watch ロレックス 日差

ロレックスも生じてしまう日差!±20秒は許容範囲内で当たりまえ?

ロレックスでも誤差は生じてしまうもの?
日差の許容範囲内はどれくらい?

このような悩みにお答えします。

ロレックスはきらびやかで美しいので、どれもが憧れる時計です。

しかし誰もが悩んでしまうのがロレックスにも生じる「日差」です。

私も時計の遅れが気になっていたのですが、ロレックスのような機械式では実は当たり前なのです。

原因は、油切れや環境状況によるもの。

必ずしも誤差があるから壊れていると思わずに、対処してみましょう。

今回は、ロレックスの日差の許容範囲や誤差が起こる原因を詳しくご紹介します。

 

日差ってどういう意味?

時計にも「時計用語」というものがあります。時計用語って難しい言葉ばかりのイメージがあるのは私だけでしょうか。

時計用語の1つである「日差」。

時計好きな方ならわかりますが、時計に興味がない方は知らない方がほとんどでしょう。

まず読み方は「にっさ」です。「ひざし」でもなく「にちさ」でもない「にっさ」と読みます。

では「日差」とはどういう意味なのでしょうか。

日差とは

時計の1日の進みや遅れを表した用語のこと。

機械式時計はどうしてもほんの少しですが時間にズレが生じてきてしまいます。

高価な機械式時計で有名なロレックスでも誤差が出てきてしまうというわけです。

私は最初安価な時計に誤差が生じることはあったとしても、高価な時計にも差が出てしまうことに驚きました。

時計は常に一定に進んでいるわけではない

ということを覚えておくと機械式時計を買ったときに役立ちますよ。

 

ロレックスの日差が生じる主な原因

なぜロレックスにも時間の誤差が出てきてしまうのか気になるところですよね。

対策・対処法を見つけるためにも、もし時計が早く進んでしたり、遅くなったりしておかしいなと思ったら、原因を探ってみるといいですよ。

強い磁気を受けたことにより精度がおかしくなった

時計の中にある部品は磁気に弱いため、近くに磁気があると反応しまい、精度が弱まってしまいます。

精度が弱まると時計の遅れが出てしまうというわけですね。

磁気はたくさんの機械にも入っているので、知らないうちに磁気に反応しています。

私の持っている時計ももしかしたら、磁気のあるパソコンなどに反応して日差が起きていたのかもしれません。

対策

磁気がどこにあっていつ反応しているのかハッキリわからないので、保存場所をしっかり決めておくことが大切です。

ロレックスを使ったら適当にポイっと置いておくのではなく、引き出しに必ず入れて磁気の近くには置かないようにしましょう。

摩擦などを防いでいる油が切れた

ロレックスには100種類以上の部品で作られているため、部品同士の摩擦が起こらないように「潤滑油(じゅんかゆ)」が使われています。

ロレックス内部はこのような感じです。

潤滑油は時計の精度を保つため・時計を正常に動かすために重要な役割を担っているわけです。

その潤滑油も日々使っていると乾いてきてしまいます。乾燥してしまうと部品同士の摩擦で時計の遅れや進みが早くなるなどの日差が起きてしまうのです。

私は自転車のペダルがギシギシなっていたとき滑りを良くしてくれる「クレ5-56」を使ったことがありました。

使うとすぐに動くようになるのですが、やはりずっと使っているとまたペダルの回りが鈍くなってしまう現象が起こります。

潤滑油もクレ5-56と同様で再度塗りなおさないといけないということですね。

その日の気温の変化や空気抵抗

1日1日の気温の変化で日差が起きることもあります。

気温がその日によって異なるときと同じように、1日目は2秒進んだけれど、2日目は3秒遅くなった、なんてこともあります。

また、場所が変わり空気抵抗が起こると、日差が生じる場合もあります。

私は富士山に登ったことがあるのですが、遅れではなく約5秒進んだことがありました。その時は壊れてしまったのかと思い、焦りました。

山を登る際など地上との空気の変化によって、日差が起こることもありますので、必ずしも故障ではないというわけですね。

 

ロレックスの日差の許容範囲内・測り方は?

