スニーカー プレ値 転売

【プレ値から読み解く!】スニーカー転売市場のこれからのシナリオ

スニーカー転売において、プレ値の役割は何でしょうか。

そんな疑問にお答えします。

突然ですが、あなたはスニーカーは好きですか。

もし好きなら、「プレ値」という言葉はご存知ですよね。

私はスニーカーに興味がなくて、履くことができればそれで満足でしたので、プレ値のことは知りませんでした。

スニーカーは、世界中で人気なアイテム。

特に限定モデルやコラボモデルなどは、プレ値で取引されることが当たり前です。

なぜ、人気のあるスニーカーは、プレ値で取引されているのでしょう。

それは、儲かるビジネスとして注目されているからです。

そこで今回は、儲かるビジネスとして注目されているプレ値のスニーカー転売市場についてご紹介していきます。

この記事を読んでいけば

  1. プレ値とは、何か
  2. スニーカー以外に、プレ値が付くアイテム
  3. プレ値がついているスニーカーの概要

を、知ることができます。

スニーカー転売市場は、プレ値になる商品が多く、今後も変化が見込まれます。

変化を予想するのに必要な「ヒント」が、この記事のどこかに書かれています。

ヒントを集めながら読み進め、あなたなりの予想を立ててみて下さい。

 

プレ値とは、プレミアム価格のこと?

スニーカーにもつく「プレ値」という言葉。

「値」という字がついているので、お金に関することだと推測できますが、具体的にはどういうことなのでしょうか。 

まずは、プレ値という言葉の定義から学んでいきましょう。

そもそもプレ値とは

プレ値の語源ははっきり分かっていませんが、「プレミアム価格」の略語から生まれたものだと言われています。

プレミアム価格とは、市場での需要が高く、希少性や付加価値がある商品に対して、通常よりも高い価格を設定することです。

商品の品質や機能だけでなく、ブランドイメージや消費者の感情などにも影響されます。

プレ値は、スニーカーカードゲームなどの趣味関連の商品に使われることが多いのですが、他の分野でもプレ値が発生することもあります。

例えば、マスクや消毒液。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、マスクや消毒液などが品薄になり、販売価格が通常価格より高い値段で販売されていたことは記憶に新しいところです。

