そんな疑問にお答えします。
最近は、着なくなった時に売却することをあらかじめ想定して、ブランド服を購入する人が増えてきています。
かく言う私もその一人。
私はリセールバリューを知ってから、毎シーズン好きな洋服を楽しむことができるようになりました!
そこで今回は、リセールバリューが高いブランド5選をご紹介します。
さらに、「高く売れる服を選ぶ」ために覚えておきたい重要ポイントも詳しくお伝えしますよ。
目次
リセールバリューを意識して服を買う方が断然お得!
結論から言えば、ブランドの洋服を購入するのに、リセールバリュー(※)を意識しないのは超もったいないです!
リセールバリューとは「購入した物の再販売価格」のこと。
リセールバリューが高いとは、つまり買取価格や下取り価格が高いなど、資産価値が下がらないことを意味します。
購入時にリセールバリューの高い物を選ぶと、実質的に支払う費用を抑えられるメリットがあるんです。
私も以前は、自分が欲しいブランドの服を購入するために貯金する日々。
その一方で、ZARAなどのファストファッションで洋服代を節約していたんですね。
でも今はリセールバリューを意識することによって、着たい服を好きなだけ購入することができるようになりました。
その背景には、リセールバリューに関する知識があったからなんです。
リセールバリューが高い服を選ぶのはなぜ?
リセールバリューが高い服を選ぶ理由は、大きく2つあります。
- 欲しい洋服がお得に購入できる
- 洋服がうまくローテーションできる
それぞれ詳しくお伝えしますね。
理由その1.欲しい洋服がお得に購入できる
理由その1は「欲しい洋服がお得に購入できる」からです。
例えば、リセールバリューが高いブランドの冬物コート(10万円)を購入します。
これを1シーズン楽しんだ後、翌年の冬前に6万円で売却すれば、実質4万円で人気ブランドのコートを購入できたことになりますよね。
こんな風にリセールバリューを意識して洋服を購入することで、通常よりもお得に欲しい服が手に入れることができるんです。
さらに、リセールバリューが高い洋服であれば、アイテムによっては定価よりも高くなるなんてことも。
どうせ高価なブランド服を選ぶのであれば、賢くお買い物したいですよね。
理由その2.洋服がうまくローテーションできる
理由その2は「洋服がうまくローテーションできる」から。
リセールバリューを意識することでお得に洋服が購入できる分、上手くローテーションさせ、新しい洋服を選ぶことができます。
もちろん自分が気に入った洋服を選ぶことも大切。
ですが、リセールバリューを意識することで、好きな洋服をコスパよく選ぶことができちゃいます。
「高く売れる服」を選ぶために覚えておきたい4つのポイント
人気ブランドなら、とりあえず高い値段で売れるのでは?と思う人も多いのではないでしょうか。
実は、ブランドであればどんな服でも高く売れるというわけではないんです。
「高く売れる服」を選ぶためには、主にこの4つのポイントが重要です。
- ブランドであることが一目で分かるデザイン
- トレンドを意識する
- 素材や色に注目する
- セールにならないアイテムを選ぶ
それぞれ詳しくみていきましょう。
その1.そのブランドであることが一目で分かるデザイン
1つ目は「そのブランドであることが一目で分かるデザイン」であること。
ファッションが好きな人の多くは、好きなブランドを前提にしてアイテムを探します。
そのため、
- ブランドらしさが表れているデザイン
- ブランドであることが一目で分かるデザイン
こうしたアイテムを探している人が多く、価格相場が高い傾向にあるんです。
例えば、シャネルのアイコンである「ココマーク」がついたアイテムが人気。
ロゴが付いているものと、そうでないもので価格相場が大きく変わるんです。
シルエットやデザインを見ただけで、どこのブランドか分かるような「そのブランドを象徴するデザイン」のアイテムは比較的高値で取引されやすくなります。
その2.トレンドを意識する
2つ目は「トレンドを意識する」こと。
流行にマッチしたトレンドのアイテムは高い価格で買取されやすいです。
しかし、トレンドのアイテムはピークを過ぎる頃には評価が下がっていってしまうため、「いつ売りに出すか」の見極めが非常に重要になってきます。
一方で、流行に左右されない定番アイテムは安定した買取価格が期待できます。
また、定番のアイテムであっても、アーティストとコラボしたようなモデルは希少性がアップし、価格が高騰しやすいですよ。
その3.素材や色に注目する
3つ目は「素材や色に注目する」こと。
当たり前ですが、綺麗な状態が高く売れるカギになります。
そのため、取り扱いが難しいデリケートな素材や白っぽいアイテムは、傷や汚れが目立ってしまうため、 買取金額が下がってしまう可能性があります。
汚れが目立ちにくい色を選んだり、こまめに汚れを取ったりメンテナンスすることで、高く買取できる可能性が高くなりますよ。
その4.セールにならないアイテムを選ぶ
4つ目は「セールにならないアイテムを選ぶ」こと。
セールを行わないブランドやアイテムは高額で買取されやすい傾向にあります。
エルメスやルイヴィトン、シャネルなどのハイブランドは、基本的に自社製品をセールやアウトレットに出すことはありません。
何年経ってもブランドの価値が下がることが少ないため、安定した価格で買取が可能です。
また、「買取価格」は市場での価格をもとに設定されます。
そのため、セールやアウトレットになったアイテムは割引された価格が基準になってしまい、買取価格が下がってしまいます。
プレミア値続出!リセールバリューが高いブランド5選
ここからは特にリセールバリューが高く、値崩れしにくいと言われているブランド5選をご紹介します。
中には定価超えのプレミア値をたたき出すアイテムもありますので、大注目ですよ。
エルメス(HERMES)
ハイブランドの代名詞でもあるエルメス。
実は、エルメスのレディース服は年代によってデザイナーが異なるんです。
