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「税務署もお墨付き‼」お得に高級時計を購入できる方法とは!

高級時計をお得に購入する方法はあるのですか?

そんな疑問にお答えします。

身に着けているだけでステータスをグーンと上げてくれる高級時計。

私は「高級時計は贅沢品(ぜいたくひん)なので、高級時計を購入したら税務署に行く必要があるのかな?」と疑問を持っていました。

ある日、税務署に行く機会があり、税務署の人に恥を忍んで疑問をぶつけてみました。

運が良かったのでしょう。

税務署の人は、嫌な顔一つせず私の疑問に対し、1つ1つ丁寧に答えてくれました。

税務署はお堅いイメージでしたが、親しみやすいイメージに変わりました。

この記事では、税金の面から高級時計をお得に購入できる方法を紹介しています。

最後まで読んでいけば、高級時計にかかわる税金のことが理解できますよ。

 

「知らない人続出‼」高級時計の定義とは

結論から言うと、高級時計の明確な定義はありません。

世代、収入などにより、高級時計というニュアンスが違うからです。

高級時計と定義する具体的な何かが欲しいな。

それなら2つの観点から、高級時計の定義となる事項をあげていきましょう。

アンケートから

大阪でブランドアイテム高価買取を行うブランドハンドさんがとったアンケートがあります。

アンケートの内容は、10代から60代男女100人に「初めて購入した高級時計の価格帯はいくらでしたか?」です。

結果は以下の通り。

引用:ブランドハンド

1位:30〜50万円(63%)

2位:50〜80万円(21%)

3位:80〜100万円(11%)

4位:100万円〜200万円(3%)

5位:200〜500万円(2%)

となりました。

初めて購入した高級時計だからかもしれませんが、思ったより金額が低かったです。

アンケート結果から、価格的に30万円以上が高級時計としましょう。

構造面から

時計は、機械式時計とクオーツ式時計の2種類にわけることができます。

機械式時計とクオーツ式時計の違いは、針を動かす動力源が違うところです。

機械式時計とは、巻いているゼンマイがほどける力を動力源としている時計のこと。

クオーツ式は、電池を動力源にして針を動かす時計のことです。

機械式時計は、ゼンマイを手で巻く手動式と腕に装着することで内部のローターが回り、ゼンマイを巻き上げる自動式の2種類あります。

機械式時計の豆知識

機械式時計の主流は、ゼンマイを自動で巻き上げてくれる自動式です。

機械式の時計を友達から借りて手にはめてみたのですが、かなり重く驚きました。

機械式時計は、1点1点職人の手で組み上げていくのに対し、クオーツ式は機械で作り上げていきます。

機械式の時計の方がクオーツ式の時計に比べ、出回っている数量は圧倒的に少ないです。

数が少ない機械式時計の方が希少価値があるため、機械式時計が高級となります。

機械式時計とクオーツ式時計の違いを説明している動画です。

分かりやすく説明していますので勉強になりますよ

引用:Youtube

アンケート結果と構造面から、ここでは30万円以上の機械式時計を高級時計と定義しておきましょう。

あくまでも私が勝手に決めた定義ですので、あなた自身が高級時計の定義を決めても問題はありません。

この定義から私が持っている時計は、高級時計から外れてしまいました。

 

「知っておこう」海外で高級時計を購入するとお得になる?

ほとんどの人がモノを購入する際は、お得に購入したいと思っているはずです。

金額が高い高級時計となれば、なおさらお得に購入したものです。

海外で高級時計を購入して場合、国内で購入するよりお得になるかもしれません。

どれくらいお得になるのか見ていきましょう。

海外で高級時計を購入した場合

時計好きな人なら、1度はブランドの本場へ行き、高級時計の購入を思い描いたことがあると思います。

限定品や日本では取り扱っていないモデルを、発見できるかもしれませんね。

海外で高級時計を購入して日本に持ち帰る際は、税金がかかります。

税金がかかる事は、知らなかった。一体どれくらいかかるの?

高級時計は、購入金額に対して消費税と地方消費税合わせて10%の税金がかかります。

海外で100万円の高級時計を購入したと仮定して、トータルコストを計算してみましょう。

海外で購入した場合のトータルコスト

1,000,000円×0.6=600,000円(課税価格)

600,000円×7.8%(消費税率)=46,680円(消費税)

46,800円×22/78(消費税にかける税率)=13,200円(地方消費税)

46,680円+13,200円=59,880円(消費税合計)

1,000,000円+59,880円=1,059,880円(トータルコスト)

税金の豆知識

海外で高級時計を購入して日本に持ち帰る場合、購入金額の6割に税金をかけるというお約束があります。

海外で100万円の高級時計を購入した場合は、トータルコスト1,059,880円かかることがわかりました。

日本で高級時計を購入した場合

日本で購入した場合は、消費税(10%)だけです。

誰でも知っていることですが、海外との比較の為算出しておきましょう。

日本で購入した場合のトータルコスト

1,000,000円×0.1=100,000円(消費税)

