そんな疑問にお答えします。
SUVの中でも特別な存在感を放つ1台と言えば、メルセデス・ベンツ「Gクラス(通称ゲレンデ)」。
「四角いデザインがカッコいい」
「オフロード性能もすごい」
そんな憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もそのひとり。
ただ、新車価格は1,000万円を超えるため、なかなか手が届かないというのも事実。
でも諦めるのはまだ早い!
実は、中古車市場には比較的お得なGクラスも存在するんです。
この記事では、「Gクラスを中古で安く手に入れる」というテーマに絞ってお届けします。
安く手に入れるためのポイントはもちろん、注意点も深掘りして徹底解説します。
購入を考えている方は見逃せない情報ばかり。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
【Gクラスの中古車】価格帯はどれくらい?
まずは、中古市場でのGクラスの価格帯をチェックしてみましょう。
Gクラスの価格相場
Gクラスの中古車価格は、モデルや年式、走行距離によって大きく変わります。
一つの目安として、モデル別の価格相場を調べてみました。
▼モデル別の価格相場
古いモデル(2000年代初頭) | 相場は 400万円~700万円程度。高年式で走行距離が多いものが中心。 |
2010年代モデル | 相場は 700万円~1,000万円程度。特に人気のある「G350d」や「G550」もこの価格帯で見つかります。 |
最新モデル(2019年以降) | 相場は1,000万円以上。比較的新しいモデルは価格が下がりにくいです。 |
ここで言う「安い中古Gクラス」というのは、特に2000年代初頭の古いモデルが中心になります。
例えば、「G320」は先代Gクラスのなかでも密かなブームになっています。
「G320ロング」の名称として、1994年から2006年の約12年間にわたり、発売されたモデル。
排気量3200ccという維持費の安さ、快適性と程よいゆったりとしたクラシカルさが両立し、人気を集めていますよ。
出典引用:Outdoor
安いGクラスを探すときの3つのポイント
中古市場で安いGクラスを探すには、以下の3つのポイントがあります。
ポイント
- 年式とモデルの選び方を考える
- 走行距離をチェックする
- 修理歴を確認する
注意が必要な心構えは「安いからといって飛びつかないこと!」。
安く買うと言っても高い買い物ですので、慌てず騒がず、慎重に選ぶことが大切です。
1. 年式とモデルの選び方を考える
1つ目は「年式とモデルの選び方を考える」こと。
Gクラスは1979年の登場以来、定期的にモデルチェンジを重ねてきました。
その中で「どの年式が自分に合うのか」を考えることがポイントになります。
▼モデルの特徴
古いモデル(~2010年代初頭) | 価格が安い一方で、燃費性能や安全装備が最新モデルに比べて劣る可能性があります。 ただ、クラシックなデザインや雰囲気が好きな人にはピッタリ。 |
比較的新しいモデル(2010年代後半~) | 価格はやや高めですが、現代の車に必要な快適装備や性能が充実しています。 自分の予算と希望する装備のバランスを考えて選びましょう。 |
2. 走行距離をチェックする
2つ目は「走行距離をチェックする」こと。
一般的に、走行距離が多い車両ほど価格は安くなりがち。
Gクラスも当然これに当てはまります。
合わせて、10万kmを超えると故障リスクも高まることも中古車購入の基本として押さえておくことが大事ですね。
走行距離の目安として考えるのは「5万km」
5万km以下の車両は割安感と信頼性のバランスが良いとされています。
走行距離が多い場合は、エンジンや足回りの状態をしっかりチェックすることが重要。
ただ、この辺りは素人目ではなかなか判断しにくいですよね。
そこで、信頼できる販売店を選択することが大事になりますが、ここは複数の販売店にまめに足を運んでいくことがポイント。
販売店も色々なら、担当者もさまざまです。
その中で「信頼してわからないことを尋ねられそうな人」を見定めることで、理想のGクラスを手に入れられる可能性は高まりますよ。
3. 修復歴を確認する
3つ目は「修理歴を確認する」こと。
中古車を安く手に入れようとすると、修復歴のある車両が候補に挙がることがあります。
ただし、修復歴があると将来的にトラブルが発生する可能性が高いため、慎重な検討が必要です。
そのため、信頼できる販売店選びがポイントになります。
可能であれば、第三者機関の点検結果を確認するなどできればいいですよ。
安くGクラスを手に入れるためのコツ
「とにかく安いGクラスが欲しい!」
という方のために、お得に購入するためのコツを紹介していきます。
1. オークションや個人売買を利用する
中古車オークションや個人売買では、ディーラーや中古車販売店よりも価格が安いことがあります。
ただし、購入後の保証がない場合が多く注意が必要です。
リスクを了解したうえで、できるだけ安く購入したい、という方におすすめの方法です。
2. 人気のないモデルや仕様を狙う
Gクラスには多くのバリエーションがありますが、なかには人気が低く、価格が安いモデルも存在します。
例えば
- ガソリンモデル :ディーゼル車に比べてリセールバリューが低め。
- 珍しい仕様やカラー: 一部の市場では需要が少なく価格が抑えられる場合があります。
が挙げられます。
3. 購入時期の見極めと交渉をおこなう
中古車を少しでもお得に買おうと思うなら、購入時期の見極めと交渉がコツ。
中古車市場は季節によって価格が変動するため、「時期」を見極めればお得に購入できちゃうんです!
