メンテナンス歴がはっきりしているものを選ぶ
適切なメンテナンスを受けてきた車なのかどうかは、永く乗るうえで大事な要素です。
メンテナンスの行き届いていない自動車では、古くなればなるほど修理費がかさんでしまう可能性を否定できません。
メンテナンスがされているか知るためには、メンテナンスシートや販売店側の説明が不可欠となります。
下の記事ではより詳しく中古車選びのポイントを解説しています。
中古車選びを検討している方は参考にしてみてください。
カーリースやカーシェアの活用
Gクラスを所有することを目的としない場合、カーリースやカーシェアを利用する方法もあります。
カーリースは、あらかじめ決められた期間、車を借りる形で利用できるサービスです。
走行距離に制限があることや、途中解約が基本的にできないことなどが大きなデメリットです。
しかし、月額定額の支払いで新車に乗れるというのが最大のメリットでしょう。
毎春通知が届く、自動車税など維持費の中でも大きな負担になる支払いも含めて定額となります。
家計管理をするうえでも、定額というのは大変便利ですね。
また、カーシェアは複数の人が共同で車を利用し、必要な時に借りることができるサービスです。
これらの方法であれば、以下のメリットがあります。
- 所有費用が抑えられる
- 乗りたい時にだけ利用できる
- 最新モデルに乗り換えやすい
カーリースやカーシェアなら、車を所有することに伴うコスト(税金、保険、整備費用など)を抑えることができます。
また、カーシェアにおいては乗りたい時にだけ利用できるので維持費用を節約できます。
例えば、一人キャンプの際のお供にGクラスを使用するなど、趣味をより魅力的に彩ることも可能です。
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その他にも、写真が好きな方であればカッコいい写真を撮る楽しみもできるでしょう。
例えば下の投稿のような写真。
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Gクラスであれば乗車以外にも被写体としての魅力もありますね。
カーシェア、カーリースどちらの方法も、購入よりはるかに安くGクラスを手軽に楽しむことができます。
そのため、多くの方にとってGクラスの現実的な楽しみ方になることでしょう。
Gクラスを持つサラリーマンのライフスタイル
サラリーマンがGクラスを手に入れると、どのようなライフスタイルが待っているのでしょうか。
Gクラスオーナーの口コミや、購入後の維持費について詳しくみていきましょう。
Gクラスオーナーの口コミ
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実際にGクラスを手に入れた人はどのように感じているのでしょう。
口コミを知ることで、どのような生活を手に入れられるのか想像するきっかけになることでしょう。
<良い口コミ>
- カッコいい
- アウトドアでもシティーユースでも活躍できる
- 自分なりの楽しみ方ができる
見た目の良さや、使用シーンの幅広さへの評価が目立っています。
また、新車のGクラスに関しては購入すること自体に大きな喜びがあるようです。
というのも、予約をしてから2年越しに抽選に当たり購入できたという人がいる状況。
2年越しでも抽選に当たらなければ購入ができないため、購入できることに喜びを感じられるようです。
レアリティという付加価値も付くことで、Gクラスユーザーになるということは大きな満足感につながっているようです。
<悪い口コミ>
- 小回りが効きにくい
- 燃費が悪い
- 税金が高い
Gクラスに限らずとも、大きな自動車ではよく言われている口コミが散見しています。
逆に言うと、その他の悪い口コミはほとんど目につきませんでした。
荷台スペースが思ったよりも狭かったなどといった、主観的な口コミはありました。
しかし、全体を占めるのは紹介した3点のみ。
購入後にネックとなる可能性があるものは”維持費”に絞られそうですね。
Gクラスを維持するための費用と注意点
紹介したように、Gクラスを所有することで得られる喜びはたくさんあります。
しかし、維持費の面は少々心配の種になりそうです。
具体的には、以下のような維持費が発生します。
- メンテナンス費用
- 保険料
- 税金(自動車税、重量税など)
- ガソリン代
これらの費用は、車を持つことによって必ず発生するものです。
そのため、Gクラスを維持するためには、これらの費用を計画的に捻出する必要があります。
たとえば、車に永く乗るためには定期的なメンテナンスは必須です。
月々の支払いで余裕がなければ、定期的なメンテナンスが行えないといった事態に陥るかもしれません。
このように、あらかじめ維持費を考えてGクラスユーザーになることは、永く乗り続けるためにも大事なポイントです。
また、税金面は特に維持費の中で大きな負担になる要素です。
特に中古で13年落ち以上の車を購入する際には自動車税も重量税もそれぞれ増額になるので注意が必要です。
具体的には、自動車税なら15%の増額。
重量税なら13年落ちで約40%の増額。18年落ちからは約50%の増額となります。
またGクラスは排気量や総重量もあるので、もともとにして税金が高額になります。
Gクラスはサラリーマンでも購入できる!?購入以外の楽しみ方も紹介:まとめ
Gクラスは庶民ではなかなか手が出しにくい価格帯の高級車です。
さらに、自動車は買って終わりではなく、維持費というものが必須です。
Gクラスにはたくさんの魅力がありますが、走行性やデザイン性のみならずリセール価値も非常に高いという特徴もあります。
シンプルにGクラスが好きという方にとっては、ローンでの支払いも選択肢にあるかと思います。
しかし、リセール価値に強い関心をお持ちの場合には現金購入がオススメです。
支払総額を抑えることで、車を手放す際の利益が大きくなります。
とはいえ、新車価格最低1200万円以上のGクラス。
普通のサラリーマンが現金一括購入は現実的ではありませんね。
リセール価値が高い車はベンツ以外にも存在します。
例えばランクルプラドなどはベンツよりも価格的には手に入れやすく、リセール価値も高くなっています。
もちろん、簡単には手に入らないという状況ですが、気になる方は下の記事をお読みください。
「リセールってそもそもなに?」このように思われた方は下の記事がオススメです。
「賢い買い物とは何か?」が分かるので、あなたの車の価値観がガラリと変わるかもしれませんよ。