このような疑問にお答えします。
私もロレックスを初めて購入した時は、どれくらいの期間でオーバーホールをすればいいのか知りませんでした。
そもそも「オーバーホール」という言葉も知らなかったくらいなんです。
時計が好きな先輩に色々と教わって、ようやく理解しました。
今ではきちんとオーバーホールを行っていますよ。
- オーバーホールとは?
- オーバーホールが必要な理由は?
- オーバーホールの最適な期間は?
- オーバーホールってどこでやってもらえるの?
- オーバーホールの作業工程ってどんな感じ?
- オーバーホールってしないとどうなるの?
- オーバーホールにかかる費用ってどれくらい?
といった悩みを、この記事では解決できますよ。
なぜなら、この記事を読めば
オーバーホールとは
オーバーホールが必要な理由
オーバーホールの最適な期間
オーバーホールはどこでやってもらえるか
オーバーホールの作業工程
オーバーホールをしないとどうなるのか
オーバーホールにかかる費用
について知ることができるからです。
記事を読んだあなたは
ロレックスのオーバーホールの期間について知ることができます。
オーバーホールの期間を知って、きちんとオーバーホールを行うようにすれば、ロレックスの寿命が長くなりますよ。
持っているロレックスを長く使うためにも、記事を読んでオーバーホールについて理解して覚えておいてくださいね。
ではさっそく見ていきましょう。
目次
オーバーホールとは?
明鏡国語辞典によると、オーバーホールには「機械などを分解して、修理・点検すること」という意味があります。
つまり、オーバーホールとは、部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い、新品時の性能状態に近づけるべく、徹底的に修理や点検を行うということなんです。
部品単位まで分解することを初めて知ったときはビックリしました。
オーバーホールが必要な理由
オーバーホールは、使っている時計を長く大切に使うためにも必要なことなんです。
オーバーホールの目的は
時計内部の消耗パーツの交換
部品と部品の間に注油する
の2つ。
防水パッキンなどの部品は年数が経過すると劣化してしまうので交換が必要です。
また、油が劣化すると
- 精密な機械部分が摩耗してしまう
- 部品が錆びる
などが起こるので注油する必要があるのです。
オーバーホールを行うことで
未然に大きな故障を防ぐ
時計の寿命を伸ばす
不具合を早めに発見することができる
長く調子よく使うことができる
精度を保ってコンディションを維持することができる
といったことが期待できます。
腕時計について知らなかったときは、腕時計の点検や修理の方法を考えたこともありませんでした。
YouTubeでオーバーホールの作業工程を見たのですが、不器用な私にはとてもできそうにありません。
「すごいな」と感動しました。
オーバーホールの最適な期間
基本的には3~5年に一度にオーバーホールを行うと良いでしょう。
なぜなら、オイルの劣化やゴムパッキンの劣化が出始めるからです。
オーバーホールをしなかった場合、時計内部のダメージが蓄積していまい、部品の破損に繋がってしまいます。
なので、3~5年に一度はオーバーホールを行なって、時計の精度と防水性能を維持するようにしましょうね。
10年~15年くらい、修理や点検が必要ないと思っていました。
壊れてからお店に持っていけばいいと思っていたんです。
「オーバーホールの大切さ」について知ってからはきちんとオーバーホールを行っていますよ。
注意
使用頻度や使い方次第でオーバーホールに最適な年数は異なります。
例えば、使用頻度が多い場合は、オーバーホールの期間が短くなることも。
3~5年経過していなくても、不具合が見られた時点で、すぐにオーバーホールに出したほうがいいでしょう。
オーバーホールはどこでやってもらえる?
