
そんな疑問にお答えします。
どんな人でも、定価より下回る価格でモノを購入出来れば嬉しいものです。
大きな金額であればあるほど、店員と値引き交渉をして定価より下回る価格で購入しようとします。
そこで問題です。
高級時計のパテックフィリップノーチラスは、値下げ交渉はできるのでしょうか?
答えは、「No」です。
パテックフィリップノーチラスは、定価で購入出来れば良い方です。
そこでこの記事では、パテックフィリップノーチラスを定価で購入できるただ1つの方法を、ご紹介します。
最後まで読んでいけば、パテックフィリップノーチラスを定価で購入できる方法を知ることができ、また定価で購入できない理由を学ぶことが出来ますよ。
お買い得にパテックフィリップノーチラスを購入するためにも、重要な点はメモを取りながら読み進めて下さい。
目次 [表示]
「覚えてるかな?」パテックフィリップノーチラスのおさらい
まずは、パテックフィリップノーチラスについて、軽くおさらいをしていきましょう。
覚えていたことも、時が経つにつれて忘れてしまうものです。
パテックフィリップノーチラスについて完璧という人は、この章を飛ばして次の章へ。
そうではない人は、私と一緒に復習をしていきましょう。
パテックフィリップノーチラスの歴史
パテックフィリップは、オーデマピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンと肩を並べる世界3大時計ブランドのひとつ。
ヴィクトリア女王やチャイコフスキーなどの貴族や芸術家、有名人が多く愛用する名門ブランドです。
パテックフィリップノーチラスは、1976年にパテックフィリップ史上初のスポーツウォッチとして誕生しました。
ノーチラスという名前は、ジュール・ヴェルヌのSF小説「海底二万里」に登場する潜水艦名と、「生きている化石」と呼ばれているオウムガイのからとって名付けられたのです。
ノーチラスが誕生した当初の高級腕時計は、ゴールドの外見のものが主流。
ステンレススティールの独特のシルバーの輝きは、当時の腕時計業界に衝撃を与えました。
腕時計業界に衝撃を与えたノーチラスを、傑作腕時計へと導いた立役者は2人。
1人目は、マリンスポーツを趣味にしていたパテックフィリップ社の名誉会長フィリップ・スターン氏。
2人目は、20世紀最高の時計デザイナーと称されるジェラルド・ジェンタ氏です。
「ウェットスーツにも、タキシードにもマッチする時計」というコンセプトを掲げているパテックフィリップ社と、薄型時計のデザインに長けているジェラルド・ジェンタとがタッグを組みます。
薄型なのに優れた防水性と洗練されたデザイン。
相反する事を両立させ、これまでの腕時計の常識を覆(くつがえ)した腕時計、「ノーチラス」が誕生したのでした。
パテックフィリップノーチラスの特徴
パテックフィリップノーチラスの一番の特徴は、丸みをおびた8角形のベゼルです。
パテックフィリップノーチラスのように丸みをおびた8角形のベゼルは、他の腕時計ではあまり見かけません。
エレガンスさを演出するために、ベゼルの表面にはサテン仕上げが施され、8角形の縁にあたる部分には鏡面仕上げを施しています。
サテン仕上げとは
金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法の事です。

それは異なる2種類の仕上げ方が、ベゼルに立体感を与え、美しいフォルムをさらに際立たせるためです。
「パテックブルー」と呼ばれる品のある文字盤も、ノーチラスの一番の特徴だという人もいます。
ノーチラスではいくつかの色の文字盤が採用されていますが、マッドな質感を持った深みのあるブルーの文字盤が一番の人気です。
水平にエンボス模様が入った文字盤にもデザイナーのジェラルド・ジェンタによる意匠(いしょう)を感じることができるでしょう。
針とインデックスはシンプルなデザイン、夜光塗装をすることで水中のような暗所でも時刻の確認が出来るように工夫されています。
ノーチラスという名に恥じぬように、マリンスポーツにも対応できるスポーツウォッチとして細部まで配慮したデザインとなっています。
パテックフィリップノーチラスの防水性能の秘密
ケースが厚くなってしまう自動巻きを採用しておきながら、パテックフィリップノーチラスは驚異的な薄さと高い防水性能を両立させています。
両立できた理由は、ケースの両サイドにある特徴的なヒンジです。
耳のように見える特徴的なヒンジには、パテックフィリップの技術と秘密がぎっしりと詰まっています。
当時の腕時計は一般的に、ベゼル、ケース、裏蓋(うらぶた)の3つのパーツを組み付けることで製造していました。
3つのパーツを組み付けて製造することは、簡単に組み立てることができます。
簡単に組み立てることが出来る反面、完全な防水効果を得ることは無理でした。
どんなに精密に組み付けても、各パーツの間に僅かな隙間が生じてしまうからです。
デザイナーのジェラルド・ジェンタは、画期的な腕時計の製造方法を思いつきました。
その方法とは、ベゼル部分とケースと裏蓋を一体化させることです。
ベゼルとケースと裏蓋を一体化したモノの両サイドにヒンジを設け、そのヒンジをビスで固定する。
ケースの外にヒンジをつけることで、隙間から浸水することはなくなりました。
3パーツから2パーツと1つパーツを減らすことで、ケースの薄さも保ったまま防水性能の高い腕時計を製造することを実現させたのです。
このヒンジはノーチラスの伝統的なデザインとなり、最新モデルにおいてもチャームポイントとしてデザインに取り入れられています。
【パテックフィリップノーチラス】定価で買う方法とは?
