car g350 ブルーテック 燃費

【実は〇〇km/Lです!】g350ブルーテックの燃費はヤバいかも

g350ブルーテックの燃費は、良いのですか?

そんな疑問にお答えします。

メルセデスベンツのGクラスは、高級SUVの中でもオフロード走行に優れています。

ですが、燃費が悪いというイメージがありませんか?

実は、約10年前に発売された1台の車が、そのイメージを覆(くつがえ)しました。 

その名は「g350ブルーテック」です。 

g350ブルーテックは、メルセデスベンツのクリーンディーゼルエンジンを搭載しており、当時のGクラスの中で最も燃費が良かったのです。 

もちろん、今では技術の進歩で他のモデルに抜かれてしまいましたが、それでもg350ブルーテックの燃費は見逃せません。 

では、具体的にどれくらいの燃費なのでしょうか?

そこで今回は、g350ブルーテックの燃費について詳しくご紹介します。

この記事を読んでわかること

燃費の種類

g350dブルーテックの燃費

ベンツ史上最も燃費がいいモデルTOP3

燃費とは、1種類ではなく様々な種類が存在します。

後で見返せるように、メモを取りながら読み進めて下さい。

 

「おさらい」3種類あるある燃費

燃費についての知識を深めていきましょう。 

燃費の種類は3つあり、燃費の計算方法は異なりますので、注意が必要です。

さらに、最近では電気自動車やPHEVなどの新しいタイプの自動車も増えてきており、燃費の見方も少し複雑です。

燃料消費率

燃料消費率は、ガソリンやディーゼルなどの化石燃料を使って走る自動車の燃費のことをいいます。

燃料消費率は、1リットル当たりの走行距離(km/L)で表されており、さらに細かく分類すると

10・15モード

JC08モード

WLTCモード

の3つに分けることができます。

10・15モード

10・15モード燃費とは、日本で1991年から2011年まで採用されていた自動車の燃費測定方法です。

10・15モード燃費では、市街地(10項目)と郊外(15項目)の走行を模した走行パターンをシャシダイナモ上で再現し、燃料1リットルあたりの走行距離を算出します。

シャシダイナモとは

自動車の馬力や燃費を測定する装置です。

シャシダイナモは、実験室内で自動車が路上を走っている時と同じ状態を再現できるように、走行時の風の抵抗などを設定し、ローラーの上で車を走るようにします。

10モードの測定項目はこちら

  1. アイドリング状態(20秒)
  2. 20 km/hまで加速する(7秒)
  3. 20 km/hをキープして走行(15秒)
  4. 20 km/hから減速して停止(7秒)
  5. アイドリング状態(16秒)
  6. 40 km/hまで加速する(14秒)
  7. 40 km/hをキープして走行(15秒)
  8. 40 km/hから20 km/hまで減速(10秒)
  9. 20 km/hをキープして走行(2秒)
  10. 20 km/hから40 km/hまで加速(12秒)
  11. 40 km/hから減速して停止(17秒)

次に15モードの測定項目です。

  1. アイドリング状態(65秒)
  2. 50 km/hまで加速する(18秒)
  3. 50 km/hをキープして走行(12秒)
  4. 40 km/hに減速して走行(4秒)
  5. アクセルをオフにした状態(4秒)
  6. 40 km/hから60 km/hまで加速(16秒)
  7. 60 km/hをキープして走行(10秒)
  8. 60 km/hから70 km/hまで加速(11秒)
  9. 70 km/hをキープして走行(10秒)
  10. 70 km/hから50 km/hまで減速(10秒)
  11. 50 km/hをキープして走行(4秒)
  12. 50 km/hから70 km/hまで加速(22秒)
  13. 70 km/hをキープして走行(5秒)
  14. 70 km/hから減速して停止(30秒)
  15. アイドリング状態(10秒)