需要が急激に高まったことや、供給量が限られていることなどが理由です。

芸能人や有名人が、関係した商品や作品の場合もあります。

芸能人や有名人が亡くなった後に、その人が関係した商品や作品が見直され、欲しいと思う人が増えます。

欲しいと思う人が増えた結果、プレ値となり販売されるのです。

プレ値は需要と供給のバランスによって変動するため、常に同じ価格で売られているわけではありません。

そのため、プレ値になっている商品を購入する場合は、相場を調べたり、信頼できる販売元を選んだりすることが大切になります。

逆に、プレ値になっている商品を売却する場合は、タイミングや需要の動向を見極めたり、競合他社との差別化を図ったりすることが重要です。

プレ値とリセールバリューの違い

プレ値とリセールバリューは、商品の価格に関する言葉ですが、明確な違いがあります。

カンタンに言えば、プレ値は新品につく値段で、リセールバリューは中古品につく値段です。

また、プレ値は一次的な現象で、リセールバリューは長期的な価格ということも憶えておきましょう。

ここまでの説明ですと、「何だかしっくりこないなぁ」という人が多いかと思いますので、具体的な例をあげて説明しますね。

プレ値の場合は、以下の通り。

NikeのAir Jordan1の新作が、出たとしましょう。

新作のAir Jordan1は、以下のような条件で売り出されます。

  • 販売数・・・100足
  • 希望価格・・10,000円
  • 欲しい人・・1,000人

この場合、欲しい人が販売数の10倍にもなるため、需要(Air Jordan1の数)と供給(欲しいい人)のバランスが崩れます。

その結果、販売価格はどんどん上昇し、最終的には100,000円になって販売されました。

これがプレ値です。

次に、リセールバリューです。

リセールバリューとは、商品を一度購入してから売却する時に付く値段ということは、先程説明しましたね。

リセールバリューは、商品の品質や機能だけでなく、ブランドイメージや消費者の感情などにも影響されやすいのです。

また、リセールバリューが高い商品は、購入時よりも価値が下がりにくいとも言えます。

以下のような条件で考えてみましょう。

タロウさんは車を買おうとし、A車とB車どちらにしようか迷っています。

項目 A車 B車
新車価格 300万円 300万円
特徴 定番で信頼性が高い 新しくて最先端

タロウさんは、定番で信頼性が高いという理由から、A車を選びました。

数年後、タロウさんは転勤で車を売ろうとします。

中古車販売店で値段を聞いてみると、以下のようになりました。

項目 A車 B車
売却価格 240万円 150万円
リセールバリュー 80% 50%

このように、A車はB車よりもリセールバリューが高く、購入時よりも価値が下がりにくいことが分かります。

タロウさんは、高く車を売ることができ、喜びましたとさ。

 

「スニーカーだけではない‼」プレ値が付くアイテム

スニーカーだけではなく、他のアイテムにもプレ値が付くことがあります。

 プレ値になる傾向になるアイテムは、どの様なモノなのでしょうか。

プレ値が付く代表的なアイテムを、見ていきましょう。

コレクターズアイテム

トレーディングカード、ビンテージトイ、映画ポスター、レコード、古書など、古いものや希少なものは、コレクターの間でプレ値で取引されます。

トレーディングカードが、いい例でしょう。

トレーディングカードは、キャラクターやスポーツ選手などの絵や情報が印刷されたカードで、集めたり交換したりすることができます。

トレーディングカードは、発売当時には数百円程度で販売されていましたが、現在では数万円から数億円までの価格で取引されることがあります。

有名なところでは、ポケモンカードの中でも最も人気が高い、ピカチュウのイラストレーターカードではないでしょうか。

2020年に3億円以上で落札されました。

ハンドバッグ

高級ブランドのハンドバッグの限定版や希少性の高いモデルは、高いプレ値で取引されることがあります。

例えば、エルメスのバーキンバッグや、ケリーバッグ。

エルメスのバーキンバッグは、1984年に発売されたレザー製のトートバッグで、女優ジェーン・バーキンにちなんで名付けられました。

バーキンバッグは、サイズや色、素材などによって様々な種類がありますが、どれも生産数が少なく、入手困難です。

2019年に香港で開催されたオークションでは、ヒマラヤ・ニロティカス・クロコダイル・ダイヤモンド・バーキン30という希少なモデルが、約2億5000万円で落札されました。

次にエルメスのケリーバッグです。

エルメスのケリーバッグは、1930年代に発売されたレザー製のハンドバッグで、女優グレース・ケリーにちなんで名付けられました。

ケリーバッグは、サイズや色、素材などによって様々な種類がありますが、どれも職人の手作りであり、製作に時間がかかります。

2017年に香港で開催されたオークションでは、マット・ホワイト・ヒマラヤ・ニロティカス・クロコダイル・ダイヤモンド・ケリー28という希少なモデルが、約2億円で落札されました。

エルメスのバーキンバッグやケリーバックについて、詳しく知りたい人はこの記事が最適です。

合わせて読んでみて下さい。

車にもプレ値は、付きます。

プレ値が付きやすいクルマとして、フェラーリやランボルギーニなどの高級スポーツカー、または古いクラシックカーなどが挙げられます。

フェラーリやランボルギーニなどの高級スポーツカーは、性能やデザイン、ブランド力に優れており、世界中にファンが多くいます。

フェラーリのエンツォは、2002年に発売された限定生産のスーパーカーで、新車価格は約3億円でしたが、現在では約10億円以上で取引されています。

古いクラシックカーも、侮(あなど)れません。

クラシックカーは、歴史的な価値や希少性が高く、コレクターの間で人気があるためです。

メルセデス・ベンツの300SLは、1954年に発売されたスポーツカーで、ガルウィングドアが特徴的。

300SLは、新車価格は約3000万円でしたが、現在では約10億円以上で取引されています。

車に付くプレ値は、桁が一桁二桁違い、数字を眺めていると、驚きのあまり声が出ません。

チケット

プレ値が付くアイテムとして「チケット」も挙がり、コンサート、スポーツイベント、舞台芸術などのチケットは、高いプレ値で取引される傾向があります。

チケットの発行枚数が限られているのに対して、それを手に入れたい人が多いという需要と供給のバランスが崩れているからです。

チケットは、一般発売に先駆けて予約できるサービスや、抽選で当選した人だけがチケットを購入できるシステムが利用されていますが、これらのシステムも完璧ではありません。