ロレックスでも起こってしまう日差ですが、許容範囲は一体どれくらいなのか知りたいところですよね。

許容範囲がわかれば、毎日修正しなくてもいいですし、日差を気にすることもありません。

ロレックス(機械式時計)は、最新のもので±5秒、少し経っていたら±20秒は許容範囲内と言われています。
最新のものでも±5秒も誤差があるの

と私も聞いたときは驚いたと当時に、本当に壊れていないか不安になったものです。

±5秒~±20秒の間でしたら正常であり、故障ではありませんのでご安心ください。

ただし、これ以上の誤差が生じてしまう場合は、一旦正規販売店で見てもらうことをおすすめします。

まずは、正常に動いているか(±5秒~±20秒の間)を、毎日同じ時間に一週間測ってみましょう。

毎日変わる日差を、毎日確認していくことが重要になります。

1日測っても毎日の温度や磁気などによって変わりますので、必ず最低一週間は測るようにしましょうね。

ちなみにクオーツ式時計の飛び飛びで1秒・2秒というように進みがおかしい場合は、電池が消耗しているあることが多いです。

新しい電池に変えてみると正常に動くようになりますよ。

 

約3~4年経っていたらオーバーホールが必要?

ロレックスの日差を一週間測ってみて問題がない場合は、通常通り使っていただいて問題ございません。

しかし約3~4年に1回はオーバーホールをすることをおすすめします。

理由① 部品の故障を防ぐため

約10年使っていても特に故障がない方も中にはいます。

しかし突然動かなくなってしまった、なんてもことも10年使っていたら考えられますよね。

そうならないためにも内部の部品状況を確認しておくことが最善策と言えます。

故障して一生使えなくなった

なんて悲しい結末にならないためにも、オーバーオールが必要になるのです。

オーバーホールの重要性・寿命を延ばしたい方はこちら

ロレックスの寿命は伸ばせる?!鍵を握るのはオーバーホール!

続きを見る

理由② 高額な修理費用がかかる場合がある

ロレックスが突然動かなくなってしまった場合、保証期間が過ぎてしまうと自費で高額な修理費用を支払うことになってしまいます。

保証期間内であれば、自然に動かなくなった場合のみ無料で見てもらえます。

更にオーバーホールをすると更に2年間保証が追加されるので、オーバーホールをするべきなのです。

時計を見てもらうということで手放す期間があるのがデメリットですが、自費で修理費用を出す方が大変です。

私の友人は高額な修理費用がかかったと言っておりましたので、オーバーホールをすることおすすめします。

オーバーホールの手順はこちらをご覧ください。

保証期間を知りたい方はこちら

ロレックスの保証期間は他ブランドより2倍長い!安心サービスとは?

続きを見る

 

ロレックスも生じてしまう日差!±20秒は許容範囲内で当たりまえ?:まとめ

機械式時計は進みや遅れが生じる「日差(にっさ)」が生じる

日差が起こる原因は、油切れや磁気・温度変化や空気抵抗によるもの

ロレックスの日差の許容範囲内は±20秒

あまりにも遅れや進みが生じる場合はオーバーオールをするべき

ロレックスは高価な時計な分、長く使っていたいものです。

どの機械式時計は日差が生じるので故障だと思わず、どれくらいの進みや遅れか、原因は何かを確かめるようにしましょう。

定期的なメンテナンスもおこなって、ロレックスを大切に使っていきましょうね。

合わせて読みたい

ロレックスがダサいって本当?ダサ見えの理由と回避方法を徹底解説

続きを見る

高級時計ロレックスは経費で落とせるのか?経費について徹底解説!

続きを見る

 

-watch, ロレックス, 日差