パテックフィリップノーチラスを、ECサイトで購入することができる時代です。
しかし、定価より高いかもしれません。
傷がついていたり、粗悪品かもしれません。
では、パテックフィリップノーチラスを定価で買うにはどうすればいいのでしょうか。
それは正規店販売店で、購入する事です。
正規販売店とは
正規販売店とは、時計ブランド・メーカーと直接販売店契約・代理店契約を結んだショップ、もしくはメーカー直営店のことです。
正規販売店は、直接メーカーやメーカーと契約を結んだ輸入販売企業から卸された商品を取り扱うので、国内同一価格になり定価での販売が基本となります。
購入場所は、正規販売店のほかに並行店があります。
並行店とは、時計ブランド・メーカーと直接取引をせずに入荷しているショップのことです。
卸売業者や海外のバイヤーなどから仕入れることが一般的とされていますので、価格はお店ごとで変わってきます。
あまりにも価格が安い場合は、紛い物(まがいもの)という可能性もありますので気をつけましょう。
正規販売店で購入するメリット
正規販売店で購入するメリットは、以下3つです。
- 価格が統一されている
- 品質に差異がない
- サービスが一律化している
順番に説明していきますね。
価格の統一されている
正規販売店では、為替的な事情を除いて世界的に価格をほぼ統一できるように、設定されています。
パテックフィリップ社が、「ノーチラスを〇〇円値上げする」とアナウンスすれば、パテックフィリップを扱っている正規販売店は、一斉にノーチラスを値上げするのです。
基本的に激しい価格の変動はないので、購入者側は安心して購入できます。
品質の差異がない
パテックフィリップノーチラスを扱っているお店によって、品質にバラツキがあっては困ります。
しかし、正規販売店は、品質のばらつきが一切ありません。
時計ブランド・メーカーから直接仕入れを行っているため、最高品質を常に維持している為です。
時計ブランド・メーカーが提示する商品スペックを、十分に満たしていると考えて問題ありません。
サービスが一律している
正規販売店で購入したパテックフィリップノーチラスは、東京であろうが、アメリカであろうが、どこで購入しても一定のサービスが付随しています。
定期的なメンテナンスもその1つ。
長く愛用するためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
定期的に必要となってくるメンテナンスも、メーカーが請け負ってくれるのです。
ブランドによっては、商品の保証期間を延ばすサービスも行われていることもあります。
正規販売店で購入するデメリット
正規販売店で購入するデメリットは、次の2点です。
- 価格の融通が利かない
- 欲しいモデルが入手できない場合がある
これについても、1つ1つ説明していきます。
価格の融通が利かない
メリットの裏返しは、デメリットにもなります。
価格が統一されていることで、理想としていたモデルが高価で手に入らないことや、値下げの交渉が一切受け入れられません。
円安や原材料の値上がりから、腕時計業界にも定価値上げの波が押し寄せてきています。
しかしながら、ブランド力を高く保つためには定価値上げは、仕方がない部分です。
欲しいモデルが手に入らない場合がある
正規販売店は、時計ブランド・メーカーが生産している時計を販売しています。
よって、生産を終了したモデルは取り扱いを終了します。
当然と言えば当然のことですね。
欲しいと思ったコレクションが限定生産だったり、買いそびれた場合には正規販売店では購入できないかもしれません。
また、近年の一部の人気コレクションでは、人気がありすぎて購入ができないという状況にもなっています。
これで、正規販売店で購入するメリット・デメリットを理解できたと思います。
総合的に考えると、正規販売店での購入は「最高レベルの品質で腕時計を購入したい方」におススメの購入先と言えるでしょう。
【定価で買えない
】パテックフィリップノーチラスは
もしかしたら、パテックフィリップノーチラスは、定価で買えない日が目の前に迫っているかもしれません。
なぜ、定価で買えない日が目の前に迫っているのでしょうか。
その謎を解くカギは、パテックフィリップノーチラスの人気にありました。
パテックフィリップノーチラスの購入制限
腕時計業界に詳しい方はご存知でしょうが、2019年11月よりロレックスは、人気のスポーツモデルを対象に購入制限を開始しました。
制限内容は
- お一人様一点まで
- 対象モデルを購入した顧客には向こう5年間は同一モデルの販売不可
- 購入時に身分証明書提示
といったものです。

実は、そうでもないのです。
パテックフィリップノーチラスも2020年2月から、ロレックス同様の対策が取られるようになりました。

それは、パテックフィリップノーチラスの転売対策です。
このことは、パテックフィリップのCEOであるティエリー・スターン氏から、明確にアナウンスされています。
パテックフィリップノーチラスの転売対策とは?