上記10モードでの測定3回、15モードでの測定1回の結果から燃費を計算します。

10・15モード燃費は、当時の自動車使用環境を反映したものでしたが、現在では渋滞や高速道路の利用など、走行状況が変化しています。

そのため、2011年からはより実走行に近いJC08モード燃費に変更されました。

JC08モード

JC08モードとは、日本で2011年から採用されている自動車の燃費を測る方法のことです。

JC08モードも10・15モード同様、シャシダイナモという装置を使って、実際の道路での走り方を模擬して、1リットルの燃料でどれだけ走れるかを計算します。

JC08モードでは、10・15モードよりも、以下の点が変わっています。

走行速度や時間、停止や加速の回数

JC08モードでは、走行速度や時間、停止や加速の回数などが、現代の交通状況に合わせて変更されました。

平均速度は24.4km/hで、20分間で8.2kmを走り、最高速度も80km/hまで上がっています。

コールドスタートの追加

エンジンが暖まっていない状態(コールドスタート)から始める測定が追加されました。

コールドスタート時は、燃料をたくさん使ったり、排気ガスが多く出たりするため、燃費や環境に影響するからです。

コールドスタート時の測定は、全体の4分の1を占めています。

車の重さによって、荷重区分が細かくなりました。

10・15モードでは、車の重さが100kgごとに区分されていましたが、JC08モードでは、50kgごとに区分されています。

車の重さの違いによる燃費の差を正しく反映できるようになりました。

JC08モードは日本独自の燃費測定方法ですが、世界的にはWLTCモードという方法が採用されています。

WLTCモード

WLTPとは、英語: Worldwide harmonized Light duty driving Test Procedure の頭文字で、日本語では「乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法」と呼ばれます。

WLTPモードは、世界中で共通の走行条件をもとに、46.5km/hの平均速度で走るという想定で行われる試験方法です。

WLTPモードは、2017年から国連で定められた新しい基準で、日本だけで使われていたJC08モードから変更されました。

WLTPモードは、「市街地」「郊外」「高速道路」の3つの走行モードを、それぞれの使用時間の割合に合わせて組み合わせ、現実に近い燃費を測定します。

JC08モードでは、最高速度80km/h付近で20分間、8km程度走るという基準で燃費を計算していました。

しかし、WLTPモードでは、最高速度97km/h付近で25分間、15kmという基準で計算されます。

つまり、より速くて長い距離を走るということです。

さらに、JC08モードでは、エンジンが冷えているとき(コールドスタート)と温まっているとき(ホットスタート)の両方で測定されていましたが、その割合は25%対75%でした。

一方、WLTPモードでは、エンジンが冷えているときだけで測定されます。

つまり、WLTPモードは、JC08モードよりも厳しい基準で燃費を測定する方法で、燃費の数値はJC08モードよりも低くなる可能性があります。

電気消費率

近い将来、電気自動車は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンの車を置き換える可能性が高いでしょう。

電気自動車やPHEVなどの電気を使って走る自動車は、燃料消費率ではなく電気消費率で燃費を表します。

電気消費率は、kWhあたりの走行距離(km/kWh)や100kmあたりの電気消費量(kWh/100km)で示されます。

例えば、電気自動車の燃費が100Wh/kmという場合は、1km走るのに100Whの電気が必要ということです。

電気自動車の燃費は、エンジン車の燃費とは逆に、数字が小さいほど良いということになります。

勘の良い人ならもうお気づきでしょう。

電気消費率と燃費消費率とは、単位が違うため比べることができません。

そこで、単位を変換する必要があります。

電気消費率と燃費消費率を変換するには、以下の公式を用います。

燃費消費率電気消費率(3.6×低位発熱量)

低位発熱量とは、燃費を完全に燃焼させた時に発熱する熱量のこと。

ガソリンは約32.9MJ/Lで、軽油は約35.8MJ/Lです。

電気消費率の120kwh/km車を、実際に燃費消費率(ガソリン車)に換算してみましょう。

燃費消費率120(3.6×32.9)×1,000120118,440=0.01013

燃費消費率=0.01013

kwh→whに変換するため、1000をかけてあげると、

燃費消費率=10.0101398.71

逆数にすることで、私たちが見られた燃費消費率が求められます。

よって、燃費消費率は、

98.71km/L

と、なります。

驚異的な数字ですね。

今後必要となってくるワードですので、お覚えておいて損はありません。

 

g350ブルーテックの燃費は悪い?