チケットを入手した人の中には、自分で使わないで高値で転売する人も、残念ながらいるのです。

特に、人気アーティストやチームの公演や試合は、転売市場で高いプレ値で取引される傾向です。

例えば、2022年に開催されたビリー・アイリッシュの日本公演は、定価2万円程度のチケットが10万円以上で売買されてこともありました。

このように、チケットのプレ値は消費者や事業者にとって不利益な現象です。

プレ値を防ぐためには、法的な規制や倫理的な意識を持つことが重要になってきます。

ビンテージのギター

「ビンテージギター」は、古いギターのことで、音楽ファンに人気があります。

ビンテージギターは、1969年以前に作られたアコースティックギターと、1979年以前に作られたエレキギターのことです。

ビンテージギターは、その時代だけの木やパーツを使っていますので、新しいギターとは違う音色を奏でます。

この音色は、年々値上がりするビンテージギターの魅力の一つです。

1940年製のマーチン社のD-28は、約20年前は市場価格300万円だったのが、2023年現在では900万円と3倍近く上昇しました。

 1954年製のフェンダー社のストラトキャスターは、2023年現在では約600万円~800万円で取引きされています。

 

「驚きの連続‼」プレ値が付くスニーカー5選

プレ値が付くアイテムは、どれも驚愕(きょうがく)な値段でしたね。

今度は、プレ値がついているスニーカーを確認していきましょう。

一体、スニーカーにはどれだけのプレ値がついているのでしょうか。

 スニーカーのプレ値にも、目を見張るものがありますよ。

ナイキ×オフホワイト/Air Jordan1

 

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ナイキ×オフホワイト/Air Jordan1は、ナイキとストリートブランドのオフホワイトがコラボレーションしたスニーカーです。

オフホワイトとは

イタリアのストリート系高級ファッションブランドです。

 2013年にアメリカのファッションデザイナーであるヴァージル・アブローによってミラノで設立されました。

 ヴァージル・アブローは、2019年からルイ・ヴィトンのメンズ部門のアーティスティックディレクターも務めています。

エアジョーダン1のクラシックなデザインをオフホワイトの独自の解釈でアレンジしたスニーカー。

シューレースやタグに「SHOELACES」「AIR」などの文字がプリントされているのが特徴です。

2017年に「THE TEN」というシリーズの一部として発売されたスニーカーになります。

ナイキ×オフホワイト/Air Jordan1は、カラーバリエーションによって価格が異なりますが、市場価格よりも高く売られていることが多いです。

例えば、Chicago。

赤と白と黒のカラーが特徴的なChicagoは、定価が約2万円で販売されていましたが、オンラインでは約25万円〜30万円ほどで取引されています。

一方、UNCという青と白の爽やかなカラーのモデルは、定価が約2.5万円ですが、約20万円〜25万円で取引されています。

ナイキ×オフホワイト/Air Jordan1は、ナイキとオフホワイトの両方のファンに人気があり、ストリートファッションやスニーカーコレクションに欠かせないアイテムです。

ナイキ×Supreme/モアアップテンポ

 

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ナイキ×Supreme/モアアップテンポは、ナイキの人気スニーカー「エアモアアップテンポ」に、ストリートブランドの「Supreme」がコラボレーションして作られた限定モデルです。