パテックフィリップノーチラスは、「高級スポーツウォッチ」という事で、人気があり過ぎるためです。
高級時計業界において、高級スポーツウォッチが人気がある傾向ですが、とりわけロレックス・パテックフィリップ・オーデマピゲに至っては、その傾向が顕著(けんちょ)なのです。
もともと生産本数が少ない事も相まって、定価を大きく超える販売価格をつけました。
例えば、パテックフィリップノーチラスの5711/1A。
定価は3,575,000円ですが、販売価格は新品で9,900,000円を超えるとか。
これに目を付けたのが「転売屋」です。
正規販売店でパテックフィリップノーチラスを定価で購入し、その足で時計専門買取店へ。
定価以上で買い取ってもらえば、利益が出ます。
正規販売店にて定価で購入できることが、仇(あだ)となってしまいました。
これに「待った」をかけたのが、ロレックスです。
ロレックスは、「購入時の保護シール剥がし」「購入者の腕回りに合わせたブレスレット調整」など、購入者が使うことを前提とした対策を随時行ってきました。
対策を打ったのに関わらず、転売屋を止めることが出来ません。
そこで、最終手段として、ロレックスは2019年11月より「対象モデルについて、お一人様一点限り(5年間)」を徹底し転売を阻止しようと努めました。
それに追随(ついずい)したのが、パテックフィリップです。
パテックフィリップノーチラスは、同一モデルの購入を受け入れず、製造もしないといった徹底ぶり。
現在パテックフィリップでは、購入時に身分証明書等は必要ありません。
ただ、現状でも保証書は即日発行はされませんし、保証書が欲しい時は請求が必要です。
保証書の名前が消してあるだけで、保証が無効になるほど厳格なものです。
今後は「オーナーが購入者であること」を求めるためにも、購入時に免許証の提示などの本人確認が設けられるのかもしれません。
本当に欲しい方にとっては、今回の購入制限は英断だったと思いますが、転売屋もあの手、この手でパテックフィリップノーチラスを購入してきます。
パテックフィリップ側が流通量を増やすわけではありませんので、今後さらに新品を購入することが難しくなるのは簡単に想像できます。
そうなると、パテックフィリップノーチラスを定価で購入できない可能性が高くなり、最悪の場合は、定価で買えない日が訪れるかもしれません。
パテックフィリップノーチラスは予約もできない?