数あるコレクションの中でも、特に人気が高いものが「マルジェラ期」と呼ばれる時期のもの。
マルジェラ期とは、メゾンマルジェラを立ち上げたマルタン・マルジェラがデザイナーを務めていた1997年~2003年までに製造された服を指す言葉。
マルジェラ期のタグには「HERMES-PARIS」と書かれているのが特徴です。
伝説的デザイナー、マルタンマルジェラが手掛けるラグジュアリーコレクション。エルメスマルジェラ期。https://t.co/runDEttLxG#HERMES #by #Martin #Margiela #エルメス #マルジェラ期 #シェーヌダンクル #セリエ pic.twitter.com/s1o0YpDVAg
— トレファクスタイル | ブランド・古着の買取/販売 (@tfs_sellgoods) December 1, 2022
出典引用:Twitter
胸元が深く開いたヴァルーズのシャツやニットなど、発売から20年以上経過した現在でも、10万円以上の値段がつくアイテムが多く存在するんですよ。
グッチ(GUCCI)
グッチの中でもトムフォードがデザイナーをつとめた「トムフォード期」と呼ばれる時期のアイテムは人気が高いです。
ロックでセクシーなデザインで、当時マドンナやケイト・ウインスレットが愛用したことで一気に話題になりました。
Tom Ford for Gucci fall/winter 1996 photographed by Mario Testino pic.twitter.com/VFf0Xd7SG6
— that's so haute (@thatssohaute) January 24, 2019
出典引用:Twitter
そんなトムフォード期のアイテムで、最も有名なのが「レザージャケット」。
トムフォードならではの攻めたデザインで、現在でも高値で取引されています。
シャネル(CHANEL)
ココマークでお馴染み、有名ブランドのシャネル。
シャネルの洋服で定番とも言える「ツイードジャケット」はリセールバリューが高いアイテムです。
CHANELツイードジャケット😍❤️
翼を持たずに産まれて来たなら
翼を生やすためにどんな障害でも乗り越えなさい
by coco chanel子供の祝い事に何かと使えるジャケット🧥 pic.twitter.com/zBOBmkdcKX
— まあ (@CRhVdep0GmEKNiI) January 28, 2022
出典引用:Twitter
シャネルのツイードジャケットは、シルクなどのこだわった上質の素材が使われているのがポイント。
ボタンやベルトのディティールも存在感が抜群で、いつの時代も女性の憧れです。
中古でおよそ15万円程度の価格が付いています。
メゾンマルジェラ(Maison Margiela )
1998年にパリに設立したメゾンマルタンマルジェラ。
その後、2015年に現在のメゾンマルジェラに改名しています。
メゾンマルジェラの定番アイテムの一つである、通称「八の字ライダース」。
ジップの形が大きい「MRS ZIP」を使用した初期のものは非常に希少で、状態の良いものであれば40万円ほどの価格がついています。
Maison Martin Margiela 2005 SS - 5ZIP RIDERS
Vintageのライダースの特徴であるショート丈のボックスシルエットをMartin流の解釈によって昇華させた名作中の名作。
MRSの大ぶりなZIPや大胆なカーブを描くアームパターン、歴代最高とも言われる極上の革質等、見所の非常に多い一着。 pic.twitter.com/BYjPoLYyVP
— 029 (@029AW) May 26, 2021
出典引用:Twitter
また最近では、すべてパリのアトリエで手作りされる「アーティザナルコレクション」のデニムライダースも人気アイテム。
こちらも40万円近くで取引されている大注目アイテムです!
コムデギャルソン(COMME des GARCONS)
1969年にデザイナー「川久保玲」が設立した日本を代表するファッションブランド。
1981年にパリコレデビューした際には、全身真っ黒のショールックを発表し「黒の衝撃」と評されました。
そんなコムデギャルソンの中でも、特に価値が高いアイテムが「コブドレス」。
YUKIちゃんのこの赤ギンガムチェックワンピ、ギャルソンっぽいって思ってみたら、このコブドレスかな☺️
YUKI衣装特定班がすでに特定してそうだけど☆ pic.twitter.com/YSGGpVuqeb— ヴィヴィ (@Blonovivi) February 3, 2018
出典引用:Twitter
コブドレスは、ギンガムチェック柄のストレッチ素材を使用し、体のそこかしこが「こぶ」のように盛り上がっている斬新なでざいんのドレスです。
BjörkやYUKIといった国内外のミュージシャンが衣装として着用したことがあります。
こぶドレスが発表されたのは、1997年の「Body Meets Dress, Dress Meets Body」というコレクション。
20年以上経った今でも、20万円以上の金額がつくことも。
高く売れる服を選ぶべき理由は?リセールバリューが高いブランド5選:まとめ
- ブランドの洋服を購入するのに、リセールバリューを意識しないのは超もったいない
- 購入時にリセールバリューの高い物を選ぶと、実質的に支払う費用を抑えられるメリットがある
- リセールバリューを意識すれば、欲しい洋服がお得に購入でき、洋服がうまくローテーションできる
- 高く売れる服を選ぶコツは「ブランドであることが一目で分かるデザイン」「トレンドを意識」「素材や色に注目」「セールにならないアイテムを選ぶ」
知っているのと知らないのとでは大違いなリセールバリューの知識。
どうせ高いブランドの洋服を買うのであれば、賢く&楽しく選びたいですよね。
特にシーズン毎に洋服が欲しい!という同士(笑)はぜひ、今回の記事を参考にしてみてくださいね。