Supremeとは

1994年にニューヨークで誕生したスケートボードショップ兼ファッションブランド。

創設者はジェームス・ジェビアというアメリカ人のデザイナーで、スケートボード文化やヒップホップに影響を受けたアイテムを展開しています。

サイドにある「AIR」と書かれたオリジナルのデザインを、「Supreme」に書き換えています。

デザインを変えたことにより、ヒップホップの魂を感じるインパクトのあるルックスに仕上がりました。

色は、赤・黒・金の3色展開。

インソールには、「Supreme」「NIKE AIR」の両方のロゴが入っていてこだわりを感じられます。

2017年4月29日に発売されましたが、予想以上の人気で即完売してしまいました。

そのため、ナイキ×Supreme/モアアップテンポは色やサイズによって価格は変わりますが、人気がある赤は特に高額で、定価の約10倍の価格で取引されています。

ナイキ×Peaceminusone/クウォンド1

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ある時は、韓国のアーティストグループ「BIGBANG」のリーダー。

またある時は、世界中のファッショ二スタに影響を与える人物。

その正体は、G-DRAGON(ジードラゴン)ことクォン・ジヨン(KWON JI YONG)です。

彼は自分のブランド「Peaceminusone」を立ち上げました。

Peaceminusoneとナイキが一緒に作ったスニーカーがクウォンド1です。

レザーでできていて、細かい穴が開いているデザインが際立ちます。

スニーカーの紐(ひも)の部分には、Peaceminusoneのマークが施され、ホワイトとブラックの2色あります。

22,000円で売られていましたが、人気のため即完売。

今はネットで買うことができますが、8~10万円もすることがあります。

ナイキ×Peaceminusoneのクウォンド1は、G-DRAGONのファンやスニーカーフリークに人気があり、限定販売されたこともあり、プレ値がついています。

サカイ × ナイキ ヴェイパー ワッフル "ブラックアンドホワイト" 

 

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サカイは、日本のデザイナー「阪井千裕」が手がけるファッションブランドで、レイヤードやハイブリッドなスタイルが特徴です。

レイヤードとは

英語で「層になった」「重ねた」という意味で、ファッションでは重ね着のことを指します。

レイヤードは、色や素材、丈などを工夫して、おしゃれなコーディネートを作るテクニックの1つです。

サカイとナイキは、過去にもLDワッフルやブレーザーなどのコラボレーションスニーカーを発表しており、高い人気を集めています。

ヴェイパーワッフルは、ナイキのオリジナルのワッフルソールをヒントに、ヒールから大胆に突き出る厚いミッドソールを加えることで斬新なデザインに仕上げています。

アッパーは、ナイキコルテスを彷彿させるレザー素材で作られており、通気性も確保しました。

また、サカイらしさを表現するために、ナイキのロゴ「スウッシュ」や靴の紐を通す穴「シュータン」に二重にひもを通すことで、細かいところまで気を配っています。

ブラックアンドホワイトは、ヴェイパーワッフルのカラーウェイの一つで、白と黒のシンプルな配色が特徴。

定価は22,000円ですが、人気が高く品薄なため、111,000円のプレ値で取引されています。

サカイ×ナイキ ヴェイパーワッフル ブラックアンドホワイトは、ファッション好きやスニーカーフリークに人気で限定販売されたこともあり、プレ値がついています。

トラヴィス・スコット × ナイキ/エアジョーダン1 ロー "リバース モカ/セイル アンド リッジロック"

 

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トラヴィス・スコットは、世界的に有名なラッパーでアメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身。

プレイステーションやマクドナルドなど多数のパートナーシップを結び、人気ゲーム「フォートナイト」の世界でライブを行うなど、アーティストとして大活躍しています。

トラヴィス・スコットは、ナイキでもコラボレーションして、エアジョーダン1 ロー "リバース モカ/セイル アンド リッジロック"というスニーカーを作りました。

このスニーカーは、ブラウンとホワイトの色で、スウッシュが反転したデザインになっており、トラヴィス・スコットのロゴも入っています。

抽選やゲリラ販売しか入手できなかったため、転売市場では高値で取引され、定価18,1850円に対しプレ値139,000円がついています。

このスニーカーは、トラヴィス・スコットのファンやエアジョーダンのコレクターにとっては必須のアイテムですが、一般的なスニーカーファンにとっても魅力的な一足です。

 