大抵の人は、そう考えるでしょう。
現在正規販売店では、予約すること自体難しいのです。
これは、正規販売店で購入者をふるいに分けているだけではなく、ただ単純に新規の予約をお断りしているだけです。
お店によって、運よく新規予約を取れることもあります。
ですが、新規予約を取るのに難しい状況は、今さら始まった事ではありません。
以前からこのような傾向がありました。

それは、需要と供給のバランスが崩れているからです。
需要と供給が崩れている理由は、下記記事に詳しく書いていますので合わせて読んでみて下さい。
「驚きの価格」パテックフィリップノーチラスの定価
現在購入できるパテックフィリップノーチラスの中で、定価が高い順に紹介していきます。
定価を見れば、空いた口がふさがりません。
でも、家を買うよりかはリーズナブルなのかも。
早速 見ていきましょう。
コンプリケーションアニュアルカレンダークロノグラフ5961P-001
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コンプリケーションアニュアルカレンダークロノグラフ5961P-001の定価は、22,726,000円。
家を1棟購入できる価格です。
アニュアルカレンダークロノグラフ「5960」に、ダイヤモンドをセッティングしたのが「5961P-001」となります。
全部で66個、約4.68カラットのダイヤモンドが贅沢にセッティングされています。
セッティング位置は、ベゼルには36個(約3.48カラット)、インデックスには8個(約0.23カラット)、折り畳み式バックルには22個(約0.97カラット)。
また、このダイヤモンドは、高級時計業界で一番厳しい品質と言われているパテックフィリップ・シールに合格したものだけが用いられています。
高級時計ではなく、1つの芸術品と言っても過言ではないでしょう。
重量感のあるプラチナケースにマット・ブルーの文字盤と、レザーベルトは知的で落ち着いた色合い。
年次カレンダーとクロノグラフ機能を持つムーブメント「CH28-520IRMQA24H」を搭載。
パテックフィリップの風格を感じることができる1本となっています。
SPEC
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:プラチナ
ケースサイズ:40.5㎜
防水:3気圧
パワーリザーブ:最小45時間、最大55時間
文字盤:マッド・ブルー・オパーリン
ガラス:サファイヤクリスタル
カラット数:約4.68カラット
備考:
キャリバーCH28-520IRMQA24H
パテック フィリップ・シール
ノーチラスパーペチュアルカレンダー5740/1G-001
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なんてことでしょう。
ノーチラスパーペチュアルカレンダー5740/1G-001の定価も、家1棟が購入できるぐらいの金額で19,547,000円です。
これだけ高額になると、一体どの様な人が購入するのか知りたいものです。
2018年に、ノーチラスパーペチュアルカレンダー5740/1G-001が誕生しました。
永久カレンダーが搭載されているノーチラスパーペチュアルカレンダー5740/1G-001は、グランドコンプリーケーション機構がノーチラスに初めて採用されたモデルです。
ノーチラスがデビューして28年余り、一切コンプリケーション機能を展開してきませんでしたが、2005年にコンプリケーションが増加するにつれて採用しました。
2016年にノーチラス40周年を記念して、プラチナ3針5711/1P-001と、ホワイトゴールドクロノグラフの5976/1G-001というスペシャルなモデルが誕生しています。
この2つのモデルに、ノーチラスパーペチュアルカレンダー5740/1G-001を加えて、「三大スペシャルノーチラス」と言われることもあります。
SPEC
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:18kホワイトゴールド
ケースサイズ:40㎜
防水:6気圧
パワーリザーブ:最小38時間、最大48時間
文字盤:ブルー・ソレイユ
ガラス:サファイアクリスタル
備考:
キャリバー 240Q
パテック フィリップ・シール
グランドコンプリケーションインラインパーペチュアルカレンダー5236P-001
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グランドコンプリケーションインラインパーペチュアルカレンダー5236P-001も1,000万円超えの18,282,000円です。
パテックフィリップノーチラスの高額なモデルを見ていると、お金の感覚がおかしくなります。
パテックフィリップは、曜日、日付、月を12時位置の大型表示窓に並べて表示する、新しい永久カレンダーを発表します。
独創性、読みやすさ、信頼性を実現するために新しい自動巻きキャリバー31-260PS-QLを開発。
この永久カレンダーは、3件の技術特許を取っていてパテックフィリップの技術がこれでもかと詰まっているキャリバーと言えるでしょう。
エレガントなプラチナ・ケースに、外周に向かって濃くなる美しいブラック・グラデーションのブルー文字盤を組み合わせたとても美しい腕時計です。
SPEC
ムーブメント:自動巻き
ケース素材:プラチナ
ケースサイズ:41.3㎜
防水:3気圧
パワーリザーブ:最小38時間 最大48時間
ガラス:ブラック・グラデーションのブルー
備考:
キャリバー 31-260PSQL
パテック フィリップ・シール
【パテックフィリップノーチラス】定価で買うただ一つの方法とは!:まとめ
まとめとしまして、
- 「覚えてるかな?」パテックフィリップノーチラスのおさらい
- 【パテックフィリップノーチラス】定価で買う方法とは?
- 【定価で買えない
】パテックフィリップノーチラスは
- 「驚きの価格」パテックフィリップノーチラスの定価
をご紹介してきました。
パテックフィリップノーチラスは、正規販売店で定価で買うことができるとわかりました。
正規販売店にてパテックフィリップノーチラスを定価で買える反面、定価で購入し定価以上で売却する転売屋も増えていることも確かな事です。
パテックフィリップノーチラスは転売目的で買うのではなく、自分自身へのご褒美のために購入したいものですね。