お得なタイミングは決算時期である3月&9月が狙い目
この時期は販売店が1年のうちでもっとも売り上げを伸ばしたい時期なので、お得になりやすいです。
また、価格交渉が可能な場合もあるため、事前に市場価格をリサーチし、交渉に臨むことでお得に購入できる可能性がありますよ。
私も決算時期がお得になる情報を聞き、その時期を狙いました。ディーラーもノルマがあるのか、交渉がしやすかったですよ!
購入時に注意したい4つのポイント
安いGクラスを購入する前に、注意したい点が4つあります。
後悔しないためには、このポイントのチェックを絶対に欠かさないようにしましょう!
注意したいポイント
- メンテナンスい履歴
- ランニングコストを考慮する
- リセールバリューを意識する
- 保証内容を確認する
ひとつずつ詳しく解説していきます。
1. メンテナンス履歴
Gクラスは高級車なので、メンテナンスがしっかり行われていることが重要。
車両の寿命を左右する「整備記録が残っている」ものを選ぶのはマストと言えます。
特にゲレンデのような高級車では、外観の傷や内装の損傷だけでなく、エンジンやトランスミッションの状態も詳しくチェックする必要があります。
2. ランニングコストを考慮する
車両本体の購入価格が安くても、維持費が高くなるケースがあります。
例えば、
- 燃費は良くないため、ガソリン代がかさむ。
- 保険料や税金が高い。
- 部品交換や修理費用も割高。
こんな風になれば、せっかく憧れの車を手に入れても、乗り続けることが難しくなります。
購入後の維持費を計算に入れることも大切。
しっかりとランニングコストを視野に入れて購入し、無理のないカーライフを楽しみましょう。
3.リセールバリューを意識する
ゲレンデはリセールバリューが高いことで知られています。
将来手放すことを考えて、リセールバリューを意識した購入・維持戦略を立てることが、長期的にみると賢い選択です。
どのカラーやオプションを選べばいいか、事前に市場調査しておきましょう。
特に人気のあるグレードや特別仕様車は、将来的に高値で売却できる可能性が高いので、購入の際に考慮しておくことが重要です。
さらに購入後は、市場の動向やトレンドを常にチェックし、売却する適切なタイミングを逃さないようにしましょう。
あらかじめ戦略を立てることで、リセールバリューを最大限に活かすことができますよ。
4.保証内容を確認する
中古車購入時には、保証内容をしっかりと確認することが重要です。
高いお金を出してゲレンデに乗り始めてからすぐに故障して修理代金がバカにならないのは辛いですよね。
購入時に保証内容をじっくり確認することで、アフターサービスが充実している店舗を選ぶこともできるなどメリットが大きいですね。
Gクラス中古車が安い?憧れメルセデスSUVをお得に手に入れるコツ:まとめ
Gクラスは憧れの車です。
ただ、中古車市場をうまく活用することで「手の届く夢」になります。
特に古いモデルや走行距離が多い車両を狙えば、比較的リーズナブルな価格で購入することも可能となります。
ただし、「安い」だけで選ぶのはリスクも伴うこともご紹介しました。
記事の中でお伝えしたように、年式や状態、メンテナンス履歴などをしっかり確認し、自分のライフスタイルに合ったGクラスを見つけましょう。
Gクラスをお得に購入して、特別なカーライフをスタートしてみませんか?
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