「とんでもない金額!」スニーカー転売市場とは

人気のあるスニーカーは、スニーカー転売市場にてプレ値で取引されています。

では、スニーカー転売市場とは、どの様な市場なのでしょうか。

スニーカー転売市場について、詳しく見ていきましょう。

スニーカー転売市場の世界

スニーカー転売市場とは、人気の高いスニーカーを定価よりも高く売ったり買ったりする市場のことです。

スニーカーの転売は、近年急速に成長しており、2025年には160億ドル(約1兆7000億円)の規模になると予測されています。

ちなみに160億ドルは、東京オリンピックの開催費用の約2倍です。

これだけの規模になる理由は、スニーカーのファッション性やコレクション性の高まり、ブランドやアーティストとのコラボレーションや限定商品の発売が影響しています。

また、新型コロナウイルスの影響で、オンラインでの購入が増えたことなどもありますね。

スニーカー転売市場に参加するプレイヤーたち

スニーカー転売市場には、さまざまなプレイヤーが参加しています。

スニーカー転売市場に参加しているプレイヤーは、どんな人たちでしょうか。

プレイヤーたちについて、順番に解説していきます。

個人の売り手や買い手

スニーカー転売市場に参加するプレイヤーたちの中には、”個人の売り手や買い手”と呼ばれる人たちがいます。

彼らは、スニーカーを自分の趣味や収入源として扱っており、人気の高い商品を手に入れるために様々な努力をしているのです。

フリマアプリやSNSなどを使って、スニーカーの情報を収集したり、オークションや抽選に参加したり、自分の持っているスニーカーを売りに出したりもします。

しかし、です。

この方法は、偽物や盗品のリスクや、信頼性や安全性の問題を抱えています。

偽物や盗品は、見分けるのが困難で、購入した後にトラブルになることが頻繁。

信頼性や安全性の面では、売り手や買い手の評価や評判が不明確だったり、取引の際に金銭や商品の紛失や盗難が起こったりすることがあります。

このように、個人の売り手や買い手は、スニーカー転売市場において高いリターンを得ることができる一方で、高いリスクも負うことになるのです。

ハイリスクハイリターンの典型的なパターンですね。

委託店

スニーカーの売り手と買い手を仲介する店舗が、委託店になります。

彼らは、スニーカーの認証や価格設定などを行って信頼性や安全性を保障するのが仕事です。

先程説明した個人の売り手や買い手に比べ、より高品質や高価格のスニーカーを扱っており、コレクターやファッショニスタなどのニッチな需要まで応えてくれます。

代表的な委託店には、「SoleStage」「Stadium Goods」が挙げられます。

SoleStageやStadium Goodsなどの委託店は、自分たちの店舗だけでなく、オンラインショップやアプリなども展開しており、世界中のスニーカーファンと繋がりを持っているのです。

