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高級時計はバカバカしい?今こそ見直したい「4つの本当の価値基準」

もう今の時代、高級時計を持つなんてバカバカしいのかな?

そんな疑問にお答えします。

私は腕時計が大好きで、特に30代の時に最初の1本として購入したオメガ シーマスターは15年経った今でも大切に身につけています。

しかし、高級時計を身に付けていると、

  • サラリーマンの給料の何倍もする時計を買うのはなんで?
  • スマホで時間が見れるのに、なんで腕時計するの?
  • 時計にお金をかけるのってもったいなくない?

時々、そんな風に周りから言われてしまう場面があるんですよね。

私は高級時計に価値を感じるけど、周りから見たらバカバカしく思われてるのかな…

そこで今回は「高級時計がバカバカしいと感じた時に見直したい「4つの価値基準」」をお伝えします。

また、高級時計がバカバカしいと感じてしまう理由についても考えてみました。

 

高級時計はバカバカしくない!高級時計は価値の詰まった「作品」

結論から言えば、高級時計はまったくバカバカしくありません。

むしろ、時計という日用品の枠を超えて、価値の詰まった「作品」と言えます。

というのも、高級時計には色んな思いや機能、意味を込めることができるからです。

例えば、高級時計は量産されたファッションウォッチと違い、その時計に歴史があったり、職人が手作業で作っていたりと、さまざまなストーリーが込められています。

それを知らずに、高級時計をステレオタイプ的に

「金持ちアピール」

「お金の無駄使い」

とバッサリ切り捨ててしまうのはもったいないと言えます。

 

高級時計の4つの価値基準

高級時計の価値基準を改めて振り返ってみましょう。

ここでいう高級時計の価値は「機能的価値」「記号的価値」「資産的価値」「自分だけのオリジナルの価値」の大きく4つです。

その1.機能的価値

 

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まず1つ目は「機能的価値」。

高級時計の魅力を語るときに外せないのが、「伝統工芸品」としての完成度の高さです。

高級時計は機械式というアナログな構造を採用していて、この構造自体は、高度な技術力が無くても安価に大量生産が可能なんです。

ですが、高級時計は長い歴史で培われた精密かつ高度な技術力の結晶。

「ただ動けば良い」という日用品とは異なり、現在でも職人の手作業によって手間暇かけて生み出されています。

出典引用:ロレックス 公式HP

材質は高級な素材を使用し、部品も0.1mm単位で精巧に作られているものも存在します。

熟練の職人が部品をひとつひとつ丁寧に組み上げたり、文字盤やムーブメントに手作業で装飾を施したり。

時計ひとつに、そのブランドの技術やものづくりのこだわりが込められている「作品」なんですね。

そうした「伝統工芸品」こそ、身に着けた時の満足度は高く感じます

また、機械式時計は定期的なメンテナンスをすれば、壊れる確率が非常に低い時計。

電池式に比べ、機械式時計はパーツが残っていれば修理可能な場合が多いんです。

そのため、高級時計の中には「永久修理保証」をしているブランドもあります。

大切に使い続ければ一生モノになる高級時計。

一つの時計をずっと愛用したい、何世代にも渡って受け継いでいきたい、と思う人にとっては大きな価値と言えますよね。

その2.記号的価値

 

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2つ目は「記号的価値」。

いつの時代も高級時計は「憧れ」的な存在。

もちろん、必ずしも“高級時計をしている=成功者”というわけではありません。

しかし、著名人や世界的アスリートなど、周囲から「憧れられる」存在はみんな素敵な高級時計を身につけていますよね。

つまり高級時計は、成功者のシンボルとも言えるアイテム。

いわゆる「ステータス」の1つとして、高級時計に価値を見出し、身につける人も多いです。

また、高級時計ブランドが持つ「ストーリー」に共感して、その時計を身につけている人もいます。

例えば、世界三大時計メーカーのオーデマピゲ。

オーデマピゲは、創業から130年以上に渡り家族経営を貫いてきた歴史から「経営者が愛用する時計」と言われ、好まれる逸話があります。

このように高級時計が持つ「イメージ」や「ストーリー」に惹かれる人も多いんですね。

私は昔からジェームズ・ボンドが好きなので、時計も「オメガ」一択です

その3.資産的価値

3つ目は「資産的価値」。

実は、わざわざ高級時計を買う人の大きな理由は、この「資産価値の高さ」と言えます。

というのも、一般的な数千円のファッションウォッチはほとんど使い捨てですが、高級時計であれば逆。

むしろ年数が経っても、破損や極端な劣化がなければ、購入金額以上の価格がつく傾向があります。

そのため、高級時計を「投資目的」として購入する人も多く存在するんです。

長く持っていても価値が下がらない。

資産価値の高いところも高級時計の魅力の1つと言えます。

その4.自分だけのオリジナルの価値

 

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4つ目は「自分だけのオリジナルの価値」です。

これは、上記3つに挙げた相対的な価値基準ではなく、思い出などの自分だけが持つ価値のこと。

高級時計はその特別さや品質の高さから、贈り物にしたり、親から受け継ぐといった場面がありますよね。

そうすると、決められたものさしでは測れない、自分だけの特別な価値が生まれます。

伝統工芸品として高品質かつ歴史がある高級時計だからこそ、そうした想いが込めやすいのだと思います。

 

高級時計がバカバカしいと感じてしまう理由

そもそもなぜ高級時計はバカバカしいと感じてしまうのでしょうか。

高級時計がバカバカしいと感じてしまう理由は、ズバリ「自分と社会からの影響」です。

残念ながら自分の価値観というのは、意外と社会からの影響を受けてしまうもの。

周囲から

「わざわざ時計にお金をかけて意味あるの?」

「お金持ちアピールなの?」

なんて、やいのやいの言われると、つい「高級時計なんて馬鹿馬鹿しいのかも…」と思ってしまいがちです。

しかし、大切にしたいには「自分で判断する」というところではないでしょうか。

なぜなら、腕時計は常に身に着けるものなので、自分が心の底から「良い」と思ったものを選びたいですよね。

私自身のエピソードですが、出勤前に腕時計を着けると気持ちまで引き締まる感じがします。

その時計は、妻が勤続20年目にプレゼントしてくれた「オメガ」で、身につけると「頑張ろう」という気持ちになるんですよね。

落ち込んだ時も、楽しい時もずっと身につけているのが腕時計。

そんな腕時計だからこそ、周りのノイズに邪魔されず、自分が本当に好きなものを選びたいですよね。

 

高級時計はバカバカしい?今こそ見直したい「4つの本当の価値基準」:まとめ

  • 高級時計は「日用品」の枠を超えて「作品」と言える代物
  • 高級時計の持つ価値は機能的価値」「記号的価値」「資産的価値」「自分だけのオリジナルの価値」の大きく4つ
  • いつも身に着ける腕時計だからこそ、自分が本当に好きなものを選ぼう

高級時計の持つ魅力や価値を知ることで、「高級時計はバカバカしくない」ことが伝わったのではないでしょうか。

資産価値、工芸品としての価値など、魅力たっぷりの高級時計。

周りからの意見やステレオタイプに左右されず、本当に自分が「良い」と思うものを選んでみてください。

あなたにとって「運命の一本」とも言える時計と出会えますように。

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