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【ランクルプラド】驚くべきリセールの高さ!グレード別に徹底解説

ランクルプラドは、グレードごとにリセールバリューが違うというのは本当ですか。

そんな疑問にお答えします。

ランクルプラドは、オンロードでもオフロードでも優れた走行性能を発揮するという強みがあります。

しかし、それだけでなく、「高いリセールバリュー」もランクルプラドの大きな魅力の1つです。

リセールバリューが高いと言っても、グレードによって違いがあるのではないか」と、疑問に思われる方もいるでしょう。

実は、私もそうでした。

ですが、ランクルプラドは、どのグレードでもリセールバリューが高いのです。

そこで今回は、ランクルプラドのグレードごとのリセールバリューの実態について紹介していきます。

この記事を読んでいけば

  1. ランクルプラドとは、どの様なクルマか
  2. ランクルプラドのグレードの概要
  3. ランクルプラドのグレード別のリセールバリュー

のことがわかるでしょう。

ランクルプラドのリセールバリューを比較するために、競合車のリセールバリューもご紹介します。

ランクルプラドのリセールバリューの高さを実感し、忘れないためにも、メモを取りながら読み進めて下さい。

 

そもそもランクルプラドとは、どの様なクルマ?

そもそもランクルプラドとは、どの様なクルマなのでしょうか。

「SUV車だとわかっているけど、ランクルプラドの何がいいの?」

「ランドクルーザーとの違いは?」

ランクルプラドについて改めて聞かれると、答えるのに困ってしまいます。

カンタンにランクルプラドについて解説していきますね。

ランクルプラドとは、ランクルのライトデューティモデル

ランクルプラドとは、ランドクルーザーのライトデューティモデルとして、都市部での走りや乗り心地を高めた車です。

ライトデューティモデルとは

ランドクルーザーのシリーズの中で、都市部での走りや乗り心地を高めたモデルです。

ランドクルーザーには、ヘビーデューティモデルとライトデューティモデルの2タイプあります。

ヘビーデューティモデルは、悪路での耐久性や走破性を重視したモデル。

現在のランドクルーザー300が、これに該当します。

ライトデューティモデルは、1990年に70系から分派して「プラド」の名を付けられたモデルで、現在のランドクルーザープラドです。

2.7Lガソリンエンジンと2.8Lディーゼルエンジンが選べ、2023年8月に発売予定の新型モデルでは2.4Lガソリンターボエンジンとハイブリッドシステムが搭載される予定です。

ランクルプラドの特徴は、多機能なスペースと装備、高い走行性能と安全性能などがあげられますが、特筆すべき特徴は豪華な内装。

レザーや木目などを使っており、上質な雰囲気を作り出し、シートも広くて柔らかくて快適です。

音響システムやナビゲーションシステムなども、最新モデルが搭載されており、音楽や映画を楽しめます。

ランクルとランクルプラドの違い

ランクルとランクルプラドの違いは、どこにあるのでしょうか。

ランクルは、オフロード走行に特化したクルマ。

ランクルプラドは、オフロードだけではなく、オンロードでも快適に走れるように設計されたクルマです。

ランクルとランクルプラドの違いをもっと具体的に見ていけば、以下のようになります。

ボディサイズ

ランクルは、全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mmです。

それに対しプラドは、全長4760mm×全幅1885mm×全高1850mm

と、ランクルプラドの方が一回り小さいです。

エンジン

ランクルはV型6気筒3.5Lターボガソリンエンジンに対して、プラドは直列4気筒2.8Lターボディーゼルエンジンや直列4気筒2.7Lガソリンエンジンを選べます。

燃費

ランクルは10.15モードで6.5km/L。

ランクルプラドはガソリンエンジンが9.0km/L、ディーゼルエンジンが11.6km/Lと、プラドの方が燃費が優れています。

価格

ランクルは最低価格が722万円に対して、プラドは最低価格が366万6000円と、プラドの方が安いです。

約2倍の価格の差ですね。

走破性

ランクルもランクルプラドも、マルチテレインセレクトやクロールコントロールなどの悪路走破装備を備えています。

ですが、ランクルは悪路に特化したクルマです。

ランクルの方が重量やパワーなどで、優位に立つ場面が多いでしょう。

快適性

ランクルもランクルプラドも、高級感や機能性のある内装を持っています。

広さで言えばランクルですが、快適性ではランクルプラドの方が優れているでしょう。

 

