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知らなきゃ損!?ロレックスの年式がわかればこんなメリットが!

ロレックスの年式ってどうやって調べるの?

そんな疑問にお答えします。

腕時計の王様とも言われるブランド、ロレックス。

ここ数年はロレックスブームが巻き起こっており、特に人気のあるスポーツモデルなどは、入手しづらくなってきています

実際に、ロレックス愛好家の私の知人も、自分が欲しいモデルを見つけるのがどんどん難しくなってきていると言っていました。

今回は、そんなロレックスの「年式」にスポットを当ててご紹介したいと思います。

年式とは、いつ製造されたのか?ということ。

ロレックスがいつ作られたかを知ることで、よりロレックスへの愛情が深まりますよ。

 

実はいいことだらけ? ロレックスの年式を知るべき理由

実は、ロレックスの年式を知ることには、たくさんのメリットがあるんです。

まずは、どんなメリットがあるのかについてご紹介します。

【メリットその1】生まれ年のロレックスを見つけられる

1つ目のメリットは、生まれた年に製造されたロレックスを見つけることができるということ。

腕時計に限らず、ワインやお札など、自分が生まれた年に作られたものは、なんだか愛着が湧きますよね。

それと同じで、せっかくならロレックスも、自分の生まれ年に製造されたものを購入したくありませんか?

自分となんらかの関係性があることで、さらにロレックスへの愛情が深くなりますよね

特にロレックスを初めて購入するという人は、記念として、生まれ年のロレックスを探してみるのもおすすめです。

実は私も初めてロレックスを購入するときに生まれ年のものを探したのですが、残念ながら見つけることはできませんでした。

【メリットその2】自分好みのロレックスを手に入れられる

2つ目のメリットは、自分が1番好きな状態のロレックスを手に入れることができるということです。

これはどういうことかというと、ロレックスは不定期にマイナーチェンジを行なっています。

大きな変化があるわけではなく、少し時計の針の太さが変わったり、ケースが少し大きくなったりと、本当にマイナーな部分の変化のみ。

ですがロレックス愛好者からすると、少しの変化でも、それがとても重要なことだったりします。

ロレックスファンの友人も、マイナーチェンジをしたことによって、「チェンジ以前のほうがよかったのに。」と思うことが多々あるそうです。

ロレックスのマイナーチェンジについては、ネットで検索するとかなり詳しい情報を得ることができます。

そのため、年式を知っておくことで、自分が1番好きな状態のロレックスを探せるというわけですね。

【メリットその3】年式の違いで価格が変わる

ロレックスは、製造された年によって、売却価格が大きく変わることがあります。

特に高値で取引されるのが、生産を終了したモデルの「最終品番」です。

もう販売されることのないモデルで、最後の年に製造された、ということから、同じモデルでも買取価格が変動するということです。

なかでも、新型モデルが発表されると、それに伴い旧型モデルの売却価格が一気に上がる傾向にあります。

そのため、資産としてロレックスを購入する場合などは、この最終品番をチェックするのがおすすめです。

 

ロレックスの年式はどうやって調べる?