1,000,000円+100,000円=1,100,000円(トータルコスト)

海外で購入した場合:1,059,880円

日本で購入した場合:1,100,000円

計算結果から海外で購入した方が、40,120円お得に購入できます。

為替を考慮すると

当たり前の事ですが、海外では日本のお金は使えません。

その国の通貨に換金する必要があります。

そこで登場してくるのが、為替(かわせ)です。

為替とは

換金する時に使用する比率のことです。

為替?ややこしくてわかんないよ。

私も混乱する時がありますが、順を追って説明していきますね。

分かりやすいように、アメリカで10,000ドルの高級時計を購入した場合で計算していきましょう。

1ドル135円で計算していきますよ。

換金にかかるコスト

10,000ドル×135円=1,350,000円

10,000ドル換金するのに1,350,000円必要です。

次に、日本に持ち込むときのトータルコストを計算します。

1ドル135円の時のトータルコスト

1,350,000円×0.6=810,000円(課税対象額)

810,000円×7.8%=63,180円(消費税)

63,180円×22/78=17,820(地方消費税)

63,180円+17,820円=81,000円(消費税合計)

1,3500,000円+81,000円=1,431,000円(トータルコスト)

1円安くなり、1ドル134円で計算してみましょう。

1ドル134円の時のトータルコスト

1,340,000円×0.6=804,000円(課税対象額)

810,000円×7.8%=62,712円(消費税)

62,712円×22/78=17,688(地方消費税)

62,712円+17,688円=80,400円(消費税合計)

1,3400,000円+80,400円=1,420,400円(トータルコスト)

1ドル135円の場合のトータルコストは1,431,000円となり、1ドル134円の場合は、1,420,400円となりました。

1ドル135円のトータルコストと、1ドル134円のトータルコストの差がお得度なので、1,431,000円-1,420,400円=10,600円。

1ドルの価格が1円安くなるだけで、約1万円お得になりました。

しかし、同じ高級時計でも日本は100万円、海外では110万円の価格かもしれません。

高級時計を購入する際は、事前に日本と海外の高級時計の値段を調べることが大切になります。

 

「気を付けて」税務署が目を光らせているかも⁉

新しい高級時計を購入したいから、今持っている高級時計は売却しよう。

家などを売却した場合は、税務署のお世話になるけど高級時計はどうなのかな?

そう思った方は、鋭い考えの持ち主です。

条件がそろえば高級時計を売却した時に、税務署のお世話になる場合があります。

知らなかったでは済まされません。

きちんと基本をおさえておきましょう。

高級時計は課税対象外

通常、私たち個人が所有している資産(家、車、株など)を売りに出した場合、儲(もう)けに対して、所得税という税金が課せられます。

しかし、高級時計は日常的に使用するアイテム「生活用動産」という分類に入り、課税対象外になるのです。

売却額が数百万円と高額な金額になっても、税金を払う必要はありません。

安心して売却できますね。

一部の高級時計は気を付けて

先程、高級時計は課税対象外と説明しました。

しかし、例外もあります。

骨董品としての評価が高い時計や、貴重な金属を多用した時計は、要注意です。

これらは「日常に使用する時計」ではなく、「贅沢品」つまり資産の分類に入ってしまいます。

資産の部類に所属すると売却で生じた利益に対し、税金を払わなければいけません。

資産の豆知識

資産は50万以下の利益なら、課税対象外という決まりがあります。

もし、売却して50万円以上の利益が出た場合は、税務署に行き相談してみましょう。

この売却方法は税務署へLet’Go

高級時計の売買を繰り返して生計を立てている人はもちろんそうが、お小遣い程度でも売買を繰り返して利益を出している人も税務署のお世話になります。

税務署にお世話になる時のキーワードは「繰り返し」です。

高級時計は生活用動産に分類されると説明してきましたが、繰り返し売買をして利益を出すと事業となってしまいます。

つまり、個人企業として判断されてしまい、利益に対し税金がかかってしまいます。

個人事業の豆知識

売買を繰り返しても利益がでなければ、税金を払う必要はありません。

知っていると知っていないとでは、大きな差です。

勉強という鍛錬(たんれん)で知識を身に着けて、金融リテラシーを高めましょう。

 

「税務署もお墨付き‼」お得に高級時計を購入できる方法とは‼:まとめ

まとめとしまして

  • 「知らない人続出‼」高級時計の定義とは
  • 「知っておこう」海外で高級時計を購入するとお得になる?
  • 「気を付けて」税務署が目を光らせているかも⁉

をお届けしました。

知らないという事は、恐怖や不満を生み、お得に高級時計を購入できない場合もでてきます。

毎日コツコツと学び、税務署に対抗できるくらいの知識を身に着ければ、もう怖いものはありません。

一番お得な購入方法は、ほしいと思ったときに、その時ベストな方法で購入する事ではないでしょうか。

金額以上に心が満足感で満ち溢(あ)れているはずです。

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