ランクルプラドのグレードを徹底調査

次にランクルプラドのグレードについて、学んでいきましょう。

ランクルプラドにはいくつかのグレードがあり、性能や快適さが違います。

グレードごとの特徴や違いを、知っておきましょう。

ガソリン車とディーゼル車の2タイプ

まず始めに、ランクルプラドは、ガソリン車とディーゼル車にグレードを分けることができます。

ガソリン車は、2.7L直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、163馬力を発揮します。

ディーゼル車は、2.8Lクリーンディーゼルエンジンを搭載し、177馬力です。

ガソリン車はディーゼル車に比べ、車体価格が低く、音が静かで振動が少ないという特徴を持っています。

よって、街中での走行を得意としているのです。

ディーゼル車は、ガソリン車と比べ燃費がよく、低回転から力を発揮します。

悪路などのオフロードの走行に優れていますが、複雑な構造をしていますので車体価格や、メンテナンス費用が高くなってしまいます。

街中を主に走る方はガソリン車を、オフロードを主に走る方はディーゼル車を選ぶといいでしょう。

 

エントリーモデルのTX

 

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TXグレードは、ランクルプラドのエントリーモデルとなります。

LEDヘッドランプ、LEDフォグランプといった基本的な装備をそろえている、シンプルでコストパフォーマンスが優れたグレードです。

ボディーカラーは8色から選べ、自分好みにカスタマイズできます。

5人乗り、7人乗りを選ぶことができ、7人用の3列シートは床下格納式になっていますので荷物の多いときにも便利です。

安全性能が高いのも特徴の1つ。

衝突回避システムや、レーンキープアシストシステムなど先進的な安全設備を標準装備。

事故のリスクを低減します。

ブレーキアシストや、トラクションコントロールなど基本的な安全装備も充実しており、安心して運転ができます。

「快適さUP」TXLパッケージー

 

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モデリスタエアロセットや、オプションの19インチアルミホイールを装備すれば、スポーティーな印象を与えてくれるTXLパッケージ。

カラーは、ブラックやパールホワイトなどの定番色から、レッドやブルーなどの個性的な色まで豊富に備えていますので、個性を出しやすいグレードとなっています。

ベージュやブラックなどの本革シートやパワーシートを使い、内装の快適さを追求しました。

内装だけではありません。

カーナビやスーパーライブサウンドなどの高級オーディオシステムも装備し、映画館と間違えるくらいの臨場感を味わうことができるでしょう。

レーダークルーズコントロールや、プリクラッシュセーフティシステムなどの運転支援システムも充実しています。

高級モデルのTZ-G

 

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ランクルプラドの最上級グレードのTZ-Gは、7人乗りの2.8Lディーゼルエンジンの

TR-Gの魅力は、最上級グレードだけあって、豪華絢爛(ごうかけんらん)な装備です。

ベージュ色の本革シートに乗り込み、サンルーフを開放しながら運転すれば、セレブに間違えられることでしょう。

シートベンチレーションのおかげでシートの不快感の原因、蒸れやベタつきを防いでくれます。

シートベンチレーションとは

シートの一部から風を出す、もしくは吸い込む機能です。

シートの温度を下げ、夏場に高い快適性を提供してくれます。

「あー疲れたなぁ」と思いシートを倒しても、メモリーシート機能のおかげで、運転する時は一番運転しやすい姿勢に素早く戻してくれます。

LEDヘッドランプやフォグランプ、純正19インチのアルミホイールなどで、見た目にもこだわっているのです。

特別仕様車として「TX Lパッケージ マットブラックエディション」や「TX Lパッケージ 70th アニバーサリーリミテッド」などが設定されています。

 