ブランドやメディアとのコラボレーションやイベントなども行っており、スニーカー文化の発展に貢献してきました。

委託店は、スニーカー転売市場において高い専門性と信頼性を持ち、多様なサービスと価値を提供することによって、独自の地位を築いてきたのです。

アプリ

本当に世の中便利になりました。

スニーカーの売り手と買い手を仲介する手段として、アプリを使います。

アプリも委託店と同様に、スニーカーの認証や価格設定などを行って、信頼性や安全性を保証しています。

代表的なアプリは、「StockX」「GOAT」

これらのアプリは、オンライン上でスニーカーを取引を行うことで、地域や国境を越えて幅広いユーザーにアクセスできるというメリットがあります。

スニーカーの市場価格や人気度などのデータを分析して、ユーザーに有益な情報を提供してくれます。

このことは、デジタルツールだからこそできることなのです。

アプリは、スニーカー転売市場において高い利便性と透明性を持ち、デジタルな技術とデータを活用することによって、新しい価値を私たちに与えてくれます。

ブランドやメーカー

スニーカー転売市場には、ブランドやメーカーも参加していて、彼らは様々な考え方を持っています。

1つは、「転売市場に参加することで利益を確保できる」という考え方です。

ナイキとカニエ・ウエストがコラボしたスニーカー、「NikeYeezy 2 Red October」が該当します。

NikeYeezy 2 Red Octoberは、「StockX」というアプリを使いIPOという形で販売されました。

IPOとは

株式用語の一つで、Initial Public Offering(パブリックオファーフォーセール)の略称。

新規株式公開と呼ばれており、会社の株式を一般の投資家に売り出すために、初めて株式市場に株式を公開することをいいます。

StockXというアプリでは、スニーカーを株式市場のように取引できる仕組みがあります。

つまり、このスニーカーは、市場の需要と供給によって価格が変動するようになったのです。

「転売市場に対抗して、ユーザーとの関係を強化することができる」という考えもあります。

「Nike SNKRS」が該当するでしょう。

Nike SNKRSは、「Nike」の公式アプリで、限定商品や新作商品を購入することができます。

自分たちの商品の価値や魅力を高めることで、転売市場に頼らないファン層を築き、偽物や不正な取引などの問題にも対処して、消費者の信頼や安心を得ようとしているのです。

ブランドやメーカーは、スニーカー転売市場において目的や戦略に応じて様々な方法で対応しています。

 

スニーカー転売市場は、今後も熱狂が止まらない?

先にネタバレすると、スニーカー転売市場は今後も熱狂が止まらないでしょう。

市場規模・市場構造・市場動向という3つの項目の内容から、スニーカー転売市場は今後も成長すると予測できるからです。

3つの要素を順番に説明していきますね。

市場規模

アメリカの調査会社コーウェン・リサーチは、北米のスニーカー転売市場は今後も拡大すると推測しています。

彼らの調査によると、北米のスニーカー転売市場は、ストリートウェアなども含めて、現在20億ドル(約2570億円)の規模です。

しかし、30年までには世界で300億ドル(約3兆8600億円)にまで成長すると見込んでいます。

これは、現在の15倍以上の規模。

同じく投資会社のカウエンは、グローバルなスニーカー転売市場は、2020年の60億ドルから2030年には300億ドルに達すると見込んでいます。

コロナ禍でのECシフトの追い風や、「StockX」などの転売プラットフォームの登場が、スニーカー転売市場の成長を加速させていると分析しています。

「StockX」は、先程も説明しましたが株式市場と同じ仕組みでスニーカーが取引できるアプリで、2019年に評価額が1000億円を超えるユニコーン企業になりました。