ここから本題です。

g350dブルーテックの燃費は、どれくらいなのでしょうか。

他のGクラスのモデルと比べながら、見ていきましょう。

g350ブルーテック

 

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メルセデス・ベンツのGクラスには、新たな仲間が23年ぶりに加わりました。

そのモデルは「g350ブルーテック」と呼ばれて、ディーゼルエンジンを搭載しています。

日本では2014年から販売が開始されています。 

5.5リットルV8ガソリンエンジンから大きくチェンジ。

3リットルV6ターボディーゼルエンジンを採用しています。

このエンジンは、パワーとトルクが高いだけでなく、燃費や排出ガスの低減にも貢献しています。 

尿素SCRシステムを搭載した「ブルーテック」という先進的な環境技術も備えている優れたエンジンです。

g350ブルーテックは、悪路や雪道に適応するための装備が完全にそろっており、オフロードの走行もバッチリ。

ですが、オフロードだけではありません。

オンロードでは、サスペンションやブレーキなどが最新化されており、なめらかで快適なドライビングができます。 

インテリアや装備もGクラスらしく豪華で充実しており、革シートやウッドパネルなどの高級素材や、HDDナビゲーションやETCなどの最先端の機能が揃っています。

 g350ブルーテックは、メルセデス・ベンツの最新のディーゼル技術とGクラスの歴史と伝統を見事に融合させたモデルです。

SPEC

全長×全幅×全高 4,530㎜×1,810㎜×1,970㎜
重量 2,510㎏
排気量 2,986cc
エンジン V型6気筒DOHCターボ
燃費(JC08モード) 8.5km/L

g350ブルーテックの内外装を紹介している動画です。

少し年代が古いせいか、現在のGクラスより豪華さはやや劣るかもしれません。

出典:YouTube

g350d

 

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日本で一番人気のあるGクラスと言えば、g350d」でしょう。

g350dは、直列6気筒ターボエンジンを搭載しており、3,000㏄の排気量から生み出されるパワーは力強い走りを発揮します。 

悪路にも負けない走行性能と、全高2m近いクロスカントリー型4WDとしては信じられないコーナリングの安定感が魅力です。

g350dは、環境性能にも優れています。 

WLTCモードで9.9Km/Lという素晴らしい燃費を達成しており、サイズと車両重量を考えると驚異的な数字です。 

また、g350dは、今では当たり前の安全機能をいち早く搭載しました。 

車間距離を保持する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や、車線変更時の安全性を向上させる「ブラインドスポットアシスト」などの先端的なシステムが装備されており、ドライバーの安全をサポートします。 

さらに、「マルチビームLEDヘッドライト」や「アテンションアシスト」などの機能も備えており、夜間や長距離運転でも快適に乗ることができるのです。

g350dは、パワー、環境性能、安全性という3つの要素を高いレベルでバランスさせた素晴らしい車。 

日本で最も人気のあるGクラスとして、その魅力を発揮しています。

SPEC

全長×全幅×全高 4,660㎜×1,930㎜×1,975㎜
重量 2,460㎏
排気量 2,924cc
エンジン V型6気筒DOHCICターボ
燃費(WLTCモード) 9.9km/L

g350dを試乗している動画です。

この動画からg350dの力強い走りを堪能して下さい。

出典:YouTube

g400d

 

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g400dは、g350dと外見が似ていますが、性能は大きく向上しています。

エンジンは同じOM656ですが、ソフトウェアやドライブトレインの改良で、最高出力はg350dの330psから374psに、最大トルクは700N・mから800N・mに増えました。 

また、g400dはg350dにはないGクラス専用のカスタマイズプログラム「G manufaktur」に対応しています。

このプログラムでは、ボディカラーは22色から、インテリアは高品質な素材と技術で仕上げられたオリジナルのものから選べます。 

さらに、以下のような快適装備もオプションで付けられます。

シートベンチレーター(前席):シートに内蔵されたファンで、暑い時に涼しくなります。

シートヒータープラス(前席):シートを温めて、寒い時に暖かくなります。

電動ランバーサポート(前席):シートのカーブを調整して、腰にフィットさせます。

ドライビングダイナミックシート(前席):コーナーを曲がる時に、バックレストがエアで膨らんで身体を支えます。

レザーダッシュボード:ダッシュボードにレザーを使って、高級感を出します。 

g350dは右ハンドルしかありませんが、g400dは右ハンドルと左ハンドルのどちらも選べます。

SPEC

全長×全幅×全高 4,660㎜×1,930㎜×1,975㎜
重量 2,460㎏
排気量 2,924cc
エンジン V型6気筒DOHCICターボ
燃費(WLTCモード) 9.7km/L

g400dの内外装の魅力を紹介している動画です。

g350dとの違いを探してみると、性能やデザインの進化がよく分かります。

出典:YouTube

g500

 

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g500は、ゲレンデヴァーゲンのガソリン車の最後の砦です。