「グレード別」ランクルプラドのリセールバリュー

ここから本番です。

グレードによって、ランクルプラドのリセールバリューは、驚くべき高さです。

グレードごとのリセールバリューについて、解説していきます。

残価率

ランクルプラドのリセールバリューを説明する前に、「残価率」という言葉を説明しなければいけません。

残価率とは

新しいものを買ってある期間立った時に、そのものが持っている価値を現す1つのモノサシです。

人気や品質、需要や供給のバランスによって変わってきます。

残価率を求める計算式は、以下の通り。

残価率=(買取相場価格÷新車価格)×100

例えば、新車価格が100万円、買取相場価格が60万のクルマがあったとしましょう。

この車の残価率は、

(60÷100)×100=60%

つまり、残価率は60%となります。

各年数の平均残価率があり、平均残価率より高ければリセールバリューが良く、逆に平均残価率より低いとリセールバリューが悪いと言えます。

各年数の平均残価率は、

  • 3年落ちの平均残価率:50%~60%
  • 5年落ちの平均残価率:40%~50%
  • 7年落ちの平均残価率:20%~30%
  • 10年落ちの平均残価率:5%~10%

この数字を頭に入れて、ランクルプラドの残価率を見ていきましょう。

TXグレード

TXグレードの残価率は、以下の通りです。

ガソリンエンジン

(5人乗り)

ディーゼルエンジン

(5人乗り)

ガソリンエンジン

(7人乗り)

ディーゼルエンジン

(7人乗り)

3年落ち 119% 90% 119% 89%
5年落ち 116% 85% 114% 92%
7年落ち 92% 79% 96% -

ディーゼルエンジンよりガソリンエンジンの方が、残価率が高いです。

街中でも快適に走れるガソリンエンジンの方が人気があるため、残価率が高い傾向にあります。

TX Lパッケージグレード

次は、TXLパッケージグレードです。

ガソリンエンジン

(5人乗り)

ディーゼルエンジン

(5人乗り)

ガソリンエンジン

(7人乗り)

ディーゼルエンジン

(7人乗り)

3年落ち 122% 92% 124% 91%
5年落ち 111% 85% 114% 87%
7年落ち 89% - 102% 82%

TXLパッケージモデルのガソリンエンジンは、驚異的な数字を出しています。

100%を軽く超え、124%です。

すなわち、新車より高く売れるということ。

走行距離によって残価率は多少変わると思いますが、ランクルプラドの新車で3年間乗り、そして売る。

売ったお金で、さらに上のグレードに乗るのも良いですね。

TZ-Gグレード

TR-Gグレードの残価率の一覧表です。

先程も述べた通りTZ-Gグレードは、ディーゼルエンジンのみ。

ガソリンエンジンはありません。

ディーゼルエンジン

(5人乗り)

3年落ち 89%
5年落ち 86%
7年落ち 78%

TZ-Gは、TXモデルやTXLパッケージモデルに比べ残価率は下がっています。

最高級グレードだけあって、入手しやすい金額ではないからでしょうか。

ですが、平均残価率よりかなり上。

TR-Gもリセールバリューが高いグレードと言えるでしょう。

 