ユニコーン企業とは

評価額が10億ドル以上の未上場のスタートアップ企業のこと。

創業10年以内でテクノロジー企業であることも、一般的な条件とされています。

ユニコーン企業よりさらに評価額が高いデカコーン企業(評価額100億ドル以上)や、ヘクトコーン企業(評価額1000億ドル以上)という言葉もあります。

スニーカー転売市場は、テクノロジーの進化や消費者の行動変化に合わせて変化している市場です。

AIの時代に突入した現代。

テクノロジーは、凄まじいスピードで進化していきます。

テクノロジーの進化につられ、スニーカー市場が今後も拡大していくことは、カンタンに想像できますね。

市場構造

スニーカー転売市場は、様々な方法でスニーカーを売買することができる市場です。

その中でも、主な流通チャネルは、

  1. オンラインマーケットプレイス
  2. 委託販売店
  3. ソーシャルメディア
  4. スニーカーイベント

となります。

オンラインマーケットプレイスは、インターネットでスニーカーを売買できるチャネル。

価格は需要と供給で変わり、人気や希少性が高いスニーカーは高値で売買されます。

偽物や不良品を避けるために、運営者が商品をチェックして配送しています。

「StockX」や「GOAT」などが有名です。

委託販売店は、実店舗でスニーカーを売買できるチャネルで、希少性の高いスニーカーを実際に見ることができるのが特徴。

オンラインでは手に入らないスニーカーも、見つけることができるかもしれません。

出品者から委託されたスニーカー以外にも、自社で仕入れたスニーカーもあり、「SoleStage」や「Stadium Goods」などが有名です。

ソーシャルメディアは、SNSでスニーカーを売買できるチャネルで、個人間の直接取引を行うことです。

出品者や購入者と話しながら、価格や条件を決めていきます。

スニーカー以外にも、グッズや情報も共有でき、スニーカー好きにはたまらない場所です。

でも、偽物や不良品が多く出回っており、トラブルに気をつけないといけません。

スニーカーイベントとは、スニーカーに関するイベントのことで、「Sneaker Con」や「Sneakerness」などが有名です。

このチャネルでは、スニーカー愛好家や友人と一緒に、自分の持っているスニーカーや欲しいスニーカーを見せ合ったり、交換したりすることができるのが特徴。

スニーカーイベントでは、有名人やインフルエンサーが参加したり、彼らのスニーカーコレクションやスニーカーに対する考え方などを聞くことができたりします。

しかし、入場料や交通費などのコストがかかることや、混雑や競争によってストレスを感じることでしょう。

スニーカー市場には多様な流通チャネルが存在し、それぞれにメリットやデメリットがあります。

自分の目的や好みに合わせて、最適な流通チャネルを選ぶことが重要です。

リスクやコストを把握し、誰でも効率的かつ安全な方法でスニーカーを売買するチャンネルが確立できれば、スニーカー市場の拡大は約束されたも同然です。

市場動向

市場動向とは、スニーカーを買ったり売ったりする人たちの様子や、スニーカーの種類や値段の変化などのことです。

市場動向が良ければ、スニーカーの売れ行きも良くなり、逆に市場動向が悪ければ、スニーカーの売れ行きも悪くなります。

スニーカー市場の動向に影響する要因はいくつかありますが、主なものは以下の3つです。

  • 健康やファッションにこだわる人たちが多くなっていること
  • 有名人やインフルエンサーがスニーカーをSNSで紹介したり、スニーカーブランドと提携したりすること
  • オンラインで手軽にスニーカーを購入や販売できること

カンタンに説明していきますね。

健康やファッションにこだわる人たちが多くなっていることは、スニーカーの需要を高めています。

スニーカーは、運動するときや、おしゃれな服に合わせるときにも使えますし、自分の好みや目的に応じて選べます。

例えば、ランニング用のスニーカー。

ランニング用のスニーカーは、軽くてクッション性が高く、足に負担をかけないように設計されています。

有名人やインフルエンサーがスニーカーをSNSで紹介したり、スニーカーブランドと提携したりすることは、スニーカーの注目度を高めるのに一役買っています。

有名人やインフルエンサーは、多くの人たちに影響を与えるからです。

彼らが自分のお気に入りのスニーカーをSNSで紹介したり、スニーカーブランドとコラボレーションして限定商品を作ったりすると、たちまち人気になります。

歌手のビヨンセが、アディダスとコラボレーションしたブランド「イビーパーク」がいい例でしょう。

イビーパークのスニーカーは、ビヨンセのファンやファッション好きな人たちに人気があります。

オンラインで手軽にスニーカーを購入や販売できることは、スニーカーの流通を活発にしています。

オンラインでは、店舗に行く必要なく、多くのスニーカーを見ることができます。

自分の不要なスニーカーを売ったり、他の人の出品したスニーカーを買ったりすることも自由自在。

ストックエックスというサイトでは、世界中の人たちがスニーカーを売買でき、レアなスニーカーや高額なスニーカーも取引されています。

このことから、スニーカー市場は今後も需要や注目度が高まり、多様化や活発化が進むでしょう。

 

【プレ値から読み解く!】スニーカー転売市場のこれからのシナリオ:まとめ

まとめとしまして

  • プレ値とは、プレミアム価格のこと?
  • 「スニーカーだけではない‼」プレ値が付くアイテム
  • 「驚きの連続‼」プレ値が付くスニーカー5選
  • 「とんでもない金額!」スニーカー転売市場とは
  • スニーカー転売市場は、今後も熱狂が止まらない?

を、紹介してきました。

スニーカー転売市場では、スニーカーはプレ値で取引されていることが分かりました。

スニーカー転売市場は、SNSやインフルエンサーの影響で今後も拡大していくでしょう。

市場が拡大すればするほど、偽物や不正取引も必然的に増えてきます。

トラブルに合わないためにも、転売市場の知識を身に着けておくことが大切です。

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