ロレックスをオーバーホールに出す場合
日本ロレックス
民間の時計修理業者
の2カ所が考えられます。
一つずつ見てみましょう。
【日本ロレックス】
日本ロレックスの正規サポートに依頼するには
東京の丸の内にあるサービスセンターに直接持ち込む
郵送で送る
の2つの方法があります。
近くにお住まいの場合は、直接持っていった方が安心でしょう。
遠かったり、行く時間がないという方は郵送をご利用ください。
私はどちらの方法も利用したことがあります。
どちらも無事オーバーホールが出来ましたよ。
日本ロレックスに依頼するメリットは
- 正規店である安心感
- 本物であるという証明になる
- 正規の部品以外は使用しない
の3つです。
正規店であれば、専門の時計技術者がオーバーホールを行いますし、部品も正規品が使われます。
また、日本ロレックスは偽物の修理は行っていないので、正規店の修理保証書があれば、本物のロレックスと言う証明にもなります。
デメリットは
- 時間がかかる
- 値段が高くなる
正規店なので仕方がないといえば仕方がないのですが、民間の時計修理業者に比べると値段が高くなってしまいます。
【民間の時計修理業者】
民間の時計業者の場合、優良な専門店を探し出す必要があります。
質の良くない業者もいるので注意が必要です。
私の友人も質の悪い時計業者に当たってしまったようで、すごく後悔していました。
私がオススメするのは、「規模が大きく、一級技能士がいる」お店です。
規模が大きいとそれだけ質の高い機械を揃えていることが多く、国家資格である「時計修理技能士」は1級であれば高い技術力を持っています。
メリットは
- 値段が安くなる
- 時間がかからない
です。
時間や費用を抑えたいという方は、民間の時計修理業者を活用しましょう。
デメリットは、業者によって質が異なることです。
自分自身で信頼できる業者を探す必要があります。
日本ロレックスと民間業者のメリットとデメリットを一覧にしてみました。
参考にしてみてくださいね。
日本ロレックス | 民間 | |
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
オーバーホールの作業工程
時計を普段使っていても、オーバーホールの作業工程を知る機会ってなかなかないですよね。
今回は、オーバーホールの作業工程も簡単にお伝えします。
オーバーホールは
- 時計の状態をチェックする
- 分解する
- 専用の機械などで洗浄を行う
- 乾かす
- 注油しながら組み直していく
- 微調整を行ったり精度をチェックする
といった作業工程で行われるんですよ。
精密な機械ですから、それぞれの工程が緻密に行われています。
「より詳しく作業工程を知りたい!」という方はYouTubeをご覧になってください。
映像で見るとわかりやすいですよ。
私は時々、YouTubeで「オーバーホールの作業工程」をボーッとしながら見ています。
YouTube
オーバーホールしないとどうなる?
そう思うかもしれませんよね。
私もそう思っていました。
オーバーホールをせずに年数が経過してしまうと、油や部品が劣化して
- 針の動きが遅れる
- 時計が止まる
といったことが起こってしまう可能性が高まります。
そして、時計の不調が起きてから修理に出そうと思っても、オーバーホールの価格が高額になってしまうんです。
未然に大きな故障を防ぐためにも、時計の寿命を伸ばすためにも、オーバーホールは定期的に行うようにしましょうね。
「面倒だから、オーバーホールしなくてもいいのかな」と思っていたら、友人が「時計を大切に長く使いたいなら、オーバーホールしておいた方がいいよ。」と教えてくれました。
オーバーホールの費用
日本ロレックスのオーバーホールの費用は、「基本技術料+交換部品代」となります。
研磨代や洗浄代は含まれています。
民間の時計修理業者は、研磨代や洗浄代が含まれていないことがありますので、気になる業者に問い合わせてみると良いでしょう。
日本ロレックスの基本技術料は以下の通りです。
モデル | 基本技術料(税込) |
デイトナ | 88,000円 |
サブマリーナー | 77,000円 |
サブマリーナー・デイト | 77,000円 |
エクスプローラーI | 77,000円 |
スカイドゥエラー | 110,000円 |
オイスターパーペチュアル | 60,500円 |
交換部品があれば、上記にプラスして2~3万円費用がかかります。
民間業者の場合は、上記の表の金額よりもそれぞれ2~3万円低くなります。
もちろん業者によって異なるので注意しましょう。
私が初めてオーバーホールをお願いしたのは「日本ロレックス」なんです。
初めて値段を知ったときは「思ったよりも高いな」と感じてしまいました。
ロレックスのオーバーホールの期間って?オーバーホール徹底解説!:まとめ
オーバーホールとは
オーバーホールが必要な理由
オーバーホールの最適な期間
オーバーホールはどこでやってもらえるか
オーバーホールの作業工程
オーバーホールをしないとどうなるのか
オーバーホールにかかる費用
についてお伝えしました。
ロレックスのオーバーホールの期間は、3~5年がオススメです。
持っているロレックスを長く使うためにも、オーバーホールをきちんと行うようにしましょうね。