ロレックスの年式を調べるには、まず「シリアルナンバー」を知ることが必要となります。

シリアルナンバーとは

個体に振られている番号のことで、個体ごとにそのナンバーは違います。

基本的にロレックスの商品すべてのシリアルナンバーは、重複することがありません。

このシリアルナンバーから、だいたいの年式を推測することができます。

ただし、シリアルナンバーによって製造年を推測できるのは、2010年以前までに作られたもののみ。

2010年以降は、このシリアルナンバーがランダムに組まれるようになったため、年式を推測することができなくなっています。

ロレックスのシリアルナンバーは、1927〜1987年前半までは数字のみ、1987〜2010年ごろまでは、アルファベット+6桁の数字で設定されています。

2010年以前までの製造年が知りたいという人は、以下の年式表を参考にしてください。

ただし、ロレックスが正式に公表しているわけでありませんので、あくまで目安としてチェックしてくださいね。

まずは、数字のみで組み合わされていた、1927〜1987年までの製造年をご紹介します。

製造年 シリアルナンバー 製造年 シリアルナンバー
1927年 21691〜 1958年 360171〜
1928年 23969〜 1960年 693808〜
1929年 24747〜 1962年 763663〜
1930年 28290〜 1964年 985015〜
1932年 29312〜 1965年 1259699〜
1933年 29933〜 1966年 1871000〜
1934年 30823〜 1967年 2163900〜
1935年 35365〜 1968年 2426800〜
1936年 37596〜 1969年 2689700〜
1937年 40920〜 1970年 2952600〜
1938年 43739〜 1971年 3215500〜
1939年 71224〜 1972年 3478400〜
1940年 99775〜 1973年 3741300〜
1941年 106047〜 1974年 4004200〜
1942年 143509〜 1975年 4267100〜
1943年 230873〜 1976年 4538000〜
1944年 269561〜 1977年 5008000〜
1945年 302459〜 1978年 5428200〜
1946年 387216〜 1979年 5958000〜
1947年 529163〜 1980年 6434000〜
1948年 628840〜 1981年 6910000〜
1951年 710776〜 1982年 7386000〜
1952年 840396〜 1983年 7862000〜
1953年 929426〜 1984年 8338000〜
1954年 952892〜 1985年 8814000〜
1955年 282632〜 1986年 9290000〜
1956年 139400〜 1987年 9766000〜
1957年 321884〜 - -

そして、1987年の後半からは頭文字にアルファベットが付けられるようになりました。

製造年 シリアルナンバー 製造年  シリアルナンバー
1987〜1988年 R000001〜 1998〜1999年 A000001〜
1989〜1990年 L000001〜 2000年 P000001〜
1990〜1991年 E000001〜 2001年 K000001〜
1991年 X000001〜 2002年 Y000001〜
1991年 N000001〜 2003〜2004年 F000001〜
1992年 C000001〜 2005年 D000001〜
1993年 S000001〜 2006年 Z000001〜
1994〜1995年 W000001〜 2007〜2008年 M000001〜
1996年 T000001〜 2009年 V000001〜
1997年 U000001〜 2010年 G000001〜

また、2010年以降に製造されたロレックスの年式を調べるには、保証書をチェックするのもおすすめです。

保証書にはロレックスを購入した日付が記載されていますよね。

その日付が2015年であった場合、逆算すると、製造されたのは2014〜2015年ごろである可能性が高いと言えます。

確実な年式を知ることはできませんが、かなり大きな目安となりますよね。

プチメモ

ロレックスには、シリアルナンバーのほかに、「リファレンスナンバー」というものが振られています。

これはモデルごとに振り分けられている番号で、4〜6桁で作られています。

モデル番号や、ケースの素材などを知るのに役立ちますよ。

▼リファレンスナンバーについてはこちらの記事もチェック

ロレックスのリファレンスナンバーって何?レーザー刻印は偽物!?

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ロレックスのシリアルナンバーはどこに書いてある?

ロレックスの年式を知ることができるシリアルナンバーですが、どこに書いてあるかご存知でしょうか?

シリアルナンバーが書かれている場所は、2010年以前と、それ以降で違います

まず2010年以前に作られたもの。

これは、ロレックスのブレスレットを外したところにある、「ラグ」と呼ばれるケースの側面に刻印されています。

シリアルナンバーは6時の位置に刻印されており、12時の位置にはリファレンスナンバーが刻印されていますよ。

次に、2010年以降に製造されたもの。

これは、それまでの位置とは違い、「ルーレット刻印」と呼ばれるものに変わりました。

それまではラグに刻印があったため、シリアルナンバーを確認するには、いちいちブレスレットを外す手間がかかっていました。

そんな手間を解消するため、文字盤外周の6時の位置に刻印されるようになったのです。

こうすることで、いつでもすぐにシリアルナンバーを確認できるようになったんですね。

▼ルーレット刻印についてはこちらの記事もチェック

ロレックスを見る楽しさが10倍になる?ルーレット刻印って一体何?

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ちなみに、保証書にもシリアルナンバーやリファレンスナンバーが記載されています。

2010年以前のシリアルナンバーを確認する場合、ブレスレットを外すのが面倒だという人は、ぜひ保証書をチェックしてみてくださいね。

 

知らなきゃ損!?ロレックスの年式がわかればこんなメリットが!:まとめ

まとめ

  • ロレックスの年式がわかると、実はメリットがたくさんある。
  • ロレックスの年式を知るには、シリアルナンバーを知ることが必須。
  • シリアルナンバーは、1020年以前はラグに、それ以降はルーレット刻印となった。

ロレックスの年式がわかると、自分の生まれた年に作られたものや、最終品番と呼ばれる、価値の高いものを知ることができます

また、年式によってマイナーチェンジの時期がわかるので、自分好みのロレックスを手に入れることも可能となりますよ。

ロレックスの年式を知るには、本体に刻印されているシリアルナンバーの確認が必須です。

ぜひこの記事でご紹介した年式表を参考に、ロレックスの製造年をチェックしてみてくださいね。

 

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