5リッターのV8エンジンは、292PSのパワーと54kgmのトルクを発揮します。 

g500には、4×4スクエアードという別格のモデルもあります。

g550の4×4スクエアードは、最高級モデルのG63 AMG 6×6の足回りを受け継いだ4輪駆動車。

22インチの大径ホイールや460mmの高い車高で、どこにでも行ける風格を漂わせます。 

g500はg400dと同じく、G manufakturプログラムで、ボディーやインテリアのカラーを自由に選べますが、左ハンドルのみの設定です。

このことは、g500の主な市場が日本ではなく欧米であることを意味します。

残念なことに、嫌な知らせをお伝えしなければばりません。

g500のV8エンジンは、もうすぐ姿を消します。 

環境規制や燃費向上のために、メルセデスベンツは、g500に搭載されている8気筒エンジンに別れを告げるのです。

そして、2024年モデルからは、小排気量の6気筒エンジンに変わります。

SPEC

全長×全幅×全高 4,660㎜×1,930㎜×1,975㎜
重量 2,450㎏
排気量 4,965cc
エンジン V型8気筒SOHC
燃費(WLTCモード) 7.4km/L

g500の性能を解説している動画です。

V8エンジンの迫力ある重低音を聞けるのも、あともう少し。

耳に残るエンジン音を楽しんでください。

出典:YouTube

 

ベンツ史上最も燃費がいいクルマTOP3

g350ブルーテックの燃費性能は理解できましたね。 

今回は、メルセデスベンツの歴代モデルの中で、燃費が最も優れているモデルを見ていきましょう。

これらのモデルには、ある共通する特徴がありました。

EQS 450+

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EQS 450+は、後輪を駆動する245kWのモーターをリアアクスルに搭載した電気自動車です。

モーターをリアアクスルに配置するレイアウトは、重心を低くしてコーナリングや加速を向上させるだけではなく、フロントにエンジンがない分視界を広げました。

107.8kWhという大容量のリチウムイオンバッテリーを使っており、一回の充電で700km(WLTCモード)も走ることができます。

航続距離700kmは、現在販売されている電気自動車の中で最長の航続距離です。

メルセデス・ベンツだけあってEQS450+の室内は、ゆとりのある空間とハイテクなデザインが印象的です。

ダッシュボードには、ドライバー用とセンター用の2つのディスプレイが一体となった巨大なディスプレイを配置。

運転情報やナビゲーション、オーディオなどの機能をタッチや音声で操作できます。

さらに、ARヘッドアップディスプレイも備えており、道路にナビゲーションや警告などの情報を投影します。

これらの技術は、ドライバーが視線を動かさずに必要な情報を得られるように工夫されており、安全性快適性を高めているのです。

走破性はどうでしょうか?

EQS 450+は、メルセデス・ベンツの伝統を受け継ぐスムーズで力強い走りを実現しています。

アクセルペダルの踏み込み方によって細かく出力を変えられるようになっており、ドライバーの意図を正確に反映。

軽く踏めば静かにスピードを上げ、強く踏めば245kWのモーターが即座にトルクを発揮し、0-100km/h加速に5.5秒という高いパフォーマンスを誇ります。

ですが、乗り心地は柔らかく快適です。

EQS 450+は、メルセデス・ベンツの革新と伝統を融合した、最先端の電気自動車です。

SPEC

全長×全幅×全高 5,225㎜×1,925㎜×1,520㎜
重量 2,530㎏
バッテリー容量 107.8kWh
航続距離(WLTC) 700km
電費(Wh/km) 8.75km/kWh

EQS 450+を試乗している動画です。

EQS 450+は、今までない新しい風を吹き込んだと感じられるでしょう。

出典:YouTube

EQS 53 4MATIC+

 

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EQS 53 4MATIC+は、メルセデス・ベンツの電気自動車(EV)の中で最もパワフルなモデルです。

AMGが手がけた初の量産EVで、EQSのベースモデルをさらに高性能化したモデル。

前後に各1基のモーターを備えた4輪駆動システム「AMGパフォーマンス4MATIC+」を搭載しました。

このシステムは、ドライビングモードに合わせて前後のトルクバランスを最適化し、優れた走行性能と安定性を提供します。

オプションの「ダイナミックプラスパッケージ」を装着すると、ブースト機能付きの「レーススタートモード」で最高出力761PS(560kW)、最大トルク1020N・mを発揮。