ランクルプラドのリセールバリューが高い理由3選

ランクルブラドの残価率を見てきましたが、ここで1つ疑問が生じます。

「なぜ、ランクルプラドはこんなにリセールバリューが高い」のかです。

ランクルプラドのリセールバリューが高い理由は、

  • 日本だけではなく海外でも人気がある
  • 古いモデルも需要がある
  • 新車販売台数が限られている

の3つです。

順番に解説していきますね。

日本だけではなく海外でも人気がある

ランクルプラドは、今や世界170ヶ国以上の国と地域で使用されています。

現在世界には196ヶ国ありますので、ほとんどの国と地域で使用されていることになるのです。

なぜ、ランクルプラドは、世界中で人気があるのでしょうか。

それは、過酷な条件下でも問題なく走行できる高い走破性や車体の剛性、壊れにくさが高く評価されているからです。

ランクルプラドは、ラダーフレームを使用しています。

万が一ボディーが潰れてもフレームさえ無事であれば、走り続けることができるのです。

ラダーフレームとは

クルマの骨格のことです。

はしごのような形をしていて、そのうえにエンジンやタイヤ、シートをのせてクルマを作ります。

ラダーフレームはとても頑丈でどんな道をも走れる反面、重くて固いので乗り心地はあまりよくありません。

日本の道は舗装されていますが、世界に目を向けると舗装されていない悪路の方が多いです。

舗装されていない悪路を走るには、ランクルプラドみたいな悪路でも問題なく走るクルマが重宝されます。

また、海外では、車は修理しながら長く乗るものだと考えられています。

そのため、日本ではほどんど値段が付かないような低年式・多走行の車であっても、人気の車種であれば高値で取引されることが頻繁(ひんぱん)なのです。

これに加え、海外では厳しい規制により日本車が新車で購入できなかったり、新車の輸入に高い税金が上乗せされることなどから、中古車の需要が高くなりやすい傾向にあります。

すなわち、海外で人気のある車種は、リセールバリューが高くなるのです。

古いモデルも需要がある

ランクルプラドは、マイナーチェンジなどは何度も実施していますが、これまで大きくデザインを変更していません。

大きくデザインを変えていないということは、中古車でも古さを感じにくく、中古車にのるという劣等感がありません。

その結果、中古車に人気が集まりリセールバリューが高くなる傾向になるのです。

このことは、土台に基本的な性能の高さがあってこそ言えることなのです。

ランクルプラドは、他の中古車と違って、年式や走行距離による影響がほとんどありません。

30年間基本設計が変わらないことで修理がしやすいことも、リセールバリューを高めている一つの要因と言えるでしょう。

新車販売台数が限られている

ランクルプラドは、新車販売台数が限られています。

ちなみにランクルプラドの年間生産数は、約31,000台

2022年一番売れたクルマ、ホンダのNボックスと比べると約1/7の販売台数となります。

中古車の流通も少ないのも、カンタンに想像できますね。

新車は高額であるため、中古車を希望するオーナーも多く、海外でも人気な車種のため、中古車の需要は常に高い状況です。

つまり、ランドクルーザープラドは、中古車流通台数が少なく、中古車市場での需要が高いといった、リセールバリューが高くなる条件をすべて満たしているのです。

 

「比べてみよう‼」ライバル車のリセールバリュー

ランクルプラドのリセールバリューの高さは、ライバル車と比べてどうなのでしょう。

比べてみないと、本当にリセールバリューが高いかどうか判断できません。

早速、ライバル車のリセールバリューを、見ていきましょう。

中には、データーが少なく残価率を示せないものもありますので、ご了承ください。

CX-8/マツダ

 

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CX-8は、マツダの3列シートクロスオーバーSUVで、最大7人の乗車が可能です。

海外で販売されているCX-9をベースに、日本市場に合わせてダウンサイジングしたモデル。

2017年にデビューしました。

CX-9とは

マツダが海外で発売する3列シートの大型SUV車です。

2.5L直噴ターボエンジンと6速ATの組み合わせで、駆動方式はFFと4WDが選べます。

ちなみに、日本ではCX-9は発売されていません。

余談になるのですが、マツダは英語表記で「Mazda」と書きます。

創業者のマツダ重次郎さんの姓と、古代ペルシアで発祥した世界最古の宗教のソロアスター教の最高神アフラ・マヅダーに由来するそうです。

CX-8は、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種類のパワーユニットを搭載しています。

ガソリンエンジンは、自然吸気の「25S」とターボチャージャー付きの「25T」の2種類。

ディーゼルエンジンは、「XD」と呼ばれます。

プロアクティブ(PROACTIV)は、最新安心機能と快適装備に加え、シートヒーターやパワーシートを備えたグレードです。

Lパッケージ(LPackage)は、10.25インチの大型ディスプレイやボーズサウンドシステムなどを装備した上級グレードになります。

エクスクルーシブモードは、本革シートやウッド調パネルなどを備えたラグジュアリーな仕様です。

グレード 3年落ち 5年落ち
25S(2WD)ガソリン 78% 58%
25Sプロアクティブ(2WD)ガソリン 75% 57%
25SLパッケージ(2WD)

ガソリン

71% 55%
25TLパッケージ(2WD)

ガソリン

69% 55%
25TLパッケージ(4WD)

ガソリン

80% 60%
XD(4WD)ディーゼル 73% 54%
XDプロアクティブ(2WD)ディーゼル 68% 48%
XDプロアクティブ(4WD)ディーゼル 66% 48%
XDLパッケージ(2WD)ディーゼル 66% 49%
XDLパッケージ(4WD)ディーゼル 74% 55%
XDエクスクルーシブモード(4WD)ディーゼル 79% 61%

注意

7年落ちの残価率が無いのは、CX-8が2017年に発売され、発売されてから7年経過していないからです。

CX-8も残価率は平均より高いですが、ランクルプラドのリセールバリューと比べ、見劣りしてしまいます。

アウトランダーPHEV/三菱

 

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アウトランダーPHEVは、世界初のSUVタイプのプラグインハイブリット車になります。

アウトランダーのグレードは、M・G・ブラックエディション・Pの4グレードです。

Mグレードは5人乗りで、運転支援技術と予防安全技術を備えたベーシックなグレード。

EV走行換算距離は99km、燃費は16.6km/LとSUVでは驚くべき数字です。

Gモデルは5人乗りと7人乗りの2タイプ。

20インチホイールやコネクティッド機能などを装備し、中間的なグレードになります。

EV走行換算距離は83km、燃費は16.2km/LとややMグレードより劣ってしまいます。

コネクティッド機能とは

スマートフォンと連携して、遠隔操作や車両情報の確認などができる「MITSUBISHI Remote Control」や、運転支援や緊急対応などを提供する「MITSUBISHI Connect」などのことをさします。

ブラックエディションは、Gグレードをベースに内外装をブラックアクセントを施した特別なグレードです。

内外装がブラックなっている以外は、Gグレードと同じで、EV走行換算距離や燃費消費率、装備品などに違いはありません。

Pは、アウトランダーPHVの中で最上級のグレードで7人乗り。

EV走行換算距離や燃費消費率はGグレードと同じですが、内外装が違います。

例えば、BOSEプレミアムサウンドシステム。

音源が複数の方向から聞こえ、映画や音楽などのエンターテイメントに臨場感や没入感を与えてくれます。

セミアニリンレザーシートや、3ゾーン独立コントロール式フルオートエアコンなどで、洗礼された室内空間を作り出しています。

アウトランダーPHVの残価率はこちら。

3年落ち 5年落ち 7年落ち
M 63% 49% 40%
G 63% 46% 38%

アウトランダーPHEVも平均より高い残価率ですが、ランクルプラドに比べるとガクンと下がります。

PHEVという機能が、残価率を下げているのかもしれませんね。

X3/BMW 

 

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BMWのX3は、他のSUV車と少し違います。

X3はSUV車ではなく、SAV車だからです。

SAV車とは

BMWが提唱するSport activity vehicle(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の略で、Xシリーズの奇数モデルに使われています。

BMWのセダンやツーリングなどの乗用モデルが持つスポーツ性や快適性に、SUVの利便性やオフロード走破性を融合させたコンセプトです。

主に、オンロードでの走行性を高めています。

X3のグレードは6種類。

エントリーモデルのXDrive20iをはじめ、ディーゼルモデルのXDrive20d、プラグインハイブリットモデルのxDrive30eMスポーツ、モンスターマシンのM40i

スポーツパッケージを搭載したxDrive20d Mスポーツや、日本初導入の3L直列6気筒直M Performanceツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンを搭載したM40dなどがあります。

日本では、乗っているオーナーの少なさで残価率を示すことをできないグレードもありますが、X3のグレードは以下の通りです。

3年落ち 5年落ち 7年落ち
xDrive20d 54% 37% 30%
xDrive20d Mスポーツ 55% 35% 30%
M40i 約50% 約40% 約30%
M40d 約50% 約40% 約25%