0-100km/h加速に3.4秒、最高速度に250km/h(制限値)という驚異的な数値を実現します。

バッテリーは、EQSと同じく107.8kWhの容量で、WLTPモードで最大580kmの航続距離です。

最大200kWの急速充電にも対応しており、19分で最大300km走行できます。 

EQS 53 4MATIC+のインテリアは、EQSと同じく広々とした空間と先進的なデザインが特徴です。

ダッシュボードには、12.3インチのドライバー用ディスプレイと17.7インチのセンターディスプレイが一体化された大型ディスプレイが搭載されています。

このディスプレイは、運転に必要な情報やナビゲーション、オーディオなどの機能を表示し、タッチ操作や音声操作が可能です。

EQS 53 4MATIC+のインテリアは、AMGの専用デザインと素材で仕上げられており、高級感とスポーティーさを感じさせます。

EQS 53 4MATIC+は、電子制御ダンピングとリアアクスルステアリングを標準で組み合わせたエアサスペンションシステム「AMGライドコントロール+」を採用。

AMGライドコントロール+は、路面状況やドライビングモードに応じてサスペンションの硬さや車高を自動的に調整し、乗り心地と操縦性を両立します。

リアアクスルステアリングは、低速時にはリアホイールを前輪と逆方向に、高速時には同方向に最大10度まで切ることで、回頭性と安定性を向上させました。

EQS 53 4MATIC+は、電気自動車の新たな可能性を示す、画期的なモデルです。

SPEC

全長×全幅×全高 5,225㎜×1,925㎜×1,520㎜
重量 2,670㎏
バッテリー容量 107.8kWh
航続距離(WLTC) 601km
電費(Wh/km) 7.51km/kWh

EQS 53 4MATICの内装を紹介している動画です。

メルセデスベンツらしい高級感と快適さを兼ね備えた内装になっています。

出典:YouTube

EQE 350+

 

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EQEは、「EVA2」という電気自動車専用のプラットフォームに基づいて開発されました。 

バッテリーとフロアパンが一体化したスケートボード型のシャシーには、高いパフォーマンスを発揮するモーターが搭載されています。 

EQEのデザインは、電気自動車ならではの特徴を活かしています。 

ホイールベースを長くし、オーバーハングを短くし、キャビンを前に寄せることで、空気抵抗を低減し、広々とした室内空間を実現しました。 

また、滑らかな曲線を描くワンボウフォルムや、ブラックパネルグリルやリアライトバンドなどのデジタルデザインが、先進的で洗練された印象を与えています。

EQEの内装の目玉は、EQSと同じく、巨大なハイパースクリーンです。 

ハイパースクリーンは、12.3インチのドライバーディスプレイ、17.7インチのセンターディスプレイ、12.8インチのパッセンジャーディスプレイから構成され、一枚のガラスで覆われた一体型のスクリーンです。 

ハイパースクリーンは、最新のMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)システムを搭載しており、人工知能(AI)によってドライバーやパッセンジャーの嗜好や習慣を学習し、最適なサービスや機能を提供してくれます。

EQEの走行性能は、EQSには及びませんが、最高出力292PS、最大トルク54kgmを持ち、0-100km/h加速は6.0秒、最高速度は180km/h(リミッター作動)というスペックです。 

EQEには、双方向充電という独自の機能があります。 

EQEは、CHAdeMO規格の充電器を使って、車外に電力を供給することができます。 

つまり、EQEは再生可能エネルギーの貯蔵装置としても使え、停電時などに家庭に電気を送るバックアップ電源としても活用できるのです。 

SPEC

全長×全幅×全高 4,880㎜×2,030㎜×1,670㎜
重量 2,670㎏
バッテリー容量 90.6kWh
航続距離(WLTC) 528km
電費 6.89km/kWh

EQE 350+を走行している動画です。

電気自動車ならではの滑らかな加速感が感じられます。

出典:YouTube

 

【実は〇〇km/Lです!】g350ブルーテックの燃費はヤバいかも:まとめ

まとめとしまして、

  • 「おさらい」3種類あるある燃費
  • g350ブルーテックの燃費は悪い?
  • ベンツ史上最も燃費がいいクルマTOP3

を紹介してきました。

g350ブルーテックは、ディーゼルエンジンを搭載して燃費性能を高めていることがわかりました。

メルセデスベンツは電気自動車も展開しており、燃費だけで比較すると電気自動車には及びません。

しかし、g350ブルーテックには、g350ブルーテックならではの魅力があります。

電気自動車にはない、g350ブルーテックならではの魅力を知ることができれば、g350ブルーテックに惹かれること間違いないでしょう。

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