この表を見ると、X3の残価率はあまり高くありません。

残価率が低いのは、日本でのオーナーさんの数が少ないからなのか、人気がないからなのかはわかりませんが。

ですが、オフロードよりオンロードメインで走るならx3も選択肢に入る車種だと思います。

GLC/メルセデス・ベンツ

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メルセデス・ベンツのGLCは、ミドルサイズのSUV車となります。

先進的なデザインとテクノロジーを備えた、高級感と快適性を味わうことができるSUV車です。

GLCは、ディーゼルエンジンとマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「GLC220d 4MATIC」とその「AMGライン」

ガソリンエンジンとマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「GLC300 4MATIC」とその「AMGライン」

プラグインハイブリッドシステムを搭載した「GLC350e 4MATIC」とその「AMGライン」の計6種類から構成されています。

AMGラインとは

メルセデス・ベンツの各クラスの車に対して、専用のエクステリアやインテリア、サスペンションなどを装備したスポーティーなパッケージオプションです。

AMGラインの車は、メルセデス・ベンツのロゴに加えて、AMGのロゴも付いています。

GLCは令和1年にマイナーチェンジを行ったばかり。

まだ、5年も経っていませんので3年落ちの残価率しかデータはありません。

その点をご了承ください。

3年落ち
GLC220d 58%
GLC220d AMG 88%
GLC300 56%
GLC300 AMG 57%
GLC350e 70%
GLC350e AMG 57%

マイナーチェンジしたばかりで、5年落ち・7年落ちのデーターが無いのが残念ですが、GLCは高級車SUVだけあって残価率は高いです。

5年後・7年後の残価率がどうなっていくのか知りたいところ。

ランクルプラドには及びませんが、このまま高い残価率を保っていくような気がします。

Q5/アウディ 

 

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アウディのQ5は、卓越したオンロードパフォーマンスと乗り心地、洗練されたスポーティなデザインと高いユーティリティ性能をもつSUV車です。

Q5と書くと、質問を意味する「question(クエッション)」と勘違いしてしまいそうですね。

アウディの車種名Q5の「Q」は、イタリア語の「quattro(クワトロ)」頭文字で、アウディのSUVに共通する名称です。

ちなみに、「quattro(クワトロ)」は、数字の「4」を意味します。

この場合は、4輪駆動車という意味なのでしょうね。

Q5は、2L直列4気筒直噴ターボディーゼルエンジンを搭載した40TDIクワトロアドバンスド

40TDIクワトロアドバンスドをベースに、19インチのホイールエアーサスペンションなどを装備させ、よりスポーティーに仕上げた40TDIクワトロSライン

純正アクセサリーの5アームファルクスデザインの20インチアルミホイール、カーボンミラーハウジングを特別装備させた限定250台のハイスタイルがあります。

3年落ち 5年落ち 7年落ち
40TDIクワトロアドバンスド 70% 50% 30%
40TDIクワトロSライン 94% 78% 67%

Q5のハイスタイルは限定モデルだけあって、残価率のデータがありませんでした。

Q5の残価率も平均に比べ高いです。

SUV車は人気があるため、どのメーカーのSUVでも高い残価率でしたね。

比べてみて、よくわかりました。

 

【ランクルプラド】驚くべきリセールの高さ!グレード別に徹底解説:まとめ

まとめとしまして

  • そもそもランクルプラドとは、どの様なクルマ?
  • ランクルプラドのグレードを徹底調査
  • 「グレード別」ランクルプラドのリセールバリュー
  • ランクルプラドのリセールバリューが高い理由3選
  • 「比べてみよう‼」ライバル車のリセールバリュー

を、紹介してきました。

ランクルプラドは、グレードに関係なくリセールバリューが高いということがわかりました。

ランクルプラドを購入する際には、リセールバリューを重視してみてはいかがでしょうか。

そうすれば、高額な購入でもお得だと思えるはずです。

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